【海外版・9/1~9/7 IR記事まとめ】G2E(グローバル・ゲーミング・エキスポ)ラスベガスは対面式MICEを復活  (2/2)

JaIR編集部



2021年9月3日(金)

【アメリカ】BetMGM、プエルトリコ市場に参入

BetMGM enters Puerto Rican market with Casino del Mar at La Concha Resort
https://www.yogonet.com/international/noticias/2021/09/03/59122-betmgm-enters-puerto-rican-market-with-casino-del-mar-at-la-concha-resort

BetMGMはプエルトリコのアット・ラ・コンチャ・リゾートにある、カジノ・デル・マールでスポーツ・ベッティングのサービス提供を開始する。アメリカ本土以外の市場に初めて参入となる。同社は店舗とモバイル・スポーツ・ベッティングを提供する予定であり、中米の国におけるBetMGMモバイル・アプリの運用も開始する。


【マカオ】MGMコタイ エメラルドスイートをオープン

MGM Cotai new, US$87mln Emerald suites now open
https://www.ggrasia.com/mgm-cotai-new-us87mln-emerald-suites-now-open/

MGMチャイナによると、MGMコタイリゾートの新しい南タワーの宿泊施設「エメラルド・タワー・スイート」が発表された。28室のスイートルームから成り6億7700万香港ドル(約96億円)が投資されたという。MGMチャイナとして、プレミアム・マス・セグメントにおける地位を強化するための最新プロジェクトとして位置づけられている。
MGMリゾーツCEOのビル・ホーンバックル氏は「プレミアムマスのお客様に好評を博すことを期待する」とコメント  写真はHPより
■MGM COTAI
https://www.mgm.mo/en/cotai


【マカオ】マカオのカジノ・ライセンス 2022年6月以降の延長をウィンが予想

Wynn expects Macau licence extended beyond June 2022
https://www.ggrasia.com/wynn-expects-macau-licence-extended-beyond-june-2022/

マカオ半島にIR複合施設「ウィン・マカオ」、コタイ島に「ウィン・パレス」を運営するウィン・マカオ社は香港の証券取引所に提出された報告書で、マカオのゲーミングコンセッションは「2022年6月26日以降に更新または延長される」と考えていると記載した。

2022年6月は、マカオのゲーミングライセンシー6社すべての現在の権利が失効する日であるが、8月にマカオ立法議会の委員会では、「多くの」委員が、2022年6月の現行ライセンスの失効前に、マカオ政府が市のゲーミング権の再入札プロセスを「急ぐ」必要はないと示唆したという。このプロセスが急がれると、市のゲーミング権の入札が「低品質」になる可能性があると言及した。

マカオ政府は、最終的な法案を立法議会に提出する前に、今年の第4四半期までに賭博法の改正を完了させることを目指していることを以前に表明している。


【マカオ】サンズ・チャイナのロンドナー・コート オープンに向けて

Londoner Court in final stage for opening: Sands China
https://www.ggrasia.com/londoner-court-in-final-stage-for-opening-sands-china/

マカオのカジノリゾート運営会社であるサンズ・チャイナ社がマカオコタイ地区で建設を進めるロンドナー・コートは10月のゴールデンウィーク(中国の国慶節、10月1日を中心とした祝祭期間)に合わせて「全開業」する予定だ。GGRAsiaの取材によると開業に向けた準備の最終段階に入っているという。

同施設のカジノリゾート「ロンドナー・マカオ」には、既にオープン済みの「ロンドナー・ホテル」、「コンラッド・マカオ」、「セント・レジス・マカオ」の3つのホテルタワーがある。

マカオのカジノ運営会社であるサンズ・チャイナの親会社であるラスベガス・サンズは、シンガポールのカジノ運営会社であるマリーナ・ベイ・サンズ社の親会社でもあり、3月初めにはラスベガスの施設と事業を62億5,000万ドル(約6,890億円)で売却することに合意したと発表した。「アジアでの再投資と新しい市場での高成長の機会に焦点を当てている」と述べている。

■LVS extends dividend pause to lift lender ban on Nevada sale
https://www.ggrasia.com/lvs-extends-dividend-pause-to-lift-lender-ban-on-nevada-sale/


【韓国】パラダイス社8月のカジノ収益が増加

Paradise Co casino revenue soars in August
https://www.ggrasia.com/paradise-co-casino-revenue-soars-in-august/

韓国で外国人専用のカジノを運営するパラダイス社は、8月のカジノ収益が前月比8倍以上増の約594億9000万ウォン(約56億円)へ増加したと発表した。カジノ売上高も172.9億ウォン(約16億円)で、1年前に比べて3.5倍弱増加となった。

7月には韓国のCovid-19蔓延防止対策のうち最高レベルの警戒態勢である「レベル4」と呼ばれるプロトコルが導入されていた。8月のカジノ収入の急増は、テーブル収入の増加が主な要因であると同社は述べた。また、韓国政府観光局の傘下で運営するグランド・コリア・レジャーも、8月のカジノ売上高を前月比16%増と報告している。

