【海外版・8/12~8/18 IR記事まとめ】サンズがコロナ時代のMICE活用策を公開、ウィンの定期ショー解散 (1/2)

JaIR編集部

 JaIRがお届けする海外版・IRニュースまとめでは1週間分の海外のIR関連記事をまとめ、毎週お届けしています(掲出日は現地時間)。今回は8月12日(水)~8月18日(火)までのIR関連記事。出典サイトは記事の文末にまとめて記載していますが、各社のSNSも情報ソースとしています。なお、1ドル=106円、1マカオパタカ=13円換算です。


 2020年8月18日(火)

【マカオ】マカオ ‐ 横琴島ルート 新たな港検問所と鉄道を開通

Macau ties to Hengqin deepen via new checkpoint, rail link
http://www.ggrasia.com/macau-ties-to-hengqin-deepen-via-new-checkpoint-rail-link/

珠海市(横琴)-マカオ間を結ぶため、新たに建設された「横琴港」と共に検問所が設置、マカオと横琴島は経済統合に一歩近づいた。横琴港の施設(乗客部分を含む)は24時間営業する。18日以降、横琴港の機能は、マカオ側のロータス橋、コタイのスタジオシティ・カジノリゾートの近くで運用されていた入国審査場に取って代わると報じられている。

また18日には、珠海(広東省地域のマカオに最も近い中国の市)‐ 横琴 の高速鉄道路線が開通した。

Covid-19終息時を仮定すると、これらの設備は、毎日220,000 人の乗客旅行まで扱えるという。
横琴島は、消費者向けにパッケージ休暇を提供するマカオのパートナーとしても注目されていた。テーマ型アトラクションを含む様々な観光インフラも近年、横琴島で開発されている。

 
2020年8月17日(月)
 
【ラスベガス】ザ・ミラージュ、ストリップ地区で8月27日に再開
 
The Mirage reopens on the Strip on August 27
https://www.yogonet.com/international/noticias/2020/08/17/54332-the-mirage-reopens-on-the-strip-on-august-27

MGMリゾーツ・インターナショナルのミラージュは、MGMリゾートのCovid-19安全衛生対策である「7つのポイント安全計画」に従い8月27日に再開する。ミラージュは、MGM運営のラスベガスにある13ホテルのうち、再開する最後のホテルのうち1つで、MGMホテルとして残りは2軒、パークMGMとパークMGM内のNoMadが残る。
 
MGMリゾーツのCEO兼社長であるビル・ホーンバックル氏は、「ゆっくりと思慮深く全米の施設を再開してきた私たちは、常にゲストと従業員の健康と安全を第一に考えてきました」と述べ「ミラージュを再開することで、より多くの従業員を職場に復帰させることができる」と強調した。
 

【ラスベガス】ウィンのラスベガスショー「ル・レーブ」解散へ

‘Le Reve’ at Wynn Las Vegas permanently closes
https://www.reviewjournal.com/entertainment/arts-culture/edc-founder-outlines-festivals-2021-return-to-las-vegas-2097227/
 
ウィン・ラスベガスで毎日公演されているナイトショー「Le Reve(ル・レーブ)」の閉鎖が発表された。8月31日までの給付金支給をされていた自宅待機チームの人員、約275人のパフォーマー、ミュージシャン等は解雇となる。「Covid-19に伴うソーシャルディスタンスを要するため、パンデミック終息の予測が困難である。お客様の安全を守るために必要と判断した結果、ウィン・ラスベガスでの受賞歴のあるショー『ル・レーヴ・ザ・ドリーム』を閉鎖せざるを得なくなりました」とウィンは報じた。
 
シルク・ドゥ・ソレイユを退団したばかりのフランコ・ドラゴーネが制作した「Le Reve(ル・レーブ)」アクアティック・スペクタクルは、2005年にホテルオープンと共にスタートして以来、6,000回以上のショーを上演してきた。このショーは、サザンネバダ・コンシェルジュ・アソシエーション(Southern Nevada Concierge Association)からラスベガスのベスト・プロダクション・ショーに9回選ばれ、ファンや業界の人気を集めていた。

 
【シンガポール】MBS Covid-19時代のライブとオンラインMICEイベント・スタジオを提供

MBS offers live and online MICE event studio for Covid era
http://www.ggrasia.com/mbs-offers-live-and-online-mice-event-studio-for-covid-era/
 

シンガポールのマリーナ・ベイサンズ(MBS)は「新しい時代」に対応するイベントを、対面での参加とオンラインでの参加者からの会話を組み合わせた開催で実施できるように、「ハイブリッド放送スタジオ」を提供する。このスタジオには最大50人が直接参加できるスペースがあり、質の良いライブストリーミングや、人物画像でのホログラムベースのプレゼンテーションを行う技術が提供される。
 
プレスリリースによると、MBSではバーチャル会議に、仮想空間技術(VR、AR、XR)を組み込んだ技術を用意しており、3つのオプション「完全なバーチャルウェブキャスティング・ライブストリーミング、対面とオンラインの組み合わせ、ホログラフィック・テレプレゼンス(シンガポールのスタジオに登壇者を「ライブ」で転送)を使用する組み合わせ」でのイベントを提供する。

