【海外版・1/13~1/19 IR記事まとめ】ラスベガス、コロナワクチン接種センターにMICEを活用  (2/2)

JaIR編集部


2021年1月14日(木)
 
【ラスベガス】HyperX・eスポーツ・アリーナ・ラスベガス パートナーとのブランド契約を更新

HyperX Esports Arena Las Vegas' partners renew naming rights deal
https://www.yogonet.com/international/noticias/2021/01/14/56059-hyperx-esports-arena-las-vegas-partners-renew-naming-rights-deal
 
ラスベガスのルクソール・カジノに併設するHyperXはアライド・eスポーツ社との契約を更新した。HyperXは2018年3月にオープンし、これまでに500以上のeスポーツ関連のイベントを開催している。この発表は、今年はオンライン形式で行われた米国最大のテクノロジーショー「CES 2021」で行われた。
 
この取引により、アライド・eスポーツ社は、HyperXアリーナのプロモーション、コンテンツ、ソーシャルメディアプラットフォームのすべてにおいて、引き続きブランディングとサイネージを提供していく。両社は今後も、ゲーミングおよび、eスポーツコミュニティの成長に焦点を当て、アリーナでの様々な共同ブランドによる体験やイベントにおいて提携を続けていくとしている。

アライド・eスポーツ社は「HyperXは、世界で最も認知されているeスポーツの会場です。制作に信頼性と信用をもたらしてくれる、私たちのフラッグシップ施設のパートナーです。私たちは、お客様とパートナーの皆様にエキサイティングな体験とコンテンツを提供し続けるために協力していく中で、この画期的な提携を拡大できることを嬉しく思います」とコメントしている。
 
 
 【ラスベガス】シーザーズ シルバー・レガシー・リゾート・カジノを4,700万ドル(約48.7億円)で改装中

Caesars' Silver Legacy Resort Casino undergoing $47M renovation
https://www.yogonet.com/international/noticias/2021/01/14/56070-caesars-silver-legacy-resort-casino-undergoing-47m-renovation
 
シーザーズ・エンターテインメント社が所有する「ザ・ロウ・リノ」のシルバー・レガシー・リゾート・カジノは、リゾートルームとスイートルームを対象に4,700万ドル(約48.7億円)規模の改修工事を進めており、2021年夏までに完成する予定だ。
 
改修では、新しくは、トップゴルフスイング「スイート」とザ・スパ・アット・シルバーレガシーを追加、3つのリノリゾートすべてのホテル客室の再設計、ザ・カーニバル・ミッドウェイ・アット・サーカスサーカスの改善、新しいダイニングオプションの追加、などを含む。2019年より改修を進めてきた1億ドル(約103.7億円)投資の一連のリノベーションプロジェクトを補完するものとなる。
 
 
【アメリカ】ハードロックがロンドンのザ・リッツクラブからカジノ前提のライセンスを取得

Hard Rock gets casino premise license from The Ritz Club in London
https://www.yogonet.com/international/noticias/2021/01/14/56072-hard-rock-gets-casino-premise-license-from-the-ritz-club-in-london
 
ハードロック・インターナショナルは、英国ロンドンのザ・リッツクラブからカジノライセンスを取得したと発表した。この取引により、同ブランドはロンドン市内で新たなカジノ運営を確立することが可能になる。
 
ハードロック・インターナショナル会長のジム・アレン氏は、「ハードロック発祥の地ロンドンで、ブランドの提供を拡大し、歴史あるホスピタリティ、ゲーム、エンターテイメントをもたらすことを楽しみにしています」と語った。
 
 
【アメリカ】BetMGM「Best Place to Work in 2021(働きがいのある職場)」に選出

BetMGM named one of the Best Places to Work in 2021
https://www.yogonet.com/international/noticias/2021/01/14/56064-betmgm-named-one-of-the-best-places-to-work-in-2021
 
アメリカの企業口コミサービス、グラスドア社が発表する「Best Place to Work in 2021(働きがいのある職場)」に、BetMGMが選出された。このアワードは優れた労働環境を創造する雇用主を表彰するもので、従業員の自主的かつ匿名による意見のみで審査される。BetMGMは、従業員数1,000人以下の企業を対象とした米国の「中小企業」カテゴリーで、トップ20にランクインし総合評価で5点満点中4.8点を獲得した。
 
