2021年11月12日(金)
【アメリカ】オンライン・スポーツ・ベッティング・ビジネスを拡大するためのESPNは「完璧なプラットフォーム」 ディズニーCEO
Disney CEO: ESPN "perfect platform" to expand online sports betting business
https://www.yogonet.com/international/news/2021/11/12/60185-disney-ceo-espn--34perfect-platform-34-to-expand-online-sports-betting-business
アメリカのウォルト・ディズニーの代表兼CEOのボブ・チャペック氏は決算説明会で、スポーツ・ベッティングについて語り、会社にとって大きな「機会」となると述べた。ディズニーがスポーツ・ベッティングとの提携を進めた場合、ブランド離脱の懸念があることを認めた上で、直近の会社の調査により新しい市場がブランドを傷つけることはないと述べた。具体的な方法は語られなかったものの、ディズニーはESPN(ウォルト・ディズニー・カンパニー傘下のスポーツ専門チャンネル)ブランドを「完璧なプラットフォーム」とし、ESPNを通じてスポーツ・ベッティング市場に参入することを示した。
同氏は「当社は、オンライン・スポーツ・ベッティングにおいても、より大きな存在感を目指しており、当社のリーチとスケールを考えれば、この分野で非常に意味のある方法でサードパーティと提携できる可能性がある」と述べた。
【マレーシア】マレーシアは1月1日までに外国人観光客受け入れ再開
Malaysia reopening to foreign tourists by Jan 1
https://www.ggrasia.com/malaysia-reopening-to-foreign-tourists-by-jan-1/
マレーシア政府の諮問委員会は2022年1月1日までに海外からの訪問者に対し渡航を緩和することを決めた。評議会(マレーシアの景気回復プログラムを主導する)議長を務めるムヒディン・ヤシン前首相は、「観光産業は外国人の訪問なしでは回復が遅くなる」と記者団に語った。
同政府データによると、マレーシアの3,200万人の人口の75%以上がCovid-19のワクチン接種を受けていると言われている。
2021年11月11日(木)
【マカオ】マカオのカジノオペレーターは従業員のワクチン接種率を90%台と報告
Macau ops reporting staff jab rate in 90s of percent
https://www.ggrasia.com/macau-ops-reporting-staff-jab-rate-in-90s-of-percent/
マカオのカジノオペレーター各社の発表と、GGRAの取材による調査によると、カジノ従業員らのCovid-19に対するワクチン接種率は現在90%ほどである。一方で、マカオの人口約682,300人の約55.8%が2回目の接種を終えているという。MGMチャイナのスタッフ接種率は94%、ギャラクシーエンターテインメントグループも92%を達成していると発表するなど、オペレーター各社が公表している。
マカオの最高行政長官であるホー・ヤッシン(賀一誠)氏は11月4日、観光セクターを活性化するため、地方自治体が「他の地域」と交渉しやすくするために、「できるだけ早く」市が全人口の80%の接種率を達成することを望んでいると繰り返し述べていた。
【マカオ】ギャラクシー・エンターテインメント第3四半期発表 EBITDAは前四半期比56%減
Galaxy Entertainment 3Q EBITDA dips 56pct sequentially
https://www.ggrasia.com/galaxy-entertainment-3q-ebitda-dips-56pct-sequentially/
マカオのカジノオペレーターであるギャラクシー・エンターテインメント・グループ(GEG)の第3四半期の純売上高は、第2四半期の55億7,000万香港ドル(約816億円)と比較して23.1%減の42億8,000万香港ドル(約627億円)となった。前年同期比では176%増加となった。
グループの第3四半期の調整後の金利・税金・減価償却・償却前利益(EBITDA)は、前四半期比55.6%減の5億300万香港ドル(約73億円)となった。
同社の会長であるルイ・チェ・ウー氏は第3四半期に中国本土とマカオで「定期的に報告されたCovid-19の発生があり、その結果、これらの期間中は特定の旅行規制が実施され、マカオへの訪問者数と収益に深刻な影響を与えました」と述べている。
同社は、ギャラクシー・マカオ・リゾートのフェーズ3の主要部分であるラッフルズブランドのホテルについて、以前伝えていた2022年に開業という表現を修正し「市場の実勢に合わせて開業を目指す」としている。
また、同会長は、マカオに隣接する中国のエリアである横琴島に非ゲーミング施設を建設するという以前からの指標について、「我々は横琴エリアでのプロジェクトを継続して追求し、横琴やマカオだけでなく、急速に拡大しているグレーターベイエリアでの開発機会も視野に入れています」と言及した。
