【海外版・10/20~10/26 IR記事まとめ】マカオのカジノ法改正準備が進む パブリックコメントの実施完了 (2/2)

JaIR編集部

2021年10月21日(木)

【ラスベガス】イーロン・マスク氏のラスベガス・ループ、ストリップ地区の拡張計画が承認

Elon Musk's Vegas transit loop cleared for expansion to connect Strip, key venues
https://www.yogonet.com/international/noticias/2021/10/21/59850-elon-musks-vegas-transit-loop-cleared-for-expansion-to-connect-strip-key-venues

ボーリングカンパニー社のループシステムは現在、合計29マイル(46キロメートル)、51ステーションが承認されている。今回、ストリップ地区での拡張承認を得て一度に約700台のテスラ車がラスベガス・ループ・システムを走り、1時間あたり約57,000人の輸送を行うことが推定される。ラスベガス観光局CEOのスティーブ・ヒル氏は、「ベガス・ループの拡張は、地域の流れを変える可能性がある」とコメントしている。

このプロジェクトは数年後に完成する計画だ。最終的には自動運転が可能なテスラ車を使用する。ラスベガス・ループには、各カジノ施設やアレジアント・スタジアム、ネバダ大学ラスベガス校(UNLV)などの停留所(駅)が設けられる予定で、この先の計画ではマッカラン国際空港にも接続する。
ネバダ州クラーク郡がツイッターで、ラスベガス・ループの路線図を投稿した
■The Boring Company - VEGAS LOOP
https://www.boringcompany.com/vegas-loop


【アメリカ】シーザーズ社、2025年に向けダイバーシティと包括目標を掲げたCSR報告書を発行

Caesars issues CSR report with diversity and inclusion targets for 2025
https://www.yogonet.com/international/noticias/2021/10/21/59855-caesars-issues-csr-report-with-diversity-and-inclusion-targets-for-2025

シーザーズ・エンターテインメントは2020-2021年のCSR(企業の社会的責任)報告書を発表した。

報告書では、世界的なパンデミック禍におけるチームメンバーとコミュニティへの対応について、CDP(気候変動など環境分野に取り組む国際NGO)から評価された気候変動と水の安全保障への取り組みについて、また、NFL(プロアメリカンフットボールリーグ)との複数年にわたるパートナーシップについては責任あるゲームへの継続的な取り組みを反映したものであると強調した。

本報告書は、同社の環境・社会・ガバナンス(ESG)に関する実績も紹介している。また、 雇用主、企業、多様なエンターテインメントのリーダーとしてのシーザーズ社の進歩を、7つの主要分野-ダイバーシティ、エクイティ、インクルージョン(DEI)/社会的影響/環境/スポーツを通じた拡大/顧客満足に向けた施設増資/レスポンシブル・ゲーミング(アンバサダー等の活動紹介)/測定可能なガバナンス -として紹介している。

シーザーズ・エンターテインメントのCEOであるトム・リーグ氏は、「2020年7月のエルドラド・リゾーツ社による買収によって新生シーザーズ・エンターテインメントは、将来に向け強固な基盤を築きました」「当社は、CSR計画のすべての主要分野で大きな進展を遂げ、全社で約5万人のチームメンバーにとって、より良い環境をつくることができました」とコメントした。

シーザーズ・エンターテインメントのCSRは、2025年に向けての取り組みとして報告された
■CRS report
https://caesars-corporate.s3.us-west-2.amazonaws.com/2020-2021+Caesars+CSR+Report.pdf


【マカオ】サンズ・チャイナ 第3四半期は4億2300万ドル(約482億円)の赤字、EBITDAは黒字

Sands China posts US$423mln 3Q loss, positive EBITDA
https://www.ggrasia.com/sands-china-posts-us423mln-3q-loss-positive-ebitda/

マカオのカジノ運営会社であるサンズ・チャイナは、パンデミック関連の規制が高まったとして、第3四半期(9月30日までの3ヶ月間)に4億2,300万ドル(約482億円)の純損失を計上した。2021年第2四半期の1億6,600万ドル(約189億円)の損失だった。前年同期の5億6,200万ドル(約641億円)の損失と比較すると改善されている。

親会社である米国のラスベガス・サンズ社が発表した決算資料によると、同社は2021年第3四半期の金利・税金・減価償却・償却前利益(EBITDA)を黒字化した。

ラスベガス・サンズの会長兼最高経営責任者であるロバート・ゴールドスタイン氏は、「パンデミック関連の規制強化は当四半期の業績に影響を与えたものの、各市場でプラスのEBITDAを生み出すことができました」「当社は、各市場における旅行・観光支出の最終的な回復を確信しています」とした上で「マカオとシンガポールでは、パンデミックに関連した渡航規制により、引き続き訪問者数が制限されており、現在の業績に影響を与えています」と述べた。


【マカオ】マカオ9月の訪問者数は62万9,000人、前月比54%増

Macau Sept visitor arrivals at 629k, up 54pct sequentially
https://www.ggrasia.com/macau-sept-visitor-arrivals-at-629k-up-54pct-sequentially/

マカオ統計局が発表したデータによると、9月のマカオの訪問者数は62万9,085人となり、前月比、年間比較で2桁の伸びとなった。これは、「月の大半」主に前半に旅行規制が緩和されたことによるものだ。9月の訪問者数は、8月に比べて53.7%増、前年同月比で40.1%増となった。

マカオでは、9月下旬以降、新たなCovid-19感染者が確認されたことを受けて、再び渡航制限が行われた。この制限には、中国珠海市当局による、マカオからの旅行者に対する強制検疫(4日間)が含まれていたが、10月19日にようやく解除された。


<出典サイト>
Las Vegas Review-Journal
https://www.reviewjournal.com/

Yogonet
https://www.yogonet.com/international/

GGRAsia
http://www.ggrasia.com/

NEWS 3LV
https://news3lv.com

The Drone Racing League
https://thedroneracingleague.com/

The Boring Company 
https://www.boringcompany.com/