JaIRがお届けする海外版・IRニュースまとめでは1週間分の海外のIR関連記事をまとめ、毎週お届けしています(掲出日は現地時間)。今回は12月15日(水)~12月21日(火)までのIR関連記事。出典サイトは記事の文末にまとめて記載していますが、各社のSNSも情報ソースとしています。なお、1ドル=114円、1マカオパタカ=14円換算です。
2021年12月21日(火)
【アメリカ】BetMGMがフロリダ州とルイジアナ州で競馬アプリを提供開始、「重要な」市場拡大
BetMGM launches horse racing app in Florida and Louisiana; "key part" of market expansion plans
https://www.yogonet.com/international/news/2021/12/21/60707-betmgm-launches-horse-racing-app-in-florida-and-louisiana--34key-part-34-of-market-expansion-plans
スポーツ・ベッティングとエンターテインメントの大手であるBetMGMは、フロリダ州とルイジアナ州で競馬に関するモバイルアプリをiOSとAndroidの両方でリリースした。
BetMGMによると、このアプリを使用して、ユーザーは世界中の200以上のレースを観戦しながらベッティングすることができるようになる。これらの競馬場には、サンタアニタパーク(カリフォルニア州)、ガルフストリームパーク(フロリダ州)、アケダクト(ニューヨーク州)などが含まれる。
BetMGMのCEOであるアダム・グリーンブラット氏は「本日のフロリダとルイジアナでのサービス立ち上げは、BetMGMが南部の新しい顧客に対してニーズを整えたと言えます」「BetMGMの競馬アプリは、当社の市場拡大計画の重要な部分であり、2022年までの継続的な成長を加速していきます」とコメントした。
BetMGM競馬アプリは現在フロリダ、ルイジアナ、オハイオの3つの州で公開されている。
【マカオ】ウィン・マカオ社、ジャンケットルームを年末までに閉鎖
Wynn Macau Ltd confirms junket rooms shut by year-end
https://www.ggrasia.com/wynn-macau-ltd-confirms-junket-rooms-shut-by-year-end/
カジノ運営会社ウィン・マカオ・リミテッドの副会長兼最高執行責任者のリンダ・チェン氏は、同グループは年内にジャンケット業者との契約をすべて打ち切ると、地元メディアに語った。マカオ・デイリー・ニュース(マカオの地元メディア)によると、同氏はVIPゲーミング・プロモーターとの提携を終えることは「マカオの長期的かつ健全な発展に資する」とコメントした。また今後、現在のVIPルームは大衆向けの会場に姿を変えるか、他の用途に使われるだろうと言及した。
同氏の発言は、マカオのカジノ運営会社がジャンケット業者との提携を解消する意向を公言した初めてのケースとなった。12月上旬以降、マカオのゲーミング・オペレーター企業各社について、今月末までにそれぞれの施設でジャンケットルームを閉鎖すると報道されているが、企業らは今のところ、ジャンケットとの提携を解消する意向を公には示していない。
【マカオ】マカオ-香港間の検疫なし渡航 ワクチンが必須:政府
Vaccine a must for Macau-HK quarantine-free travel: govt
https://www.ggrasia.com/vaccine-a-must-for-macau-hk-quarantine-free-travel-govt/
マカオのオウヨウ・ユ(欧陽瑜)社会文化司長は、マカオと香港間の検疫なし渡航が正式に開始された場合、Covid-19のワクチン接種が必須条件になると述べた。マカオと香港は、香港と中国本土が同様の協定を結んだ場合、無検疫で旅行を再開する可能性があるという。
香港で発行されているサウスチャイナ・モーニングポスト紙によると(情報源は明らかではないとして)、1日に3,000人の香港人が無検疫で中国本土に渡航できる可能性があると報じている。渡航制限を緩和するかどうかの判断は北京に委ねられており、中国当局は最近Covid-19感染者が増加している広東省を注視していると見られている。
【カンボジア】ナガワールドのストライキ ナガコープ社、事業は「通常通り」と発表
NagaCorp says biz ‘normal’ despite strike at NagaWorld
https://www.ggrasia.com/nagacorp-says-biz-normal-despite-strike-at-nagaworld/
カンボジアの首都プノンペンのカジノであるナガワールドのオペレーターに対して労働組合は、12月18日から従業員らによるストライキを行った。
このストライキは「クメール人従業員の労働者の権利を支援する組合」により行われ、レイオフ(一時解雇)の決定を覆し、組合指導者を含む一部の労働者の再雇用を求めるものであった。
ナガワールドはCovid-19の影響により3月上旬から閉鎖し、従業員の給与の削減及び解雇を行ってきたが、9月15日に営業を再開している。
同社は18日のストライキに対して、「会社の運営と事業に影響を与えなかった」とコメントしている。
2021年12月20日(月)
【ラスベガス】CES、Covid-19原因ではなく世界的な素材(チップ)不足が出展数を妨げる
CES chief: Chip shortage, not COVID, keeping exhibitors away
https://www.8newsnow.com/news/local-news/ces-chief-chip-shortage-not-covid-keeping-exhibitors-away/