BetMGMのCEO、アダム・グリーンブラット氏は「BetMGMにとって驚異的な成長を遂げた1年でした。この分野において成功は、このようなリモートワークの時代におけるリーダーシップ、グループのアプローチ、全体的に明確な目標、そしてビジネス全体と自分たちの旅路を共有してきた透明性のおかげだと思います。グラスドア社からこのような評価を受けたことを大変誇りに思っています。これは、当社がこれまで培ってきた協調性の高い、高いパフォーマンスを発揮できる職場であることの証です」とコメントしている。
 

【マカオ】G2Eアジア2021、パンデミック影響で5月から8月に延期

G2E Asia 2021 delayed to August from May, amid pandemic
http://www.ggrasia.com/g2e-asia-2021-delayed-to-august-from-may-amid-pandemic/

2007年からマカオで毎年開催されているカジノ業界の大規模見本市・カンファレンス「グローバル・ゲーミング・エキスポ(G2E)アジア」は、5月25日に開催が予定されていたが、8月17日から19日の日程に延期することを発表した。
 
運営を行うリード エグジビション社とアメリカン・ゲーミング協会は、「出展者およびマカオ政府との継続的な協議」に続いて再スケジュールが行われたと述べた。

G2Eアジア2021はコタイサンズエキスポで開催予定とされている
■G2E Asia 2021
https://www.g2easia.com/


【マカオ】2020年の観光客数は859万人で85%減 : マカオ警察

2020 tourist tally down 85pct at 5.9mln: Macau police
http://www.ggrasia.com/2020-tourist-tally-down-85pct-at-5-9mln-macau-police/
 
マカオ公安警察(PSP)によると、2020年マカオ市の観光客の到着数は年比85%減となったという。

公安警察はマカオ市の国境堺を監視し、移民問題を処理している。2020年通年のインバウンドツーリストの集計は警察によると592万人と報告された。
 
 
【マカオ】マカオのゲーミングサービス指数 前年同期比17ポイント上昇

Macau Gaming Service Index up 17pts y-o-y in 4Q
http://www.ggrasia.com/macau-gaming-service-index-up-17pts-y-o-y-in-4q/
 
マカオのカジノリゾートスタッフのパフォーマンスに関する年次調査「ゲーミングサービス指数」によると、2020年第4四半期の総合指数は、2019年同期と比較して、前年同期比で17ポイント(評価値)の改善があったことが明らかになった。

2020年第4四半期の評価値は130ポイントで、前年同期は113ポイントだった。調査は、カジノスタッフに関連した「笑顔」や「積極性」「寛容さ」とった指標において検査・検証・試験・認証会社が調査を行う(ミステリーショッパー)として説明されている。SGS香港社と共同で、マカオゲーミングリサーチ協会によって組織されている。
 
 
【マカオ】メルコ社 10-11月のGGRは94%上昇 2,500万ドル(約26億円)債券による

Melco GGR up 94pct in Oct-Nov, prices US$250mln notes
http://www.ggrasia.com/melco-ggr-up-94pct-in-oct-nov-prices-us250mln-notes/
 
メルコリゾーツ&エンターテインメント社の子会社である、メルコリゾーツファイナンス株式会社は13日の報告で、10月と11月のマカオでの総ゲーミング収入(GGR)を合わせると、2020年の第3四半期と比較して「約94%増加した」と発表した。具体的な数字は今のところ明らかになっていない。

大きな要因は10月と11月の取引更新は、2,500万ドル(約26億円)規模でメルコリゾーツファイナンス社が2029年を期限とする5.375%の、無担保債券募集の価格設定を発表したことに伴うものであるとしている。
 
第3四半期には、メルコリゾーツ社のマカオの旗艦物件であるシティ・オブ・ドリームスの総営業収入は9,140万ドル(約94.8億円)で、2019年第3四半期は7億8730万ドル(約817億円)だった。
 また、9月30日までの3ヶ月間のシティ・オブ・ドリームの非ゲーミング収入総額は、1,800万ドル(約18.6億円)で、2019年第3四半期の1億4020万ドル(約125億円)だったとしている。
 
 
2021年1月13日(水)
 
