【海外版・9/29~10/5 IR記事まとめ】ラスベガスの新カジノ計画「ムーン・ワールド・リゾート」が公開 (1/2)

JaIR編集部

 JaIRがお届けする海外版・IRニュースまとめでは1週間分の海外のIR関連記事をまとめ、毎週お届けしています(掲出日は現地時間)。今回は9月29日(水)~10月5日(火)までのIR関連記事。出典サイトは記事の文末にまとめて記載していますが、各社のSNSも情報ソースとしています。なお、1ドル=111円、1マカオパタカ=13円換算です。

2021年10月5日(火)

【ラスベガス】米国ドラフトキングス社がラスベガスオフィスを拡張 本社に次ぐ規模

DraftKings expands with a new Las Vegas office, 2nd largest in the US
https://www.yogonet.com/international/noticias/2021/10/05/59610-draftkings-expands-with-a-new-las-vegas-office-2nd-largest-in-the-us

ファンタジー・スポーツおよびスポーツ・ベッティング・オペレーター大手である、ドラフトキングス社のラスベガスオフィス拡張が発表された。ボストンに本社に次ぐ規模のオフィスとなる予定だ。Matter Real Estate Groupがラスベガス南西部に4億ドル(約447億円)を投じて建設する複合施設に2022年初頭にオフィスとして入居する。9万平方フィート(8,361平方メートル)の敷地で1,000人以上を雇用することが見込まれている。

同社は2020年1月にラスベガスにオフィスを開設して以来、売上400%成長を遂げている。


【アメリカ】ゲーミング産業企業のCEOは今後の業界成長に前向きである AGA

Gaming CEOs Bullish on Future Industry Growth
https://www.americangaming.org/new/gaming-ceos-bullish-on-future-industry-growth/

アメリカン・ゲーミング協会(AGA)が新たに発表した「ゲーミング企業CEOによる今後の展望」によると、AGAの会員である企業のCEOらの約半数が2022年に向けて、ビジネス状況の改善を期待しており、業界の成長拡大に自信を持っているという。また、アンケートに参加したCEOらの回答では、新規雇用(71%)、賃金上昇(63%)、設備投資(39%)の増加を見込んでおり、前向きな姿勢を示した。

AGAの会長兼CEOであるビル・ミラー氏は、「AGAが初めて発表したゲーミング企業CEOたちの見通しは、我々の回復の強さと、我々が提供するワールドクラスのエンターテインメントに対する消費者の需要を反映しています」「この有望な見通しは、当社の技術革新の上に成り立っていますが、多くの業界と同様に、サプライチェーンや労働者の不足により、完全な回復が遅れています」と語った。

このアンケートは2021年第3四半期の調査で、2021年8月16日から9月14日にかけて実施され、アメリカの代表的なゲーミング・カジノ事業者の合計24名のエグゼクティブから回答を得たという。
アメリカン・ゲーミング協会(AGA)が新たに発表した「ゲーミング企業CEOによる今後の展望」
■Gaming CEO Outlook-the American Gaming Association (AGA).
https://www.americangaming.org/wp-content/uploads/2021/10/2021-Gaming-CEO-Outlook-Report-Final.pdf


【マカオ】マカオのノンゲーミング・エンターテインメント施設 10月6日から一時閉鎖に

Macau non-gaming entertainment venues to close from Oct 6
https://www.ggrasia.com/macau-non-gaming-entertainment-venues-to-close-from-oct-6/

マカオの法令に基づく行政長官の発令により、マカオのノンゲーミング・エンターテインメント施設が10月6日から一時閉鎖となる。営業停止の期間は明記されていない。

閉鎖の対象となる施設は、映画館、劇場、屋内遊戯場、ゲームセンター、インターネットカフェ、ビリヤード場などで、市内のゲーミング会社が運営するカジノ・リゾート施設のスパ、ジム、美容室、プール、ラウンジ、バー、およびケータリングレストラン店舗も閉鎖される予定だ。


【マカオ】マカオのゲーミング法に関する公聴会 2セッションが中止

Covid sees 2 public sessions on Macau gaming law cancelled
https://www.ggrasia.com/covid-sees-2-public-sessions-on-macau-gaming-law-cancelled/

マカオのカジノ規制当局は、今回のCovid-19感染症の発生を理由に10月9日に予定されていた、市のマカオゲーミング法改正案に関する一般公開の公聴会を中止した。全4回の一般公聴会のうち、9月29日に引き続き、2セッション目の中止となる。

マカオ政府の経済・財務長官であるレイ・ワイノン氏は、地元メディアに対し、政府は協議プロセスを延長する予定はないが、書面で意見を提出できると付け加えた。

この協議は9月20日にゲーミング業界の代表者を対象とし開催された。その後一般市民を対象とした公聴会を4回予定していた。政府は先月発表したスケジュールに基づき、3回目以降を10月13日と10月19日に開催する予定だ。


【韓国】グランド・コリア 9月のカジノ売上高は前月比7%増

Grand Korea casino sales up 7pct m-o-m in September
https://www.ggrasia.com/grand-korea-casino-sales-up-7pct-m-o-m-in-september/

韓国で外国人専用のカジノを運営するグランド・コリア・レジャー社の9月のカジノ売上高は、前月比7%増の94億2,000万ウォン(約8億円)で、前年同月比では0.1%の微増となった。

韓国証券取引所に上場しているグランド・コリア・レジャーは、韓国観光公社の子会社であり、同公社は韓国文化体育観光部に属しており「セブンラック」ブランドで、韓国国内に3つの外国人専用カジノ(首都のソウルに2軒、釜山に1軒)を運営している。


【韓国】パラダイス社 9月の決算を発表し、カジノの収益が前月比84%減

Paradise Co revenue down 84% in September
https://focusgn.com/asia-pacific/paradise-co-revenue-down-84-in-september

