【海外版・7/14~7/27 IR記事まとめ】ラスベガスのコロナ再拡大 上半期マカオの観光客は昨年比20%増 (1/2)

JaIR編集部

 JaIRがお届けする海外版・IRニュースまとめでは1週間分(今回は2週間分となります)の海外のIR関連記事をまとめ、毎週お届けしています(掲出日は現地時間)。今回は7月14日(水)~7月27日(火)までのIR関連記事。出典サイトは記事の文末にまとめて記載していますが、各社のSNSも情報ソースとしています。なお、1ドル=109円、1マカオパタカ=13円換算です。

2021年7月27日(火)

【ラスベガス】ラスベガスのコンベンションとカジノ、ワクチン接種所を増設

Las Vegas convention authority working with casinos to open more vaccination sites
https://www.yogonet.com/international/noticias/2021/07/27/58549-las-vegas-convention-authority-working-with-casinos-to-open-more-vaccination-sites

Covid-19(デルタ型)感染が再拡大している中、ラスベガスのあるクラーク群はアメリカ政府の指定するCovid-19感染における「ホットスポット」として指定された。地元メディアでも、特にネバダ州は「高感染州」として報道されている。7月23日の週次で、州全体の感染者数は前週比で23%増、病院への入院者数も7%増加した。

政府の指定後、アメリカ国内の各地域はラスベガスへの渡航を控えるよう州住民に勧告しており、ラスベガス観光局はカジノリゾートや広告代理店らと協力して、ワクチン接種を奨励・促進を進める方針でワクチン接種所の増設を急いでいる。


【マカオ】中国4省がマカオの検疫リストに加わる

Places in four China provinces join Macau quarantine list
https://www.ggrasia.com/places-in-four-china-provinces-join-macau-quarantine-list/

マカオ当局は、中国の4省(江蘇省、雲南省、遼寧省、四川省)にまたがるエリアから出国する旅行者に対して、マカオ到着後に14日間検疫を受けるリストに追加した。この措置は、中国本土で報告されているCovid-19の新規感染者数が増加していることを受けたものである。


2021年7月26日(月)

【アメリカ】ニューオリンズ・セインツとシーザーズ・エンタテインメントがパートナーシップを発表 スタジアム名称は「シーザーズ・スーパードーム」に

New Orleans Saints and Caesars Entertainment announce partnership: Stadium rebranded as Caesars Superdome
https://www.neworleanssaints.com/news/new-orleans-saints-caesars-entertainment-partnership-caesars-superdome-rebrand

アメリカのプロフットボール(NFL)チームであるニューオーリンズ・セインツと、シーザーズ・エンタテインメントは、ルイジアナ州ニューオーリンズにあるセインツのホーム全試合が開催されるスタジアムを「シーザーズ・スーパードーム」と改称した。20年間の契約で独占ネーミングライツ・パートナーシップを締結した。

シーザーズ・エンタテインメント社のCEOであるトム・リーグ氏は「ニューオーリンズ・セインツとは20年近くにわたり強力な関係を築いてきましたが、この関係をさらに強化し、市、州、そしてメキシコ湾岸地域全体へ貢献する機会を得られたことに感激しています」とコメントしている。


【マカオ】グランド・リスボア・パレス・ホテルのライセンスは申請中 MGTO

Grand Lisboa Palace hotel licence pending: MGTO
https://www.ggrasia.com/grand-lisboa-palace-hotel-licence-pending-mgto/

SMJホールディングスは、マカオのコタイ地区の新カジノリゾート「グランド・リスボア」のノンゲーミング施設について、7月15日にプレスリリースを発表した。その後、GGRAsiaが行ったマカオ政府観光局(MGTO)への取材によると「グランド・リスボア・パレス・ホテル」の宿泊ライセンスは未だ「発行されていない」状況で、ノンゲーミング施設についてもまだライセンスプロセスは進行中であるという。
      
同社はグランド・リスボア・パレスをオープンするために、マカオ、香港、中国本土間の通常の旅行緩和の再開を待つつもりはないと言及しているが、リゾートの第一段階のオープン日についてはまだ発表していない。グランド・リスボア・パレスには、「パラッツォ・ヴェルサーチ」ブランドのホテルと、「カール・ラガーフェルド」ブランドのホテルも建設される予定だ。