2021年11月10日(水)
【ラスベガス】ラスベガスは初の完全自動運転タクシーサービス都市に
Las Vegas selected as first city for new fully driverless taxi service
https://www.ktnv.com/news/las-vegas-selected-as-first-city-for-new-fully-driverless-taxi-service
ラスベガスでの完全自動運転の配車サービス計画が、ライドシェア会社のLyft社とMotional社のパートナーシップにより発表された。ラスベガスは、Lyft社とMotional社が完全自動運転車によるタクシーを提供する初めての都市になると報じている。完全自動運転車は2022年にラスベガス南部の公道で乗客輸送テストを開始し、2023年に本格的なサービスを立ち上げる予定だ。
同企業らは過去3年間、ラスベガスで「Aptiv」という名前で自動運転サービスを試験的に提供してきた。今回の発表との大きな違いは、車両において緊急時に人間がハンドルを握っていたレベルに対し、これらの次世代タクシーは完全無人での運転であることだという。
【アメリカ】アメリカ史上最高 商業ゲーミング売上高は過去最高の138.9億ドル
US sees highest-ever commercial gaming revenue at $13.89B
https://www.yogonet.com/international/news/2021/11/10/60137-us-sees-highestever-commercial-gaming-revenue-at--1389b
アメリカン・ゲーミング協会(AGA)は、全国の商業カジノ・ゲーミング収入が2021年第3四半期に138.9億ドル(約1兆5,856億円)となり、四半期記録として2四半期連続となる記録的な数値を報告した。
今年1月から9月の期間において386.7億ドル(約4兆4,143億円)の収益を上げ、これは2020年通年収益をすでに超えている。2019年の年間記録である436.5億ドル(約4兆9,828億円)を上回るペースで進んでいる。アメリカ国内で商業カジノのある25州のうちネバダ州、ニュージャージー州、ニューヨーク州、ペンシルベニア州など10州が特に好調で、全体としての記録更新を引率した。
ラスベガスのストリップ地区では観光客が順調に戻ってきたこともあり、カジノ・ゲーミング収益が過去最高の20億6000万ドル(約2,351億円)に達した。同地には2021年第3四半期に920万人が訪れた。2021年第2四半期に比べても約10%増加しており、Covid-19の発生以来最高の訪問者数となった。
https://www.americangaming.org/resources/aga-commercial-gaming-revenue-tracker/
【アメリカ・マカオ】ウィンCEOが退任、ウィン・マカオの第3四半期 EBITDAは前四半期比で減少
Wynn CEO to exit, Wynn Macau Ltd 3Q EBITDA down q-o-q
https://www.ggrasia.com/wynn-ceo-to-exit-wynn-macau-ltd-3q-ebitda-loss-up-q-o-q/
ウィン・リゾーツ社は、第3四半期の決算発表と同日に、マット・マドックス氏が2022年1月31日をもってグループの最高経営責任者を退任すると発表した。後任には、同グループのオンライン・ベッティング部門であるウィン・インタラクティブ社の最高経営責任者であり、ウィン・リゾーツ社の社長兼最高財務責任者を兼任するクレイグ・ビリングス氏が就任する。
ウィン・リゾーツ社の第3四半期の業績では、純損失が前年同期の7億5810万ドル(約865億円)から1億6620万ドル(約189億円)に縮小した。同社のラスベガスにあるウィン・ラスベガスと、マサチューセッツ州のアンコール・ボストンハーバーの運営を含む。
マカオ部門では、子会社のウィン・マカオ・リミテッドの決算発表において、純損失が前四半期比で拡大し、調整後の不動産の金利・税金・減価償却・償却前利益(EBITDA)と前四半期比においても損失が拡大したことを報告した。マカオ部門の第3四半期の純損失は、前年同期の2億8,070万ドル(約320億円)に対し、1億7,990万ドル(約205億円)であったが、第2四半期の1億1,660万ドル(約133億円)の純損失からは約54%の(損失の)拡大となった。マカオ市内のウィン・マカオの運営を含む。
<出典サイト>
Las Vegas Review-Journal
https://www.reviewjournal.com/
GGRAsia
https://www.ggrasia.com/
yogonet
https://www.yogonet.com/
KTNV Las Vegas
https://www.ktnv.com/
PR Newswire
https://www.prnewswire.com/