韓国で外国人専用カジノを運営するパラダイス社は、9月のカジノ収益が前月比84%減の95.5億ウォン(約9億円)になったと発表した。 前年同期比では53.6%減の収益となった。

2021年1月~9月の収益は1,887億1,000万ウォン(約177億円)で、2,610億4,000万ウォン(約244億円)に達した2020年の同時期と比較して27.7%減となった。


2021年10月4日(月)

【ラスベガス】グローバル・ゲーミング・エキスポ(G2E)、2年ぶりに対面イベントでラスベガス開催

G2E returns as an in-person event to Las Vegas after two-year hiatus
https://www.yogonet.com/international/noticias/2021/10/04/59588-g2e-returns-as-an-in-person-event-to-las-vegas-after-two-year-hiatus

グローバル・ゲーミング・エキスポ(G2E)が、10月4~7日の期間、ラスベガスのベネチアン・エキスポで開催される。ゲーミング業界の大規模な展示会で、最新のスロット、テーブルゲーム、ゲーミング関連の展示や、カンファレンスが直接対面で実現する。

すべてのゲストは、ワクチン接種の証明書を提示する必要がある。パンデミック前ほどの来場者数(例年のG2Eへの来場者は27,000人)は期待できないが、2年振りのラスベガスでの開催となるためゲーミング業界はこのエキスポの復活を非常に楽しみにしているという。6日には、MGMリゾーツ社、ウィン・リゾーツ社、ハードロック・インターナショナル社のCEOが、セッションを行う。
グローバル・ゲーミング・エキスポ(G2E)は10月4~7日の期間、ラスベガスのベネチアン・エキスポで開催
 
【ラスベガス】マジカルフォレストが30周年 今年は開催に

Magical Forest returns to Opportunity Village for their 30th season
https://news3lv.com/news/local/magical-forest-returns-to-opportunity-village-for-their-30th-season

ラスベガスの地元住民に人気の高いクリスマス、ホリデーシーズンのアトラクションの1つである、マジカルフォレスト(イルミネーションイベント)の今季開催が決まった。ラスベガスのオポチュニティビレッジで30周年記念開催となる。昨年は、Covid-19パンデミックの影響で中止となっていた。

同所ではHallOVeen(ハロウィーンイベント)が10月8日から10月31日まで開催、その後マジカルフォレストは11月26日から2022年1月2日に続いて開催される。


【マカオ】マカオ、新たに4件のCovid-19症例、住民の大規模検査を開始

Macau confirms four new Covid cases, starts mass testing
https://www.ggrasia.com/macau-confirms-new-covid-case-starts-again-mass-testing/

10月4日、マカオでは新たに4件のCovid-19症例が報告され、8月と9月下旬と同様に3回目となる市の全住民を対象とした3日間にわたる集団検査を開始した。また、マカオと隣接する中国の広東省珠海市との間で提案されていた越境規制の緩和は「中止」となった。

感染者の報告があったSJMホールディングスがカジノ運営する「グランド・エンペラー・ホテル」と、ノンゲーミングの「ビクトリア・ホテル」を閉鎖した。同様にサンズ・チャイナが運営する「サンズ・マカオ」についても、閉鎖を検討中であるという。

中国の連休を前にマカオと珠海の当局は、検疫を終了する予定であったが、緩和措置は中止された。14日間の検疫は今後通知があるまで継続される。

マカオでの新しいCovid-19感染例は、10月1日の中国建国記念日を含む休暇期間中のマカオ観光需要を弱めている。マカオ市の公安警察の公式データによると、中国の大型連休の初日から2日間の間にマカオに到着した訪問者はわずか3,122人で、前年同期から91.6%減少した。

■Zhuhai quarantine for Macau remains beyond 12pm today
https://www.ggrasia.com/zhuhai-quarantine-for-macau-remains-beyond-12pm-today/

■Macau to test 10 people for Covid after new positive sample
https://www.ggrasia.com/macau-to-test-10-people-for-covid-after-new-positive-sample/


【シンガポール】10月6日より国際便での旅行者の検疫を一部緩和

S’pore reducing quarantine for some travellers Oct 6
https://www.ggrasia.com/spore-to-cut-quarantine-time-for-some-travellers-by-oct-6/

10月6日より、シンガポールでは外国人旅行者の検疫期間を14日から10日に短縮する(この検疫は現地では「ステイホーム・ノーティス、SHN」と呼称されており、行動は制限されるものの隔離処置ではない)。

シンガポールでは、国際便での旅行者のCovid-19リスクとして、最も懸念の少ない「カテゴリーI」から、最もリスクの高い「カテゴリーIV」までのランク付けを国別で行っている。

シンガポール当局は10月6日より、チェコ共和国、デンマーク、フランス、フィンランド、イタリア、日本、ルクセンブルク、マルタ、オランダ、ポルトガル、スペイン、スウェーデンからの渡航者をカテゴリーIIのリストに掲載する。シンガポール到着前の14日間にこれらの国にのみ滞在していた旅行者は、シンガポール入国時7日間の検疫のみ対象となる。

また、「ワクチン接種済み旅行者専用レーン」の取り組みを行い、ブルネイとドイツからのワクチン接種済みの旅行者は、検疫措置が免除される。


【フィリピン】マニラのカジノはいまだ閉鎖中 レベル4のロックダウンは10月15日まで

Manila casino says still shut, Level 4 lockdown to Oct 15
https://www.ggrasia.com/manila-casino-says-still-shut-level-4-lockdown-now-to-oct-15/

フィリピン政府によると、マニラ首都圏は少なくとも10月15日まで、当国で2番目に厳しいCovid-19対策レベルを継続すると発表した。