■Grand Lisboa Palace Resort Macau Unveils the First Phase of Enticing Dining Options
https://www.sjmholdings.com/resources/images/uploads/press-release---glp-unveils-the-1st-phase-of-dining-options.pdf


2021年7月23日(金)

【ラスベガス】リゾート・ワールド・ラスベガス店舗にAmazon社の「Just Walk Out」技術を採用

Resorts World Las Vegas store to use Amazon’s ‘Just Walk Out’ tech
https://www.reviewjournal.com/business/casinos-gaming/resorts-world-las-vegas-store-to-use-amazons-just-walk-out-tech-2405634/

ラスベガスのリゾート・ワールド・ラスベガスでは、7月26日にAmazonの「Just Walk Out」技術を利用したショップがオープンする。リゾート・ワールドによると、ラスベガスのリゾートで、同システムを採用した最初の店舗となる。店舗で買い物を終えた人は、店を出るだけで購入した商品の代金がクレジットカードに請求される仕組みだ。


【マカオ】ロンドナー・コート 10月ゴールデンウィーク(中国の秋の連休)までにオープン

Londoner Court at Londoner Macao open by Oct Golden Week
https://www.ggrasia.com/londoner-court-at-londoner-macao-open-by-oct-golden-week/

マカオのカジノ運営会社サンズ・チャイナ・リミテッドは、運営するロンドナーのファミリー向け・ハイエンド顧客向けの宿泊施設である、ロンドナー・コートを今年10月にオープンすると広報した。

ロンドナー・コートは、コタイ地区のカジノリゾート「サンズ・コタイ・セントラル」の跡地に建設した「ロンドナー・マカオ」内において300室分の宿泊施設となる。中国の10月1日を中心とした大型連休に向けてホテル部分の「フルオープン」を目指す。

また、同施設の「ビッグベン」の愛称で親しまれているウェストミンスター宮殿のエリザベス・タワーのレプリカ等、建設の残りの部分は今後数ヶ月のうちに完成する予定で、来年の第1四半期には6,000人を収容できるアリーナが完成する予定だ。


2021年7月22日(木)

【ラスベガス】ネバダ州規制当局、クラーク郡のマスク義務化への対応を確認

Nevada regulators to ensure compliance with Clark County's mask mandate
https://www.yogonet.com/international/noticias/2021/07/22/58486-nevada-regulators-to-ensure-compliance-with-clark-countys-mask-mandate

ネバダ州カジノ管理委員会は、ラスベガスを含むクラーク郡が定めている屋内での従業員のマスク着用義務をすべてのカジノに適用し、その遵守を徹底するとして、22日の午前12時に発効した。ウィンとMGMの施設はすでに対応を完了している。

ラスベガスではCovid-19の新規感染者数が増加傾向にある事が伝えられており、伝染性の高いデルタ株の急増の中で決定された。ネバダ州は、21日には1月以来で初めて1,000以上の新規陽性者数を記録している。マスクポリシーについては、8月17日に再検討される予定だ。
ラスベガスでは6月にすべてのコロナ対策が解除されたが、再度マスク着用制限が発令された

■All Las Vegas casino workers must wear masks indoors as of Thursday
https://www.yogonet.com/international/noticias/2021/07/21/58470-all-las-vegas-casino-workers-must-wear-masks-indoors-as-of-thursday


【アメリカ】ラスベガス・サンズ 取締役にイビン・マオ氏が就任

Yibing Mao joins Las Vegas Sands board
https://www.ggrasia.com/yibing-mao-joins-las-vegas-sands-board/

ラスベガス・サンズ社は、社外取締役にイビン・マオ氏を任命した。同氏はホテル運営会社であるマリオット・インターナショナルのアジア太平洋地域の最高法務責任者を務めていた人物で、経歴には北京出身とされている。


【マカオ】マカオ政府、2021年GGR予想は160億ドル(およそ約1兆7,000億円)を維持

Macau govt maintains US$16bln GGR forecast for 2021
https://www.ggrasia.com/macau-govt-maintains-us16bln-ggr-forecast-for-2021/

