<IR用語集・基礎知識> 長崎県

JaIR編集部

2007年に発足した民間団体「西九州統合型リゾート研究会」が佐世保市で誘致活動を開始し、2014年に県知事がIR誘致を表明。地方型では最大規模のテーマパーク「ハウステンボス」に隣接した約31haを候補地とし、九州全体として誘致活動を展開している。候補地はもともとハウステンボスの所有地だったが、区域認定後に佐世保市を経由し、事業者に譲渡されることが発表されている。

地理的にアジアに近く、年間300万人の集客を誇るハウステンボスの隣という立地が売り。日本を代表する軍港である佐世保港を擁し、クルーズ船の寄港も多い。また、IR誘致活動が長いこともあり、地元の合意形成が進んでいるのも大きな特徴で、県議会・市議会の9割がIRに賛成しているという。横浜市や大阪府・市に比べて認知度は低いが、北海道がIR誘致を断念した現在、和歌山県とともに地方型IRの有力候補地となっている。

2019年12月には「九州・長崎IR基本構想(案)」等に対するパブリックコメントも開始。2020年1月には大阪府・市や横浜市と同じくRFC(Request of Concept)の募集を行ない、香港のオシドリインターナショナル、オーストリアのカジノオーストリアインターナショナル(CAI)、マカオのIRに携わる長崎市のカレントの3事業者がコンセプトを提出した。

(2020年2月22日更新)