【海外版・11/17~11/23 IR記事まとめ】シカゴ市の都市型カジノ公募 RFP提案内容を公表 (2/2)

JaIR編集部


2021年11月18日(木)

【ラスベガス】シーザーズ、2022年にWSOP(ポーカー大会)をストリップ地区に会場を移して開催予定 バリーズとパリラスベガスへ 

CAESARS MOVES WSOP TO BALLY'S AND PARIS LAS VEGAS IN 2022, FIRST TIME ON THE STRIP
https://www.yogonet.com/international/news/2021/11/18/60275-caesars-moves-wsop-to-bally-39s-and-paris-las-vegas-in-2022--first-time-on-the-strip

シーザーズ・エンターテインメントは、2022年のWSOP(ワールドシリーズオブポーカー)を、来年、5月31日から7月19日の期間で開催し、通常の夏季日程に戻ることを発表した。

また、これまでリオ・オールスイートホテル&カジノ(ストリップ地区の中心地から大通りを挟んで西側エリア)で17年間開催してきたが、ストリップ地区の中心地へ会場を移す。新会場はバリーズとパリラスベガスとなる。


【ラスベガス】第57回カントリー・ミュージック・アワードのアカデミー賞授与式は、来年、アレジアント・スタジアムで開催

ACADEMY OF COUNTRY MUSIC AWARDS RETURNING TO LAS VEGAS
https://www.reviewjournal.com/entertainment/entertainment-columns/kats/academy-of-country-music-awards-returning-to-las-vegas-2480532/

アカデミー・オブ・カントリー・ミュージック・アワードは、2022年3月7日にアレジアント・スタジアムで行われることが発表された。これまではT‐モバイル・アリーナで開催されていた。

今年のアカデミー賞音楽イベントは、米国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、英国のAmazonプライムビデオでストリーミングされる。主要なアワードショーが独占ライブストリーミングされるのは初めてとなる。
2020年にオープンしたアレジアント・スタジアムはラスベガスを代表する会場になった
■Academy of Country Music Awards coming to Allegiant Stadium in Las Vegas
https://www.ktnv.com/news/academy-of-country-music-awards-coming-to-allegiant-stadium-in-las-vegas


【アメリカ】ニュージャージー州のスポーツ・ベッティング 10月に13億ドルを売上、単独州で全国トップに

New Jersey smashes its own national sports betting record in October with $1.3B
https://www.yogonet.com/international/news/2021/11/18/60262-new-jersey-smashes-its-own-national-sports-betting-record-in-october-with--13b

ニュージャージー州の、スポーツ・ベッティングにおける取引額は10月に13億ドル(約1,484億円)に達し、国内各州の記録を上回り単月においてトップとなった。オンラインによるベッティングが約12億ドル(約1,369億円)となった。また、合法化後の10ヶ月では、州は85億ドル(約9,703億円)相当のスポーツ・ベッティング収益を獲得したと伝えている。

10月に同州で行われたスポーツ・ベッティング収益の半分以上は、ニューヨーク市のすぐ横にあるラザフォード東部のメドーランズ競馬場であった。今後、ニュージャージー州には、隣接する州であるニューヨーク州の来年2月のスーパーボウル(アメリカンフットボールの最高の大会であり、アメリカ最大のスポーツイベント)に向けたスポーツ・ベッティング合法化の動きも影響すると予想される。


【マカオ】マカオ政府は10月のゲーミング税で2億8700万ドルを徴収 カジノGGRの低迷により、財政的な準備に

Macau turns to financial reserve due to low casino
https://www.ggrasia.com/macau-turns-to-financial-reserve-due-to-low-casino-ggr/

マカオ政府は、今年10月にゲーミング産業から23億マカオパタカ(約328億円)強の税収を集めて、9月の17.7億マカオパタカ(約251億円)と比較し29.9%増となった。マカオのカジノのゲーミング総収入(GGR)は、9月の58.8億マカオパタカ(約836億円)に比べ、10月は前月比25.8%減の43.7億マカオパタカ(約621億円)であった。なお、マカオのカジノでは、GGRが計上された時点と税金がマカオ政府に登録される時点との間には、通常、遅延が生じ乖離がある。

