長崎IR「ONE KYUSHU」参加のピクセルカンパニーズ、体操内村航平選手をアンバサダーに起用

JaIR編集部

 カジノゲーミングマシン開発販売・不動産事業のピクセルカンパニーズは、26日、体操男子個人総合でオリンピック2連覇の内村航平選手が、同社のアンバサダーに就任したことを発表した。ピクセルカンパニーズは、現在、長崎県が実施する特定複合観光施設(IR)設置運営事業の事業者公募(RFP)に対し、コンソーシアム「ONE KYUSHU」(代表企業:TTLリゾート)の1社として参加している。


自身4度目のオリンピック出場を目指す内村航平選手


 長崎県諫早市出身の内村選手は、今回の就任に対し、 「自分自身がプロ体操選手として活動していく中で、僕の故郷長崎に対し何か役に立てることは無いかと考えていたので、今回このような機会を頂き大変嬉しく思っています。長崎には素晴らしい観光資源がありますし、これを機に日本国内はもとより世界各地の数多くの方が長崎のファンになってくれたら嬉しいです。また、アスリートとしてスポーツや健康の観点から、本プロジェクトへ助言する大役もいただいています。長崎の未来に貢献したいと思います」とコメントした。

 内村選手は、オリンピック3大会(2008年北京、2012年ロンドン、2016年リオデジャネイロ)に出場し、7つのメダル(金メダル3、銀メダル4)を獲得している。現在は、2021年夏開催の東京オリンピックへの出場を目指している。

  ピクセルカンパニーズ代表取締役社長の吉田弘明氏は、「日本初のプロ体操選手であり、比類なきレジェンドアスリートである内村航平選手が、これまで積み重ねてきた輝かしい選手生活の中でずっと大切にしてきた、『スポーツを通じて故郷に、そして世の中に貢献したい』という強い想いに大いに共感し、今回のご依頼をさせて頂きました。 我々は、長崎IRへの参入に向けた挑戦を通じて、内村選手のように世界と日本、そして長崎をつなぐ架け橋となることこそが当社の使命であると感じています。我々は内村選手と手を携え、 強い志を持って長崎や九州、日本の未来に貢献する事業の展開を目指します」と述べた。

 長崎IRのRFPに対し、参加登録した事業者は、ONE KYUSHUのほか、オシドリ・コンソーシアム、カジノ・オーストリア・インターナショナル・ジャパン、カレント・グループ、NIKI Chyau Fwu(Parkview) Groupの5グループ。登録事業者は3月1日までに、第一次審査書類を提出し、この審査で5グループから3グループに絞られる。第一次審査の結果発表は3月中旬。第二次審査書類の受付期限は6月まで(予定)となっており、第二次審査結果が公表される8月(予定)に長崎IRの事業者が決定する。


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