2020年10月30日、九州地域戦略会議は九州IR推進プロジェクトチーム(九州地域戦略会議の下部組織)での検討を踏まえ、長崎県の中村法道知事から提案された「九州IR推進協議会(仮称)」の発足を承認したことを発表した。同会議に提出されたスケジュールによると、長崎県が進めるIR(統合型リゾート)の事業者選定は、約9か月遅らせることになった政府の区域整備計画の認定受付(2021年10月~2022年4月)に向けて、2021年夏の選定を目指すと明記されている。
なお、会議では、以下のような意見も出た。
●長崎県以外にも、他の地域(民間レベル)でIR誘致の動きがあるが、これらの動きが本格化した場合、本協議会に加入できるよう対応していただけるとありがたい。
●IR開業時のインバンドの効果は大きいので、九州にひとつはIRが欲しい。現時点で具体的に動いているのは長崎県だけなので、しっかりと応援していきたい。
●九州・長崎IRの強みは、官民がIR誘致に向けてまとまっていること。すばらしいことだと思う。
●九州地域戦略会議としても引き続き応援していきたい。
■九州地域戦略会議の概要
・共同議長
九州地方知事会 会長 広瀬 勝貞(大分県知事)
九州経済運合会会長 麻生 泰(麻生セメント(株)会長)
・委員
(行 制)九州地方知事会会員各県知事
(経済界)九州経済連合会会長等、九州商工会議所連合会会長等、九州経済同友会代表委員、九州経営者協会会長
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さらなる機運醸成やビジネスマッチングのスキームづくりが必要
同会議で、中村知事は「IRを活かした九州の広域連携のあり方については、九州IR推進プロジェクトチーム (九州地域戦略会議の下部組織)において検討を進めてきたところであり、九州経済界のさらなる機運醸成や、地元調達の促進に向けたビジネスマッチングのスキームづくりが必要であるとの結論に至った」と説明。「そこで、こうした役割を担う 「九州IR推進協議会 (仮称)」の発足について提案したい。 本協議会の活動内容としては、機運醸成のためのビジネスセミナーや各種イベントの開催のほか地元調達率の向上に向けたビジネスマッチングのスキームの検討を想定。その後(区域認定後)、民間団体を主体としたビジネスマッチングの本格的な取組につなげていきたいと考えている」と、ねらいを説明し、その発足が承認された。なお、会議では、以下のような意見も出た。
●長崎県以外にも、他の地域(民間レベル)でIR誘致の動きがあるが、これらの動きが本格化した場合、本協議会に加入できるよう対応していただけるとありがたい。
●IR開業時のインバンドの効果は大きいので、九州にひとつはIRが欲しい。現時点で具体的に動いているのは長崎県だけなので、しっかりと応援していきたい。
●九州・長崎IRの強みは、官民がIR誘致に向けてまとまっていること。すばらしいことだと思う。
●九州地域戦略会議としても引き続き応援していきたい。
■九州地域戦略会議の概要
・共同議長
九州地方知事会 会長 広瀬 勝貞(大分県知事)
九州経済運合会会長 麻生 泰(麻生セメント(株)会長)
・委員
(行 制)九州地方知事会会員各県知事
(経済界)九州経済連合会会長等、九州商工会議所連合会会長等、九州経済同友会代表委員、九州経営者協会会長
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