今年の1月から10月の期間で、マカオ政府が徴収したゲーミング税は約295.4億マカオパタカ(約4,201億円)で、前年同期比で21.3%増となった。10月のゲーミング税の徴収により、マカオ政府は現在の予算計画に基づき、2021年通年で達成するとしていた500.1億マカオパタカ(約7,112億円)のうち59.1%となった。

マカオ政府は、市のゲーミング産業からの税収の不足を補うため、再び財政準備金を設定する。改訂された予算案では、財政準備金から割り当てられた資金の63.4億マカオパタカ(約901億円)の増加を規定した。

■Macau govt collected US$287mln from Oct gaming tax
https://www.ggrasia.com/macau-govt-collected-us287mln-from-oct-gaming-tax/


【マカオ】グランド・リスボア・パレスの高級宿泊施設タワーが12月3日にオープン

Karl Lagerfeld Hotel at Grand Lisboa Palace to open Dec 3
https://www.ggrasia.com/karl-lagerfeld-hotel-at-grand-lisboa-palace-to-open-dec-3/

SJMホールディングスが390億香港ドル(約5,715億円)を投資しマカオのコタイ地区に進出したグランド・リスボア・パレスは、今年7月30日に第1フェーズとして自社ブランドのグランド・リスボア・パレス・マカオホテルの300室の客室、レストラン、イベント用スペースを開業している。

今回、同リゾートに第2フェーズとなる20階建ての高級宿泊施設タワー「カール・ラガーフェルド・ホテル」が開業するにあたり、12月3日からの宿泊予約を開始した。

グランド・リスボア・パレスは、シャネルやフェンディなどのファッションブランドのクチュールとして活躍した、世界で最も有名なデザイナーの1人である故ラガーフェルド氏によってはじめて設計されたホテルである。彼は2019年2月にフランスのパリで亡くなった。


2021年11月17日(水)

【ラスベガス】MGMリゾーツ、ワクチン未接種の従業員のCovid-19検査自己負担費用を2倍に

MGM more than doubles cost for COVID-19 tests for unvaccinated employees
https://www.yogonet.com/international/news/2021/11/17/60260-mgm-more-than-doubles-cost-for-covid19-tests-for-unvaccinated-employees

ラスベガスで最大級の雇用主でもあるMGMリゾーツは、雇用に関するCovid-19ワクチン接種について新しい方針を発表した。ワクチン未接種の従業員は、11月22日より自社カジノ施設にて行われるCovid-19陽性検査に対し38ドル(約4,300円)の支払いが必要となる。

検査の金額は以前、7月に発表された同社の方針である15ドル(1,700円)の自己負担費用から増加した。同社では現在84%がワクチン接種を受けているが、新しく雇用されるパートに対しては接種を受ける必要があるとしている。


【マカオ】カジノゲーミング・サプライヤー パンデミック前のGGRレベル回復は2023年と予想

Casino suppliers say Macau GGR maybe pre-crisis level, 2023
https://www.ggrasia.com/casino-suppliers-say-macau-ggr-maybe-pre-crisis-level-2023/

マカオのカジノゲーミング・サプライヤーらの集う業界会議(オンラインで開催)において、ゲーム機器会社の幹部らが、マカオのカジノの総ゲーミング収益(GGR)は、パンデミック前のレベルに回復するのは2023年になる可能性があると述べた。

政府のデータによると、スロットマシンにおけるマカオのGGRは、2021年の1月から9月までの期間において35億7,000万マカオパタカ(約507億円)で、パンデミック前の通年取引である2019年の112億7,000万マカオパタカ(約1,602億円)と比較し、68.3%減少している。

カジノ機器メーカーである、アリストクラット・レジャー社は、訪問者数やマカオのカジノビジネスが大きく改善するのは、2022年では早すぎるかもしれないと述べた。中国本土からのインバウンド・パッケージツアーや、個人旅行者向けのe-VISA(電子ビザ)に対する規制が続くと考えている。また、来年2月に北京で開催される冬季オリンピックや、2022年11月に開催される中国共産党第20回全国代表大会を控えていることも、中国当局が国境を越えた移動に対して保守的になる理由の一つであるとコメントした。


<出典サイト>
Las Vegas Review-Journal
https://www.reviewjournal.com/

GGRAsia
https://www.ggrasia.com/

yogonet
https://www.yogonet.com/

KTNV Las Vegas
https://www.ktnv.com/