シーザーズ・パレスの設備がすごすぎて住みつきたい
翌朝はシーザーズ・パレス内のツアーからスタート。まずは、「クア・バス＆スパ」に潜入。お客さんが入っている状態なので撮影はできないが、オフィシャル画像そのままの設備が広がっていた。2007年にオープンしたクアは、広さなんと4600㎡以上。ローマ風呂はゴージャスで、身体を冷やすアイスルームには雪が降る。室内は暖かく、肌触りの良い大きなバスタオルとミネラルウォーターがそこら中に配備されている。男性エリアを見学したが、とにかく清潔でいい香りが漂っている。利用者は思いっきりくつろいでおり、汗ばみながら服を着て歩き回っている我々としてはうらやましいことこの上ない。本当に風呂に飛び込みたかった。
トリートメントエリアでは、アロマテラピーによるストーンマッサージやロミロミ、タイ式、指圧など多彩なマッサージを受けられる。カップルで行くのもよし、家族を送り込んで自分は一人で遊びに出るもよし。あまりにオシャレすぎて、筆者が一人で使うことはなさそう。
ゴージャスなローマ風呂。この浴場を目の前に、服を着て立っているのはつらかった
きんきんに冷えた部屋では雪が降るギミックが用意されている。肌に優しいローションでできており、スチームサウナで熱くなった体を冷やせる
さまざまなマッサージやエステが受けられる部屋も多数用意されていたシーザーズ・パレスには、通常の部屋とは別に、ヴィラと呼ばれる宿泊施設がある。VIPが泊まるところというので、どんなものなのかと興味津々。エレベータを抜けると豪華なエントランスが広がる。横を見ると広い部屋にビリヤードがあり、隣には超高級レストランのようなダイニングルームがあり、外にはプールが見える。ここが共有部で、部屋が周囲にあるのだろうか。筆者はヴィラはどこだ、という大馬鹿な質問をしてしまう。返答は「入り口からすべてでワンルーム」とのことで、赤面ものだった。
シーザーズ・パレスで6番目に建てられたこのオクタヴィアス・タワーには6つのラグジュアリー・ヴィラがあるそう。ジャスティン・ビーバーも泊まったことがあり、気になる価格は1泊2万5000ドルから3万ドル。ゲストルーム含め8人が泊まれるが、割り勘にしても1人あたり1泊35万円（！）。あれ……？ でも、ここに泊まれるなら一生に1回くらいありなのか？ と金銭感覚が狂うほど贅を尽くした作りだった。
ここがエントランス。部屋とは思えないのも仕方ないですよね？
ビリヤードルームやシアタールームなどを備える
ゴージャスなダイニングルーム
馬鹿でかいベッド。キングサイズよりはるかに巨大だ続いて、中庭に出て「神々の庭園（Garden of the Gods）」と呼ばれる8つのプールを見学。3階建てになっており、シーザーズ・パレスの中心に位置している。ローマ風の建築に囲まれた、インスタ映え最高の設備だ。こちらも、太陽に焦がされつつ、服を着たまま飛び込めない取材陣にとっては、餌を垂らされた馬のように羨ましそうに見つめるのが精一杯だった。
プライベートなら、存分にプールサイドのチェアで昼寝したかったところだ。ここは夜景も最高。これは翌日の夜に目の当たりにすることになった。
シーザーズ・パレス中央に位置する3階建てからなる8個のプール「神々の庭」