■Grand Korea Leisure August casino sales up 16 pct m-o-m
https://www.ggrasia.com/grand-korea-leisure-august-casino-sales-up-16-pct-m-o-m/


2021年9月2日(木)

【アメリカ】ワイオミング州のスポーツベッティング市場の合法化に続きBetMGMがサービスをローンチ

BetMGM launches in Wyoming as the state's sports betting market goes live
https://www.yogonet.com/international/noticias/2021/09/02/59103-betmgm-launches-in-wyoming-as-the-states-sports-betting-market-goes-live

今年4月にスポーツ・ベッティングが合法化した、アメリカ合衆国西部の山岳地域にあるワイオミング州でBetMGMがサービスを開始した。アメリカ14州目のローンチとなる。同州では他にもドラフトキング社やジーニアス・スポーツ社などが営業許可を取得している。


【マカオ】マカオと深圳を結ぶフェリーが9月3日から再開

Ferry services between Macau, Shenzhen resume Sept 3
https://www.ggrasia.com/ferry-services-between-macau-shenzhen-resume-sept-3/

8月初旬に中国全土でCovid-19警戒令が発出されて以来、運行停止となっていたマカオと中国・広東省の深圳を結ぶフェリーが9月3日に再開する。マカオは最近、中国本土から陸路、または空路で入国した旅行者に対してのCovid-19検査規則を緩和(7日以内に発行されたCovid-19感染陰性を証明する核酸検査証明書が必要)した。マカオ政府によると、この規則はフェリーで移動する場合にも適用される。


【韓国】韓国のカジノによる税収、2020年に82%減

S.Korea’s tax revenue from casinos down 82pct in 2020
https://www.ggrasia.com/s-koreas-tax-revenue-from-casinos-down-82pct-in-2020/

韓国ゲーミング管理委員会のデータによると韓国政府のゲーミング税収は、818億ウォン(約77億円)で前年比82.4%減となった。韓国には現在17のカジノがあり、自国民に対しては「カンウォン(江原)ランド」の利用のみを許可している。韓国の2020年のゲーミング税収全体の14.8%のシェアを江原ランドが占めた。5月に発表された文化体育観光省のデータによると、韓国のカジノへの来場者数は2020年に176万232人で、前年比71.3%の減少となっている。

韓国のゲーミング産業は、カジノや宝くじだけでなく、競馬、競輪、競艇、闘牛なども含まれると定義されているが、2020年のゲーミングによる国全体の税収は、4040億ウォン(約380億円)となった。公式データによると、2019年の2兆3,600億ウォン(約2,221億円)との比較で82.9%減となる。


【マカオ】8月のマカオのカジノGGRは前月比47%減

Macau casino GGR down 47pct m-o-m in Aug: govt
https://www.ggrasia.com/macau-casino-ggr-down-47pct-m-o-m-in-aug-govt/

マカオ特別行政区政府のゲーミング検査・調査局(DICJ)の発表によると、マカオのカジノGGRは、7月の84億4,000万マカオパタカ(約1,160億円)に対し、8月は44億4,000万マカオパタカ(約610億円)となった。8月初旬の3週間に中国本土からの旅行者数が減少したことと重なる。                            

中国国務院は、今年の10月1日から10月7日までを国慶節休暇期間とし、ゴールデンウィークとしている。中国からの何十万人もの観光客が1週間の休暇を通してマカオを訪れるため、例年通りで行くとマカオの観光産業およびカジノ産業のピークシーズンとなる。
マカオの観光産業、カジノ産業は10月の中国の大型連休に大きな期待感を示す

2021年9月1日(水)

【ラスベガス】サンズ ザ・ベネチアン・エクスポの名称を採用

Signs beginning to change as Sands adopts The Venetian Expo name
https://www.reviewjournal.com/business/conventions/signs-beginning-to-change-as-sands-adopts-the-venetian-expo-name-2431639/

ラスベガスのサンズ・エクスポ & コンベンション・センターは「ザ・ベネチアン・エクスポ」に名称を変更した。ラスベガス・サンズ社は、7月にこの名称変更を発表しており、それに従ってメイン看板は今週中には取り替えられ、年内に徐々に屋内のサンズのネームプレート部分が取り外されていくという。また年内にはベネチアン、パラッツオ、ベネチアン・エクスポの各物件を新オーナーへと移行する準備を進める予定だ。

今年3月に、サンズ社は62億5,000万ドル(約6,890億円)でアポロ・グローバル・マネジメント社とVICIプロパティーズ社へ売却することが発表されていた。


<出典サイト>
Las Vegas Review-Journal
https://www.reviewjournal.com/

Yogonet
https://www.yogonet.com/international/

GGRAsia
http://www.ggrasia.com/

Hotel Business
https://www.hotelbusiness.com/

8NEWSNOW
https://www.8newsnow.com/