2021年12月31日（金）
【マカオ】ウィン・マカオ、1月にほぼ全てのスタッフへ特別支給を行う
Wynn Macau to pay most staff special bonus in Jan
https://www.ggrasia.com/wynn-macau-to-pay-most-staff-special-allowance-in-jan/
マカオのカジノ運営会社であるウィン・マカオ社は、1月28日に、1万2,000人のほぼ全ての従業員に「特別手当」を支払う予定だ。「過去1年間のチームメンバー全員の努力に感謝の意を表すため」と述べている。
ギャラクシー、MGMチャイナ、サンズ・チャイナなど、他のマカオのカジノ運営会社の多くも、従業員の大半に何らかの形で新年の特別手当を支給することを公言している。
■Macau op SJM confirms 2022 living subsidy for staff
https://www.ggrasia.com/macau-op-sjm-confirms-2022-living-subsidy-for-staff/
■Galaxy Ent to pay one-off bonus to 97pct of its staff
https://www.ggrasia.com/galaxy-ent-to-pay-one-off-bonus-to-97pct-of-its-staff/
【マカオ】「非常にリスクの高い」エリアからの入国検疫を強化
Macau to tighten quarantine for ‘very high-risk’ places
https://www.ggrasia.com/macau-to-tighten-quarantine-for-very-high-risk-places/
マカオ政府は、Covid-19感染について「非常にリスクの高い」と設定する地域からの入国者に対して検疫措置を強化することを発表した。22カ国を対象としたこの新しい規制は、1月6日から適用される。
地元当局が発表したのは、フィリピン、カンボジア、バングラデシュ、インド、インドネシア、ネパール、パキスタン、スリランカ、イラン、ブラジル、トルコ、ロシア、アメリカのいずれかを経由して到着する人々を対象としており、アフリカ地域もその他多く含まれる。
これらの地域からの旅行者は、マカオへの出発前5日以内に発行の、それぞれ24時間の間隔を置いた3回の「陰性」検査結果の証明書を提示する必要があり、厳しい検疫規制となる。また、マカオ保健当局によると、該当国の渡航者はマカオに到着後に28日間検疫を受ける必要がある。
https://www.ggrasia.com/second-imported-omicron-case-detected-in-macau/
■Macau adds mainland places to inbound-quarantine list
https://www.ggrasia.com/macau-adds-mainland-places-to-inbound-quarantine-list/
■First Omicron case detected in Macau from air traveller
https://www.ggrasia.com/first-omicron-case-detected-in-macau-from-air-traveller/
【韓国】カンウォン、済州島 1月16日までカジノ営業時間短縮を継続
Kangwon, Jeju keep Covid casino protocols until Jan 16
https://www.ggrasia.com/kangwon-jeju-keep-covid-casino-protocols-until-jan-16/
韓国で唯一、韓国人のカジノへの入場が認められているリゾートであるカンウォン・ランド（江原ランド）は、韓国政府のCovid-19対策に従い、カジノの営業時間を午前10時から午後10時までとする時短営業を1月16日まで延長する。昨年12月18日より導入されていた。
外国人専用カジノである済州ドリームタワーカジノも済州島（自治区）政府に従い、同様の対応としている。
2021年12月30日（木）
【ラスベガス】ネバダ州ゲーミング管理委員会がマスク義務化を強化
Nevada Gaming Control Board stepping up federal mask mandate enforcement
https://news.worldcasinodirectory.com/nevada-gaming-control-board-stepping-up-federal-mask-mandate-enforcement-98879
ラスベガス・レビュー・ジャーナル紙によると、ネバダ州ゲーミング管理委員会は、年末年始の訪問者数が大幅に増加する懸念と、Covid-19の蔓延防止対策として、マスク義務に対する取締りを強化することを州内のゲーミング・カジノ施設に勧告した。
ラスベガスを含む「シルバー・ステート」では最近、Covid-19陽性反応者数が著しく増加しており、特にラスベガスのあるクラーク郡は、最も感染率の高い地域の一つであると警告されている。
2021年12月29日（水）
【マカオ】マカオの5つ星ホテル 11月の平均宿泊稼働率は44％
Macau five-star hotel occupancy averages 44pct in Nov
https://www.ggrasia.com/macau-five-star-hotel-occupancy-averages-44pct-in-nov/
マカオ市の統計調査局内の発表によると、市内5つ星ホテルの11月の平均稼働率は44.1％で、前年同月比2.4％上昇した。11月の稼働率は、市内の宿泊施設35,300室のデータから算出されたもので、期間中のCovid-19検疫用に指定されたホテル数は含まれていない。11月の全ての宿泊施設では合計48万900人のゲストが記録されており、前年同月比で1.3％増加となった。
なお、年間を通して、1月から11月までのマカオのホテルの平均稼働率はほぼ50％で、5つ星ホテルの稼働率は47.2％となった。
パンデミック期間中、マカオ政府は地元住民による「ステイケーション」を奨励し、マカオのホテルサービスの需要喚起に努めた。
マカオホテル協会が別でまとめたデータによると、今年1〜11月のマカオの5つ星ホテルの平均宿泊料金は1,010マカオパタカ（約14,584円）で、前年同期比25.3％減となったという。
【シンガポール・日本】ゲンティン・シンガポール 日本の子会社を閉鎖
Genting Singapore to wind up Japan units
https://www.ggrasia.com/genting-singapore-to-wind-up-japan-units/