世界最大級のテクノロジーイベントの1つである、CESは2022年1月にラスベガスで開催される。2年ぶりのリアル開催となる。業界を牽引するAmazon、IBM、LG Electronics、Meta(旧称: Facebook)、Microsoft、Samsung、Sonyなどを含む2,100社を超える企業がラスベガスで直接展示を行う予定で、日本からは過去最大の52社(パビリオン内を含む)が参加する。
運営企業であるCTA社のCEOであるゲーリー・シャピロ氏は、「現時点では、Covid-19に関係する参加辞退よりも、出展者のキャンセルのほうが多く、世界的なチップ(部品・半導体などを指す)不足が主に原因となっている。製品が手に入らない、試作品ができない、などの理由で出展を見送る出展者の声も聞いている」とコメントしている。今回の展示会では、自動車セクターのトップトレンドを想定しており、他にも食品技術、宇宙技術、NFT(Non-Fungible Token、非代替性トークン)など新しいカテゴリも注目されるだろうと語った。
世界の多くの地域で新たな感染率が上昇している新しいオミクロン株のCovid-19の対策としてはネバダ州の規則に従い、参加者はワクチン接種済かつすべての展示ブースと屋内展示会場でマスク着用しての開催となる。また、Covid-19セルフ検査キットを提供する。
■CES2022
https://www.ces.tech/international.aspx
■CES出展日本企業一覧:ジェトロ(日本貿易振興機構)資料
https://www5.jetro.go.jp/newsletter/iib/2021/ces2022list.pdf
2021年12月18日(土)
【ラスベガス】ギター・ホテルは、ラスベガス・ストリップ地区での最新プロジェクトに
Guitar-shaped hotel is latest themed project for Strip
https://www.reviewjournal.com/business/business-columns/real-estate-insider/guitar-shaped-hotel-is-latest-themed-project-for-strip-2498801/
ハードロック・インターナショナル社がMGMミラージュの事業を買収したことにより、ラスベガス・ストリップ地区にある同施設は、新しくハードロックの建造物が追加され、リニューアルを行う。
同社は、ラスベガス・ストリップ地区の真ん中にギターの形をしたホテルを建設する予定であることをイメージ画像と共にSNSで紹介した。
■Hard Rock plans "massive redo" of The Mirage Las Vegas; moves forward with NYC casino project
https://www.yogonet.com/international/news/2021/12/15/60624-hard-rock-plans--34massive-redo-34-of-the-mirage-las-vegas-moves-forward-with-nyc-casino-project
2021年12月21日(火)
【アメリカ】BetMGMがフロリダ州とルイジアナ州で競馬アプリを提供開始、「重要な」市場拡大
BetMGM launches horse racing app in Florida and Louisiana; "key part" of market expansion plans
https://www.yogonet.com/international/news/2021/12/21/60707-betmgm-launches-horse-racing-app-in-florida-and-louisiana--34key-part-34-of-market-expansion-plans
スポーツ・ベッティングとエンターテインメントの大手であるBetMGMは、フロリダ州とルイジアナ州で競馬に関するモバイルアプリをiOSとAndroidの両方でリリースした。
BetMGMによると、このアプリを使用して、ユーザーは世界中の200以上のレースを観戦しながらベッティングすることができるようになる。これらの競馬場には、サンタアニタパーク(カリフォルニア州)、ガルフストリームパーク(フロリダ州)、アケダクト(ニューヨーク州)などが含まれる。
BetMGMのCEOであるアダム・グリーンブラット氏は「本日のフロリダとルイジアナでのサービス立ち上げは、BetMGMが南部の新しい顧客に対してニーズを整えたと言えます」「BetMGMの競馬アプリは、当社の市場拡大計画の重要な部分であり、2022年までの継続的な成長を加速していきます」とコメントした。
BetMGM競馬アプリは現在フロリダ、ルイジアナ、オハイオの3つの州で公開されている。
【マカオ】ウィン・マカオ社、ジャンケットルームを年末までに閉鎖
Wynn Macau Ltd confirms junket rooms shut by year-end
https://www.ggrasia.com/wynn-macau-ltd-confirms-junket-rooms-shut-by-year-end/
カジノ運営会社ウィン・マカオ・リミテッドの副会長兼最高執行責任者のリンダ・チェン氏は、同グループは年内にジャンケット業者との契約をすべて打ち切ると、地元メディアに語った。マカオ・デイリー・ニュース(マカオの地元メディア)によると、同氏はVIPゲーミング・プロモーターとの提携を終えることは「マカオの長期的かつ健全な発展に資する」とコメントした。また今後、現在のVIPルームは大衆向けの会場に姿を変えるか、他の用途に使われるだろうと言及した。