MBSは、7月に、プロフェッショナル・コンベンション・マネジメント・アソシエーション(PCMA)と呼ばれる国際的なコンベンション団体とのコラボレーションにより、新しい放送スタジオのローンチを行った。リリースによると、30名以上のMBS従業員(営業およびMICEイベントに従事する従業員)が、PCMAの「デジタルイベントストラテジスト」認定スキームのトレーニングを受ける。

マリーナベイ・サンズの最新式ハイブリッドイベント放送スタジオ

■MBSメディアセンターリリース:
https://jp.marinabaysands.com/content/dam/singapore/marinabaysands/master/main/home/company-information/media-centre/Aug2020/marina-bay-sands-launches-industry%E2%80%99s-first-hybrid-event-broadcast-studio-14-Aug.pdf
 
 
【マカオ】マカオ旅行パッケージは復活が弱い可能性が高い 観光局

Weak comeback likely on Macau packages says tourism rep
http://www.ggrasia.com/weak-comeback-likely-on-macau-packages-says-tourism-rep/
 

マカオ旅行産業協議会の会長であるアンディ・ウー・ケン・クオン氏は中国の個別訪問スキーム(IVS)やビジネスビザのような手段を介する、個人旅行の需要がゆっくりと上昇しているが、パッケージツアーを介するマカオへの訪問者数は「間違いなく小さくなるだろう」とし、パンデミックの前までの回復には「弱い」とした。
 
「(中国発の)パッケージツアーの場合、ウイルス予防の観点から、1グループあたりの旅行者数は間違いなく少なくなる」「香港・マカオの周遊ツアーが好まれる傾向」を担当者は挙げた。現在、香港経由でマカオに到着するすべての人々は核酸テスト証明書と、到着時にマカオ政府が指定した場所で14日間の検疫プログラムを受けなければならない。
 
マカオの統計・国勢調査局によると、2019年、合計833万人のパッケージツアーによる訪問者数を記録し、そのうち644万件は中国からのものだった。また同年、2,790万人の中国人訪問のうち約47%(1,307万人)はIVSビザを使用していた。
 

【日本】パルトゥーシュ、日本のIRプロジェクトでピクセルカンパニーズと提携

Groupe Partouche partners with Pixel Companyz for IR project in Japan
https://www.yogonet.com/international/noticias/2020/08/17/54326-groupe-partouche-partners-with-pixel-companyz-for-ir-project-in-japan
 

■関連記事
IR関連事業のピクセルカンパニーズ、仏カジノ大手パルトゥーシュと日本IRでの提携を発表(JaIR編集部)
https://jair.report/article/423/
 
 

2020年8月14日(金)
 
【ラスベガス】スフィアの開発者 ラスベガス・エンターテイメント「活気を取り戻す」と期待する
 
Sphere developers expect LV entertainment ‘to come back roaring’
https://www.reviewjournal.com/business/sphere-developers-expect-lv-entertainment-to-come-back-roaring-2094956/

マディソン・スクエア・ガーデン・エンターテイメントは14日、四半期の発表でヴェネチアンの東側に建設中のMSGスフィア、世界初のエンターテイメント施設の建設スケジュールが遅れていることについて言及した上で、アンディ・ラストガルテン社長はエンターテイメント業界がCovid-19の低迷から回復した際には「轟音を上げて戻ってくるだろう」と述べ、MSGスフィア建設へのコミットメントを改めて表明した。開業日は2023年に延期となるが日程は報じられなかった。
 
 
【マカオ】ギャラクシー・エンタテイメントの収益 上半期で前年比76%減
 
Galaxy Entertainment revenue drops 76% year-on-year in H1
https://www.yogonet.com/international/noticias/2020/08/14/54319-galaxy-entertainment-revenue-drops-76por_ciento-year-on-year-in-h1
 
ギャラクシー・エンターテインメント・グループは8月13日、2020年度の第2四半期と上半期の決算発表を行った。グループ上半期の純売上高は62億2,300万香港ドル(約857億円)で、前年比76%減となった。
 
■関連記事
ギャラクシー第2四半期と上半期結果を発表、日本IRの計画を継続すると発言(JaIR編集部)
https://jair.report/article/422/
 
 
【マカオ】マカオはシンガポール、ラスベガスよりも早い回復予想

http://www.ggrasia.com/macau-to-rebound-quicker-than-singapore-vegas-fitch/
 
格付け企業のフィッチは2020年にはラスベガス、マカオ、シンガポールの市場全体のゲーム収入はそれぞれ約60%、70%、65%減少すると予測しているという。同社は、「マカオはフィーダー市場(主要供給市場)に近いことから回復が強く、ラスベガスとシンガポールはフィーダー市場からの航空便依存度が高いことから回復が遅くなる」と予想していると述べた。

フィッチはまた、長期発行デフォルト格付けで、ラスベガスサンズに「BBB-」、MGMリゾーツ・インターナショナルとMGMチャイナに「BB-」をつけた。パンデミックが「国際および国内の観光を妨げ続けている」とした上で、グローバルなカジノオペレーターとして、「より困難な回復軌道」を乗り切るための「強力な流動性」があると述べている。