ギャラクシー、テッド・チャンCOOは新年の挨拶で日本に意欲

JaIR編集部

 ギャラクシーエンターテインメントジャパン最高執行責任者(COO)、テッド・チャン氏は19日、プレスリリースで新年の挨拶を公開。「昨年末にIR(統合型リゾート)基本方針が策定され、統合型リゾートの基本的な運営ルールが確定し、統合型リゾートの実現に向けた重要な一歩」を踏み出したことを「心から歓迎」すると語った。


ギャラクシーエンターテインメントジャパン 最高執行責任者(COO)、テッド・チャン氏
 

日本にインスパイアされた、持続可能な統合型リゾートを開発していく

 ギャラクシーエンターテインメントが公開した、テッド・チャン氏の新年のあいさつは以下の通り。

「明けましておめでとうございます。昨年は、新型コロナウイルスの流行が発端となり、事業を改めて強化していくことが求められましたが、多くの方々の多大な協力により、新しい年を迎えることができました。まだ完全な終息が見えない中ではありますが、皆様のご健康と安全を心よりお祈り申し上げます。

 昨年末にIR基本方針が策定され、統合型リゾートの基本的な運営ルールが確定しました。ギャラクシー・エンターテインメント・グループ(GEG)は、統合型リゾートの実現に向けたこの重要な一歩を心から歓迎し、今後は、政府の方針に従い、各都道府県より、詳細な情報を得たうえで、更新してまいります。

 日本では逼迫する医療体制と感染者の急増を受けて、2月7日までの間、東京を含む複数の都市に緊急事態宣言が発令されました。規制が強化されるなか、経済活動への影響も懸念されています。

 GEGは、このような困難な状況下だからこそ、より一層、地域社会への貢献を意識し、事業の持続可能性を強化していく必要があると考えています。日本政府や自治体、パートナー企業、地域コミュニティの関係者の皆様と協議を重ね、日本にインスパイアされた、持続可能な統合型リゾートを開発していきます。

 GEGは、困難な時期を皆さまとともに乗り越えられるよう、新たなイノベーションを先導する気概を持って、日本市場へのコミットメントを継続してまいります」

 横浜市が公表しているRFCによると、「日本型IRの実現に関すること」への提案者は、ギャラクシーエンターテインメントジャパンのほか、ウィン・リゾーツ、ゲンティン・シンガポール、SHOTOKU、セガサミー・ホールディングス、メルコリゾーツ&エンターテインメントの名前が挙がっている。


■関連サイト
ギャラクシーエンターテインメントジャパン テッド・チャン氏、新年のあいさつ
https://www.galaxyentertainment.co.jp/news/2021/01/19/new-year-greetings-by-coo-ted-chiang/


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