同氏の発言は、マカオのカジノ運営会社がジャンケット業者との提携を解消する意向を公言した初めてのケースとなった。12月上旬以降、マカオのゲーミング・オペレーター企業各社について、今月末までにそれぞれの施設でジャンケットルームを閉鎖すると報道されているが、企業らは今のところ、ジャンケットとの提携を解消する意向を公には示していない。
【マカオ】マカオ-香港間の検疫なし渡航 ワクチンが必須:政府
Vaccine a must for Macau-HK quarantine-free travel: govt
https://www.ggrasia.com/vaccine-a-must-for-macau-hk-quarantine-free-travel-govt/
マカオのオウヨウ・ユ(欧陽瑜)社会文化司長は、マカオと香港間の検疫なし渡航が正式に開始された場合、Covid-19のワクチン接種が必須条件になると述べた。マカオと香港は、香港と中国本土が同様の協定を結んだ場合、無検疫で旅行を再開する可能性があるという。
香港で発行されているサウスチャイナ・モーニングポスト紙によると(情報源は明らかではないとして)、1日に3,000人の香港人が無検疫で中国本土に渡航できる可能性があると報じている。渡航制限を緩和するかどうかの判断は北京に委ねられており、中国当局は最近Covid-19感染者が増加している広東省を注視していると見られている。
【カンボジア】ナガワールドのストライキ ナガコープ社、事業は「通常通り」と発表
NagaCorp says biz ‘normal’ despite strike at NagaWorld
https://www.ggrasia.com/nagacorp-says-biz-normal-despite-strike-at-nagaworld/
カンボジアの首都プノンペンのカジノであるナガワールドのオペレーターに対して労働組合は、12月18日から従業員らによるストライキを行った。
このストライキは「クメール人従業員の労働者の権利を支援する組合」により行われ、レイオフ(一時解雇)の決定を覆し、組合指導者を含む一部の労働者の再雇用を求めるものであった。
ナガワールドはCovid-19の影響により3月上旬から閉鎖し、従業員の給与の削減及び解雇を行ってきたが、9月15日に営業を再開している。
同社は18日のストライキに対して、「会社の運営と事業に影響を与えなかった」とコメントしている。
2021年12月20日(月)
【ラスベガス】CES、Covid-19原因ではなく世界的な素材(チップ)不足が出展数を妨げる
CES chief: Chip shortage, not COVID, keeping exhibitors away
https://www.8newsnow.com/news/local-news/ces-chief-chip-shortage-not-covid-keeping-exhibitors-away/
世界最大級のテクノロジーイベントの1つである、CESは2022年1月にラスベガスで開催される。2年ぶりのリアル開催となる。業界を牽引するAmazon、IBM、LG Electronics、Meta(旧称: Facebook)、Microsoft、Samsung、Sonyなどを含む2,100社を超える企業がラスベガスで直接展示を行う予定で、日本からは過去最大の52社(パビリオン内を含む)が参加する。
運営企業であるCTA社のCEOであるゲーリー・シャピロ氏は、「現時点では、Covid-19に関係する参加辞退よりも、出展者のキャンセルのほうが多く、世界的なチップ(部品・半導体などを指す)不足が主に原因となっている。製品が手に入らない、試作品ができない、などの理由で出展を見送る出展者の声も聞いている」とコメントしている。今回の展示会では、自動車セクターのトップトレンドを想定しており、他にも食品技術、宇宙技術、NFT(Non-Fungible Token、非代替性トークン)など新しいカテゴリも注目されるだろうと語った。
世界の多くの地域で新たな感染率が上昇している新しいオミクロン株のCovid-19の対策としてはネバダ州の規則に従い、参加者はワクチン接種済かつすべての展示ブースと屋内展示会場でマスク着用しての開催となる。また、Covid-19セルフ検査キットを提供する。
https://www.ces.tech/international.aspx
■CES出展日本企業一覧:ジェトロ(日本貿易振興機構)資料
https://www5.jetro.go.jp/newsletter/iib/2021/ces2022list.pdf
2021年12月18日(土)
【ラスベガス】ギター・ホテルは、ラスベガス・ストリップ地区での最新プロジェクトに
Guitar-shaped hotel is latest themed project for Strip
https://www.reviewjournal.com/business/business-columns/real-estate-insider/guitar-shaped-hotel-is-latest-themed-project-for-strip-2498801/
ハードロック・インターナショナル社がMGMミラージュの事業を買収したことにより、ラスベガス・ストリップ地区にある同施設は、新しくハードロックの建造物が追加され、リニューアルを行う。
同社は、ラスベガス・ストリップ地区の真ん中にギターの形をしたホテルを建設する予定であることをイメージ画像と共にSNSで紹介した。
https://www.yogonet.com/international/news/2021/12/15/60624-hard-rock-plans--34massive-redo-34-of-the-mirage-las-vegas-moves-forward-with-nyc-casino-project