【ラスベガス】ラスベガス、ストリップ地区 コスモポリタンが10周年を祝う

The Cosmopolitan of Las Vegas celebrating 10 years on the Strip
https://www.yogonet.com/international/noticias/2021/01/13/56043-the-cosmopolitan-of-las-vegas-celebrating-10-years-on-the-strip
 
コスモポリタン・オブ・ラスベガスは、歴史的なオープンから10周年を迎えた。周年を記念し、2021年を通して、限定パッケージ、特別なダイニング体験、ソーシャルメディア上でのコンテスト企画など多くの企画を提供する。
 
同施設は2010年12月15日にオープン、開業以来の宿泊予約数は930万泊を突破した。社長兼最高経営責任者(CEO)であるウィリアム・マクビース氏は、プレスリリースの中で、「ザ・コスモポリタンは、ラスベガスが景気後退からどのように立ち直るのか、世界が疑問を抱いた時代に開業しました。10年後の今、コスモポリタンは、多くの人が不可能だと思っていたことを成し遂げてきた。これは従業員とゲストの皆様の長年の忠誠心と献身の賜物だ。この強く回復力のあるコミュニティの遺産に加わることができたことを光栄に思っています。ラスベガスがまたもや苦難に見舞われる中、私たちは力を合わせてこの難局に立ち向かい続けます」とコメントした。
 
 
【アメリカ】アメリカ・ウィリアムヒル、オンラインビジネスの成長が2020年収益の落ち込みを和らげる

William Hill's US, online business growth softens revenue drop in 2020
https://www.yogonet.com/international/noticias/2021/01/13/56048-william-hills-us-online-business-growth-softens-revenue-drop-in-2020
 
米ウィリアムヒル社は、2020年12月29日に終了した第4四半期の報告を発表した。純収益合計は、20%上昇したスポーツブック事業の結果に牽引され、期間中に9%上昇した。オンラインゲーミング事業の収益は英国で5%増、国際市場で12%増加し、米国の通年純収益はオンラインの好調な成長に牽引されて32%増加した。

好調な後半期にかかわらず、2020年の全体の収益は、年初のスポーツイベントへのロックダウンによる数字を反映して、16%減の18億1,000万ドル(約1,878億円)となる見込み。
 
昨年発表されているシーザーズによる買収は、早ければ2021年3月に完了する見込みだ。
 

【マカオ】マカオカジノ第4四半期2020 EBITDAは第1四半期比140%増予想

Macau casino 4Q 2020 EBITDA up 140pct on 1Q: MS
http://www.ggrasia.com/macau-casino-4q-2020-ebitda-up-140pct-on-1q-ms/

銀行グループのモルガン・スタンレー社は、マカオのカジノ業界の利息・税金・減価償却・償却前利益(EBITDA)が2020年第1四半期と比較して、第4四半期には140%上昇すると予想している。
 
同社のアナリストであるプラヴィーン・チャウドハーリー氏、ガレス・レオン氏、トーマス・アレン氏は、マカオ業界は、今後の決算で「2020年第4四半期に約2億4000万ドル(約249億円)純利の企業EBITDAを報告する可能性が高い」と報告した。

この改善は、ゲーミング総収入(GGR)の観点から、「営業コストの低下だけでなく、収益構成の改善」によってもたらされる可能性が高いとしている。マカオGGRの12月31日までの3ヶ月間に関する公式データは、来週マカオ政府から発表される見込み。
 
 
【マカオ】マカオ空港2020年旅客数、前年比88%減

Macau airport 2020 passenger volume down 88 pct y-o-y
http://www.ggrasia.com/macau-airport-2020-passenger-volume-down-88-pct-y-o-y/
 
マカオ空港を使用した2020年の出入国旅客数は960万人で、2019年からの88%減となった。
GGRAsiaによる空港運営者への取材によると、そのうち約半数が中国からの発着客であったという。
 
特に12月に就航した空便のほとんどすべては中国の都市で、北京、南京、成都、アモイ、太原、天津、常州、寧波、重慶、南寧、揭陽、温州であった。また、12月には福建省の錦江市と福州市もアモイ航空が就航し、中国国際航空はマカオと武漢を接続する便も運航している。


<出典サイト>
Las Vegas Review-Journal
https://www.reviewjournal.com/

Yogonet
https://www.yogonet.com/international/

GGRAsia
http://www.ggrasia.com/