シンガポールでリゾート・ワールド・セントーサを運営する、カジノオペレーターのゲンティン・シンガポール社は、日本に設立していた子会社ゲンティン・インターナショナル・ジャパンを含む8つの関連子会社を閉鎖することを発表した。同社は横浜市でのIR事業へ参加を目指してきたが、同市は2021年9月にIRの誘致撤回を正式に表明した。
2021年12月28日（火）
【ラスベガス】サーカ・リゾート&カジノ ダウンタウン地区の従業員、地域住民に向けてワクチン接種会場を設置
Circa to hold COVID-19 vaccination clinics for public and employees in January
https://www.yogonet.com/international/news/2021/12/28/60769-circa-to-hold-covid19-vaccination-clinics-for-public-and-employees-in-january
ラスベガス、ダウンタウン地区のサーカ・リゾート&カジノは、同施設内にCovid-19ワクチン接種所を設置する。診療所は、ダウンタウン地区で従業する人や、地域住民を含む、21歳以上のすべての人に対して開放される。
【マカオ】メルコ、ウィン ジャンケットはマカオでの活動を終了
Melco, Wynn say junkets ceased ops at their Macau venues
https://www.ggrasia.com/melco-wynn-say-junkets-ceased-ops-at-their-macau-venues/
12月28日時点で、マカオの6カジノ運営会社のうち2社が、すべてのジャンケット・ルームをそれぞれの施設で営業停止したことを改めて伝えている。メルコとウィンは、マカオの会場でのジャンケットの営業を停止したと正式に発表した。
メルコは、同社のシティ・オブ・ドリームスと市内のスタジオ・シティで、「2021年12月21日より、すべてのプロモーターが営業停止した」と述べた。文章内のプロモーターとは、マカオ政府のライセンスを取得しなければならない、VIPジャンケット事業者を指す内容だ。また、メルコリゾーツがタイパ地区で運営するアルティラ・マカオは、2021年7月には、すでにVIPプレイを中止しており、プレミアム・マスにシフトしていると言われていた。
同様にマカオ市内でウィン・マカオと、コタイ地区にあるウィン・パレスでカジノを運営するウィン・マカオも、すでにジャンケット事業者の取引停止を公言しており、改めて「現在ウィンではジャンケット・プロモーターは活動していない」と、GGRAの取材に答えている。
【アメリカ・韓国】モヒガン社がヘブン・ポープ氏を最高会計責任者に任命
Korea investor Mohegan names Haven Pope chief accountant
https://www.ggrasia.com/korea-investor-mohegan-names-haven-pope-chief-accountant/
アメリカを拠点とするカジノ運営会社で、韓国でインスパイア・コリア（複合型MICE）を計画しているモヒガン・ゲーミング＆エンターテイメント社の最高会計責任者に、ヘブン・ポープ氏が就任した。財務における報告と分析の包括的なシステムをグローバルに監督する役割として、会計運営委員会と開示委員会の議長が含まれる。
同氏は、直近まではシーザーズ・エンターテインメント社の会計および内部統制部門で務めていた人物である。
同社はインスパイア・コリアについて、資金調達を完了しており、2023年の第4四半期に完了する予定と広報されている。
2021年12月27日（月）
【マカオ】2022年GGR 感染症の影響なければ160億ドルを見込む 最高行政長官
US$16bln 2022 GGR possible if no outbreaks: Macau CE
https://www.ggrasia.com/us16bln-2022-ggr-possible-if-no-outbreaks-macau-ce/
マカオの最高行政長官であるホー・ヤッシン（賀一誠）氏は、政府が2022年のカジノ総ゲーミング収入（GGR）について、現地にCovid-19の影響がなければ、約1300億マカオパタカ（約1兆8,768億円）になると予想を伝えた。ただし、2022年のパンデミック関連の動向はまだ不透明であることも加えて言及した。
同氏は、2021年も8月、9月、10月にそれぞれCovid-19発生がなければ、同年のカジノGGRはこの数字に近かっただろうと所感を述べた。2021年1月～11月のカジノGGRの累計は789億マカオパタカ（約1兆1,391億円）で、それでも2020年同期比では49.9％増となった。
1,300億マカオパタカ（約1兆8,768億円）という数字は、11月に来年度の財政予算計画で言及されていた数字でもある。この金額は、パンデミック出現前の2019年通年にマカオが達成した2,925億マカオパタカ（約4兆2,229億円）に比べると半分以下となる。
2021年12月24日（金）
【マカオ】市民公聴会 6つのカジノ営業免許を維持、ライセンス期間短縮の意見も
Keep 6 op licences, reduce length, suggest Macau public
https://www.ggrasia.com/keep-6-op-licences-reduce-length-suggest-macau-public/
マカオでは2022年に現在の6者のゲーミング・ライセンスが失効することに関連して、新たな公開入札プロセスを行うとしている。
マカオ政府の公開協議段階に関する要約（市民に対して実施されたゲーミング法改正案に関する公聴会）報告書によると、1,340件の意見が寄せられた。
マカオのカジノ事業者数を6者にとどめるべきという意見が最も多く、次いで、カジノのサブ・コンセッションを認める現行の取決を廃止するというマカオ政府の提案に同意する意見が多かったとしている。
続いて、ゲーミングコンセッション保有者の監督に関する法的要件の強化案と、労働者の保証に関する意見が多くみられた。また、コンセッションの期間について171の意見が提出され、そのうちの過半数は「20年未満」とすることを提案したという。
政府は、ゲーミング法の改正案を作成する際に、公聴会を通じて集められた「懸念や提案を考慮する」と付け加えた。
＜出典サイト＞
Las Vegas Review-Journal
https://www.reviewjournal.com/
GGRAsia
https://www.ggrasia.com/
yogonet
https://www.yogonet.com/
CBC
https://www.cbc.ca/news/business/
World CASINO NEWS
https://news.worldcasinodirectory.com/
KTNV
https://www.ktnv.com/