マカオはロックダウン解除へ 飲食店の営業が再開

JaIR編集部

 2022年8月1日、マカオ政府は飲食店の店内利用や美容院、ジム、バーなどの営業制限を2日に解除することを発表した。9日連続で新型コロナウイルスの域内感染者が出ていないことや、7月末に実施した全住民対象の強制PCR検査で陽性者がゼロとなったことなどから、感染拡大リスクは大幅に低下したという。なお、カジノは7月23日に営業を再開している。


 マカオでは、中国政府が掲げるゼロコロナ政策を堅持しており、厳格な水際措置をはじめとする各種防疫対策が維持されている。現在は中国本土以外の国や地域からマカオへ入境する場合、所定の施設(指定ホテル)で10日間の隔離検疫を受けることが必須となっているが、6日からは隔離検疫期間が7日間に短縮され、検疫期間終了後の自己健康管理期間も3日間に短縮される。ただし、隔離検疫終了後の定期的なPCR検査は必須となる。

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