コロナ渦に巻き込まれ、現地へ飛んでの視察も難しくなった2020年。JaIR流ステイホームの過ごし方として、「観るだけでIRやカジノに関する知識や空気感を吸収できる映画」を紹介しつつ、そこから学べる様々な関連情報をお届けする企画をスタートさせた。5月の連載開始から約半年、全23回、玉石混交ながら40本以上のIRとカジノに関連する映画を紹介してきた。今回は年末総集編として、これまで紹介してきた映画を地域別、テーマ別に整理して、絶対に観ておくべき10本と番外として余裕があればさらに観ておきたい数本を厳選した。映画としての評価ではなく、あくまでもIRとカジノに関する知識と空気感を得るための要素の多さだけで選ぶ、IR関連ベスト映画集だ。
1)「バグジー(1991年製作)」(連載第1回)
世界中に存在していた「ギャンブルの街」の中で、ラスベガスが突出した存在になるきっかけとなったのが、第二次世界大戦直後の1946年にオープンした「フラミンゴホテル」。これを作ったのが通称バグジーと呼ばれるニューヨークのマフィアだった男。まずはそんなバグジーの物語から…。
https://jair.report/article/323/
2)「ゴッドファーザーPARTⅡ(1974年製作)」(第6回)
誰もが思い描くマフィアのイメージを決定的に印象付けたのが、世界的な大ヒットとなったこの「ゴッドファーザー」シリーズだ。特定のモデルを持たないフィクションとして3作が作られているが、何人かのモデルとエピソードを元に作り上げられているためマフィアの世界の実態を正確に表していると言われている。マフィアがラスベガスのカジノを新たな資金源としていく過程もよくわかる。その点でいちばん描写が多いのがPARTⅡだが、できれば3本一気に観ておきたい。
https://jair.report/article/361/
3)「カジノ(1995年製作)」(第7回)
1970年代、華やかだったカジノホテル「スターダスト」を仕切っていた男をモデルにした物語。マフィア支配時代の末期の様子と、脱マフィアに向けて規制を強化していく当局との攻防が緻密に描かれている。
https://jair.report/article/371/
番外)「アビエイター(2004年製作)」(第13回)
現在のラスベガスのビジネス的な基盤を築いた伝説の大富豪ハワード・ヒューズの物語。映画業界と航空業界で大成功を収めたところまでのストーリーで、ラスベガスに関わる数年前で終わっているが、謎に包まれている彼の人となりを垣間見ることができる。
https://jair.report/article/434/
4)「エルヴィス・オン・ステージ(1970年製作)」(第11回)
1969年から1976年まで合計636公演がラスベガスの同じホテルで行われ、そのチケットはすべて完売という伝説を作り上げたエルヴィス・プレスリー。当時のライブや舞台裏の様子が記録された貴重なドキュメンタリー映画だ。
https://jair.report/article/419/
番外)「恋するリベラーチェ(2013年製作)」(第11回)
エルヴィスと同時代に常設公演を成功させていたピアニスト、リベラーチェの物語。シンプルだったエルヴィスのステージとは対照的に、豪華なセットも人気だったショーが再現されているので、それだけでも観る価値がある。上記のエルビスの回で併せて紹介している。
番外)「俺たちスーパーマジシャン(2013年製作)」(第10回)
80年代にホワイトタイガーのイリュージョンを大成功させたジークフリード&ロイを彷彿とさせるマジシャン・コンビの物語。イリュージョンをテーマにした作品「グランド・イリュージョン」の回で併せて紹介している。
https://jair.report/article/396/
健全なIR以前のラスベガスの歴史を知るBEST3
日本が目指すIRの基本はカジノの収益をベースにした健全な統合型リゾート。その原型となるアメリカのラスベガスを中心に形作られたカジノリゾートの歴史を知っておくことは極めて重要だ。まずはその観点からのBEST3。1)「バグジー(1991年製作)」(連載第1回)
世界中に存在していた「ギャンブルの街」の中で、ラスベガスが突出した存在になるきっかけとなったのが、第二次世界大戦直後の1946年にオープンした「フラミンゴホテル」。これを作ったのが通称バグジーと呼ばれるニューヨークのマフィアだった男。まずはそんなバグジーの物語から…。
https://jair.report/article/323/
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バグジー (字幕版) |
2)「ゴッドファーザーPARTⅡ(1974年製作)」(第6回)
誰もが思い描くマフィアのイメージを決定的に印象付けたのが、世界的な大ヒットとなったこの「ゴッドファーザー」シリーズだ。特定のモデルを持たないフィクションとして3作が作られているが、何人かのモデルとエピソードを元に作り上げられているためマフィアの世界の実態を正確に表していると言われている。マフィアがラスベガスのカジノを新たな資金源としていく過程もよくわかる。その点でいちばん描写が多いのがPARTⅡだが、できれば3本一気に観ておきたい。
https://jair.report/article/361/
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ゴッド・ファーザーPART2 (字幕版) |
3)「カジノ(1995年製作)」(第7回)
1970年代、華やかだったカジノホテル「スターダスト」を仕切っていた男をモデルにした物語。マフィア支配時代の末期の様子と、脱マフィアに向けて規制を強化していく当局との攻防が緻密に描かれている。
https://jair.report/article/371/
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カジノ [Blu-ray] |
番外)「アビエイター(2004年製作)」(第13回)
現在のラスベガスのビジネス的な基盤を築いた伝説の大富豪ハワード・ヒューズの物語。映画業界と航空業界で大成功を収めたところまでのストーリーで、ラスベガスに関わる数年前で終わっているが、謎に包まれている彼の人となりを垣間見ることができる。
https://jair.report/article/434/
エンターテインメントも育てたラスベガス
ラスベガスはカジノとともにエンターテインメントの街でもある。音楽のジャンルではセリーヌ・ディオンやマライア・キャリー、エルトン・ジョンらがレジデンシー・ショーと呼ばれる常設公演を成功させている。その原点となるエルヴィスとリベラーチェ、そして根強い人気のイリュージョン関連の映画もチェックしておきたい。4)「エルヴィス・オン・ステージ(1970年製作)」(第11回)
1969年から1976年まで合計636公演がラスベガスの同じホテルで行われ、そのチケットはすべて完売という伝説を作り上げたエルヴィス・プレスリー。当時のライブや舞台裏の様子が記録された貴重なドキュメンタリー映画だ。
https://jair.report/article/419/
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エルヴィス・オン・ステージ 没後30周年 メモリアル・エディション(字幕版) |
番外)「恋するリベラーチェ(2013年製作)」(第11回)
エルヴィスと同時代に常設公演を成功させていたピアニスト、リベラーチェの物語。シンプルだったエルヴィスのステージとは対照的に、豪華なセットも人気だったショーが再現されているので、それだけでも観る価値がある。上記のエルビスの回で併せて紹介している。
番外)「俺たちスーパーマジシャン(2013年製作)」(第10回)
80年代にホワイトタイガーのイリュージョンを大成功させたジークフリード&ロイを彷彿とさせるマジシャン・コンビの物語。イリュージョンをテーマにした作品「グランド・イリュージョン」の回で併せて紹介している。
https://jair.report/article/396/