<用語集・基礎知識> IR(総合型リゾート)

JaIR編集部

IR(総合型リゾート)とは、「カジノ施設」と「観光推進に寄与する諸施設」が一体となっている民間の複合施設のこと。Integrated Resortの略。
 
カジノと一緒に、宿泊施設、劇場や水族館などのエンターテイメント施設、国際会議場や展示場といったビジネスイベント(MICE)向け施設、レストラン、ショッピングモールなどを統合して運営し、カジノの収益で他施設の採算性を担保しようというのがIRのコンセプトである。日本では、2016年12月に成立した「IR推進法」および2018年7月に成立した「IR実施法案」によって、国際観光振興、地域振興、産業振興のための公共政策に位置付けられている。
 
IRを誘致したい自治体は、政府が定めるIR整備に関する基本方針に基づきIRを設置・運営する民間事業者を選定し、国に認可申請する。観光庁が2019年9月9日から19日にかけて、全国の都道府県と政令指定都市を対象に実施したアンケート調査によれば、北海道、千葉市、東京都、横浜市、名古屋市、大阪府・市、和歌山県、長崎県の合計8団体が、IRの認定申請を予定または検討している。その後、北海道、千葉市は2021年の申請を見送っている。
 
(関連リンク)
国土交通省 2018/9/24  赤羽大臣会見要旨
https://www.mlit.go.jp/report/interview/daijin190924.html
 
観光庁説明資料 2018/5/10
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/ir_promotion/ir_kaigi/dai2/siryou1_1.pdf