<IR用語集・基礎知識> ラスベガス観光局(LVCVA)

JaIR編集部

ラスベガス観光局(Las Vegas Convention & Visitors Authority)は、カジノ、IR産業の発展のため1955年にネバダ州政府によって設立された公的組織である。ラスベガス市長含む近隣都市の職員8人と民間人6人の計14人の理事によって運営。資金は、域内のホテルから部屋数に応じて徴収された「部屋税」と、保有する施設「ラスベガス・コンベンション・センター」(※)の収益その他によって賄っている。

LVCVAの主な役割はラスベガス地域の開発、ブランディング、宣伝、送客活動などパブリシティ活動全般。また、NHL(アイスホッケー)のスポンサードのほか、NFL(アメリカンフットボール)、NBA(バスケットボール)、ラグビー、サッカー、ロデオなどさまざまなスポーツ系イベントへの協賛のほか、ラスベガス・ボールパークの命名権を持っている。

※ラスベガス・コンベンション・センター:1959年創業。総面積約27万平方メートル、総施設面積約42.7万平方メートル、展示スペース約23.2万平方メートル、北/中央/南ホールの15か所と2021年に新設された西側の展示ホール、最大225の会議室を擁する巨大な規模の施設。

関連サイト Las Vegas Convention and Visitors Authority | LVCVA