2021年5月13日(木)
【ラスベガス】MGMリゾーツ ストリップ地区カジノは100%キャパシティ、社会的距離制限も撤廃へ
MGM Resorts casinos on Vegas Strip return to 100% occupancy and no social distancing
https://www.yogonet.com/international/noticias/2021/05/13/57600-mgm-resorts-casinos-on-vegas-strip-return-to-100por_ciento-occupancy-and-no-social-distancing
MGMリゾーツ・インターナショナル従業員ワクチン接種率が80%に達したことを受けて、ネバダ州ゲーミング管理委員会は、同社のラスベガス・ストリップ地区にあるホテル内のゲーミングフロア占有率を100%に戻すことと、社会的距離の解除を承認したと発表した。
これらは、ゲーミングフロアにのみ適用される。レストラン、プール、その他のノンゲーミング・エリアやアクティビティでは、現行の80%キャパシティ制限と社会的距離制限が引き続き適用される。
【ラスベガス】シーザーズ社、ラスベガス全リゾートのカジノがフル稼働へ
Caesars returning to full capacity on all Las Vegas resort gaming floors
https://www.yogonet.com/international/noticias/2021/05/13/57604-caesars-returning-to-full-capacity-on-all-las-vegas-resort-gaming-floors
ネバダ州ゲーミング管理局により、シーザーズのラスベガスすべての物件についても、9施設すべてのカジノフロアが占有率100%の制限解除となった。
【マカオ】ギャラクシー社の第1四半期EBITDAは1億1,000万ドル(約120億円) 収益は横ばい
Galaxy Ent posts US$111mln 1Q EBITDA, on flat revenue
https://www.ggrasia.com/galaxy-ent-posts-us111mln-1q-ebitda-on-flat-revenue/
マカオのカジノ運営会社であるギャラクシー・エンターテインメントは、第1四半期の調整後EBITDA(利払い・税金・減価償却・償却前利益)を発表した。前年同期比で203.5%増の8億5,900万香港ドル(約121億円)、前四半期比で15%減となった。
収益は51億香港ドル(約719億円)を報告し、前年同期比で0.5%増加したが、2020年第4四半期からは横ばいとなった。純ゲーミング収入は、前年同期比4.7%減の約38億6,000万香港ドル(約542億円)、前四半期比では5.6%増であった。
ギャラクシー・エンターテインメントは、マカオのコタイ地区にある旗艦カジノリゾート「ギャラクシー・マカオ」、マカオ半島にあるグループのメイン会場「スターワールド・ホテル」、ギャラクシー・マカオの隣のマスマーケット向け施設「ブロードウェイ・マカオ」を運営している。
■関連記事
ギャラクシーが第1四半期の業績とマカオの第3・4フェーズの開発について発表(JaIR編集部)
https://jair.report/article/637/
【香港・マカオ】サミット・アセント、香港MSCIマイクロキャップの正式銘柄へ
Summit Ascent to be included in MSCI HK Micro Cap Index
https://www.ggrasia.com/summit-ascent-to-be-included-in-msci-hk-micro-cap-index/
サミット・アセントHD(ロシアのウラジオストクにある、ティグレ・デ・クリスタル・カジノリゾートを運営)は、5月27日以降、香港MSCIマイクロキャップ(超小型企業の株式に該当)インデックスの正式銘柄となることを発表した。サンシティ・グループの代表アルビン・チャウ氏が約69.66%の株式を所有しているとされている。
3月初旬、サミット・アセントHDは、2020年全体の利益は前年比87.8%減の1,000万香港ドル(約1.4億円)と報告しており、ティグレ・デ・クリスタルの物件について「2023年」に拡張を開始すると発表している。 2021年5月12日(水)
【ラスベガス】ラスベガス・モノレール、5月27日に営業再開
Las Vegas Monorail resumes operations on May 27
https://www.yogonet.com/international/noticias/2021/05/12/57585-las-vegas-monorail-resumes-operations-on-may-27
2020年12月にラスベガス・モノレール社の買収を行った、ラスベガス観光局(LVCVA)は、観光やコンベンションのビジネスが回復し客入りが増えることを見込み、今月末にモノレール運行を再開させると発表した。
LVCVAの社長兼CEOであるスティーブ・ヒル氏は「ラスベガス・モノレールは、観光客やコンベンション参加者にとって、重要かつ便利な交通手段です。ワールド・オブ・コンクリート(6月に予定されている大規模なコンベンション会議)に間に合うように、通常運行を再開できることを嬉しく思います」とコメントしている。
