ブロードバンドセキュリティ、IR施設運用に不可欠な基幹システムの国内独占使用許諾権を締結

JaIR編集部

 ブロードバントセキュリティは6月17日、米国のTable Trac, Inc.が独自開発したIT管理システム(Casino Management System。以下CMS)に対する日本国内独占使用許諾権契約を締結したと発表。

 過去10年間の稼働トラブルゼロという実績を誇る本CMSは、北米や中南米の140以上のIR施設が事業運営の基幹システムとして導入しているとのこと。監視・カジノマネジメント・入場管理・財務管理等で構成し、安全面はもちろん拡張性にも優れているという。

 今後はセキュリティー面を核として、IR基本法案など日本の法律に適合するよう機能改良するほか、関係機関とデータ連携が可能になるよう、生体認証機能及びデータセキュリティー確保などの追加開発を進めていくとのこと。

 ブロードバントセキュリティは、「国内IR事業に関連する様々な優良企業と連携することで日本の法律に適する改修をすることが可能なデータセキュリティ専業ベンダーであり、また、IR事業運用に欠かせない安全かつ確実な中核データの一元管理が可能と評価された」ことが独占使用許諾権を獲得できた背景とする。今後、改修したCMSが日本のデファクト・スタンダードCMSとしての地位を確保し、日本におけるIR事業が世界で最も安全で堅牢に運用されることを目指すとのこと。