マカオ政府のレイ・ワイノン経済財政長官は2021年のカジノ収益(GGR)見通しを1,300億マカオパタカ(約1兆7,817億円)のままとする以前からの予測を堅持すると発表した。通期予測は、2019年のカジノGGR(2,925億マカオパタカ、約4兆89億円)に対して44%強に相当する。

以前の予測はCovid-19の見通しが十分に改善された上で、「2021年の第2四半期または第3四半期までに」マカオと香港間の旅行が緩和されると想定を含むものであった。緩和がされていない中で、今回維持したことについて「基本的に "黄金期(マカオ観光客のピーク) "は今年の下半期に集中していると見ています」とコメント。10月1日の中国の国慶節を中心とした祝日を含む「ゴールデンウィーク」に期待を寄せた。
今年の観光ピークとしてマカオ政府は10月にある中国の連休に期待を寄せる

【マカオ】サンズ・チャイナ、2年ぶりに前年同期比増収を達成 グループ収益わずかに減少

Sands China posts first y-o-y revenue increase in 2 years
https://www.ggrasia.com/sands-china-posts-first-y-o-y-revenue-increase-in-2-years/

ラスベガス・サンズの2021年第2四半期決算が発表され、サンズ・チャイナが統括するマカオ部門の純収益は、プレミアム・マスの収益が回復したことなどにより前年同期比で18倍以上の増加となった。2019年第2四半期以来(パンデミック以来で)、初めて前年比増収報告となった。

サンズ・チャイナの4~6月期の純収益は8億5,500万ドル(約934億円)で、前四半期から10%増加となった。ラスベガス・サンズ社の会長兼CEOであるロバート・ゴールドスタイン氏は、マカオ市場について「引き続き堅調」と報告した。

ラスベガス・サンズのシンガポール部門の純収益は、2021年第1四半期の4億2,600万ドル(約468億円)から6月30日までの3カ月間で3億2,700万ドル(約359億円)減少した。それでも、第2四半期の収益は前年同期比で14倍と報告された。

ラスベガス・サンズグループの第2四半期の営業損失は1億3900万ドル(約152億円)で、前年同期は7億5700万ドル(約831億円)の損失であった。グループ全体の純売上高は11億7,000万ドル(約1,285億円)で、2021年第1四半期に比べてわずかに減少した。

今年の3月上旬に、ネバダ州ラスベガスの同社施設と運営を62億5,000万ドル(約6,867億円)で売却することに合意したと発表しており「アジアでの再投資と新しい市場での高成長の機会に集中する」と述べている。同社は、この取引は2021年の第4四半期に完了すると伝えている。

また、マカオ市場でのライセンスについて、サンズ・チャイナ社長のウィフレッド・ウォン・イン・ワイ氏は、マカオの2022年6月に失効予定のライセンスの延長の可能性について、いまだマカオ政府との話し合いを行っていないとコメントしている。

■No talks yet with Macau govt on concession extension: Sands
https://www.ggrasia.com/no-talks-yet-with-macau-govt-on-concession-extension-sands/


【シンガポール】マリーナベイ・サンズ カジノ、Covid-19影響で8月5日まで閉鎖

MBS casino closes until August 5 due to Covid-19 cluster
https://www.ggrasia.com/mbs-casino-closes-until-august-5-due-to-covid-19-cluster/

シンガポールのマリーナ・ベイ・サンズ(MBS)リゾートは、7月22日から8月5日まで、Covid-19により感染者が報告されたことによる「ディープクリーニング」のためにカジノを「一時的に閉鎖」する。ホテルは営業を続けるが、一部屋あたり最大2名のみ宿泊可に制限される。また、リゾート内のいくつかのアトラクションは、従来の上限50%から25%に縮小して営業する。

シンガポール当局は「(Covid-19)クラスターに関連し、11人の患者を検出した」と報告し「同所のすべての一般市民の立ち入りを禁止する」としている。

現在、シンガポール政府は国の対策でもより厳しい措置を再導入しており、8月18日までを「フェーズ2(厳戒態勢)」に戻している。21日、シンガポールでは、新たに(検疫を含まない現地住民の)179人の新規感染者数を報告した。