【アメリカ】MGMスプリングフィールド、MGMグロース・プロパティーズ(不動産信託企業)に4億ドル(約435億円)で売却
MGM Springfield sold to real estate trust MGM Growth Properties for $400M
https://www.yogonet.com/international/noticias/2021/05/12/57593-mgm-springfield-sold-to-real-estate-trust-mgm-growth-properties-for-400m
MGMリゾーツ・インターナショナルとMGMグロース・プロパティーズ(MGP)は、MGPがマサチューセッツ州MGMスプリングフィールドの不動産資産を購入する正式契約を締結した。スプリングフィールドは、MGMリゾーツが不動産を賃貸する形で、運営を継続するため従業員、取引先、顧客、地域社会の面での変化はないものと見られている。
MGMリゾーツのCEO兼社長のビル・ホーンバックル氏は、「この取引は、両社の株主にとって最善の利益となるものであり、当社の資産軽量化の取り組みをさらに前進させるものであると確信しています」とコメントしている。
【アメリカ】アメリカ商業ゲーム収益、過去最高の四半期に達する
US commercial gaming revenue matches highest-grossing quarter ever
https://www.yogonet.com/international/noticias/2021/05/12/57590-us-commercial-gaming-revenue-matches-highest-grossing-quarter-ever
アメリカン・ゲーミング協会(AGA)のレポートによると、2021年第1四半期のアメリカ商業ゲーミング収益は110億ドル(約1兆1,983億円)を超え、パンデミック以前2019年第3四半期と並ぶ、業界史上最高の収益を上げた。
2019年第1四半期と比べて4.1%増、2020年第1四半期(ゲーム業界全体が閉鎖されていた期間)と比較して17.7%増となった。米国の商業ゲーミング史上最高の収入を記録した3月業績が大きく貢献しており、いくつかの州で記録的な四半期となった。AGA社長兼CEOのビル・ミラー氏は、「報告書は、(米国の)ゲーミングの回復が予定よりも早く進んでいることを示しています」とコメントしている。
2021年第1四半期のスポーツ・ベッティングにおける収益は、2020年第1四半期に比べて270%増の9億6,100万ドル(約1,047億円)で、また2019年全体実績も上回る記録となった。また、iGaming(オンライン・ゲーミング)における収益は7億8,400万ドル(約854億円)となり、2020年第1四半期収益の3倍以上となった。
https://www.americangaming.org/new/q1-commercial-gaming-revenue-matches-highest-ever-quarterly-total-surpasses-11b/
【マカオ】MGMコタイ、7月に新レジデント・ショーを開始
MGM Cotai to launch resident show in July
https://www.ggrasia.com/mgm-cotai-to-launch-resident-show-in-july/
マカオのカジノ運営会社であるMGMチャイナ・ホールディングス・リミテッドは同社のカジノリゾート「MGMコタイ」のレジデント・ショーとして「MGM アウェイクニング・ライオン(MGM Awakening Lion)」を7月に開始する。
広州歌舞劇団と開発された中国民族舞踊をアレンジし、MGMシアターの「バーチャルリアリティ」テクノロジーを融合させたショーとなる。また、本作品は中国共産党広州市委員会宣伝部、広州市文化・ラジオ・テレビ・観光局、MGMチャイナが共同で制作を行った、とリリースされている。
【韓国】カジノ運営企業のパラダイス社、第1四半期の赤字幅縮小
Casino operator Paradise Co narrows loss in 1Q
https://www.ggrasia.com/casino-operator-paradise-co-narrows-loss-in-1q/
韓国で外国人専用のカジノを運営するカジノ運営企業のパラダイス社は第1四半期の純損失を182億ウォン(約17億円)と報告した。2020年最終四半期の純損失は675億ウォン(約65億円)だったため、赤字幅を縮小している。なお昨年の第1四半期は25億ウォン(約2.5億円)の純損失を出していた。
ソウルの主要空港に近い、仁川にあるカジノリゾート「パラダイス・シティ」の第1四半期カジノ売上高は302億ウォン(約29億円)で、前年同期比60.2%減、前四半期比では51.4%増となった。パラダイス社は、パラダイス・セガサミー社として、日本のセガサミーホールディングス株式会社と共同運営を行っている。
<出典サイト>
Las Vegas Review-Journal
https://www.reviewjournal.com/
Yogonet
https://www.yogonet.com/international/
GGRAsia
http://www.ggrasia.com/
American Gaming Association
https://www.americangaming.org/
Macau News Agency
https://www.macaubusiness.com/