オシドリが長崎IRのRFPプロセスに異議表明 改善がなければ参加取りやめも

JaIR編集部

 Oshidori International Development合同会社(本社:長崎市、以下オシドリ)は6日、長崎県のRFPプロセスが「倫理的かつ公平公正に実施されない限り」、長崎県のRFPプロセスへの参加を取りやめると発表した。
長崎IRの予定地は、佐世保のハウステンボスと隣接するエリア ©ハウステンボス/J-19501

長崎IRの第一次審査の通過者は3者、8月に審査結果公表予定


 オシドリのプレスリリースでは、今回の声明の理由がつづられている。

「長崎県が課す制約の多くが不合理であり、現状では合理的かつ効果的な方法で事業を行うことが出来ないと言う判断に至りました。また、RFPのプロセスにおいて複数の倫理的不正の疑いが拭えない場面に遭遇しました。オシドリは清廉潔白かつ、専門性、透明性が担保された選考プロセス以外は参加を希望しないため、今回の判断に至りました。これまでに日本・長崎のIR事業において、オシドリに数々のご支援とご協力を賜りました関係各位、地域の皆さま方に心より感謝申し上げます」

 詳細については不明だが、長崎県の対応が注目される。

 長崎県のIRでは、第一次審査の結果について3者の通過者を発表しており、オシドリ以外に以下の2社が通過している。第二次審査書類の受付は既に終えており、審査結果の公表は8月の予定だ。

CASINOS AUSTRIA INTERNATIONAL JAPAN
(代表企業名:CASINOS AUSTRIA INTERNATIONAL JAPAN 株式会社)

NIKI Chyau Fwu(Parkview) Group
(代表企業名:株式会社 THE NIKI) 
  
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