JaIRがお届けする海外版・IRニュースまとめでは1週間分の海外のIR関連記事をまとめ、毎週お届けしています(掲出日は現地時間)。今回は6月2日(水)~6月8日(火)までのIR関連記事。出典サイトは記事の文末にまとめて記載していますが、各社のSNSも情報ソースとしています。なお、1ドル=109円、1マカオパタカ=13円換算です。
2021年6月8日(火)
【アメリカ】商業カジノ・ゲーミング、4月の売上高は過去2番目の高水準
US commercial gaming sees 2nd highest grossing-gaming revenue month ever in April
https://www.yogonet.com/international/noticias/2021/06/08/57915-us-commercial-gaming-sees-2nd-highest-grossing-gaming-revenue-month-ever-in-april
アメリカン・ゲーミング協会(AGA)のレポートによると、アメリカにおける4月のスロットマシンなどを含むカジノの月間収益は過去最高となり、テーブルゲーム収益はパンデミック前の水準にほぼ戻ったという。また、スポーツ・ベッティングとiGaming(オンライン・ゲーミング)の収入は、合わせて同月の商業ゲーミング収入のうち12.5%以上を占めた。
2021年4月の商業カジノのゲーミング収益は3月の最高益に続き過去2番目に高い月となった。カジノ、スポーツ・ベッティングとオンライン・ゲーミングのカジノ収益の合計は43億9,000万ドル(約4,805億円)に達した。ワクチン接種率の上昇、消費者支出の全般的な増加傾向、スポーツ・ベッティングやオンライン・ベッティングの継続的な盛り上がりにより、2019年4月からは25%以上の伸びとなった。
現在、陸上カジノがある25州のうち8州では、一連のCovid-19に対する制限なしでの施設の営業が認められている。
【マカオ】マカオ近郊の中国にMGMホテルを計画 中国「釣魚台国賓館」と合弁企業
Diaoyutai venture in China plans new MGM hotels near Macau
https://www.ggrasia.com/diaoyutai-venture-in-china-plans-new-mgm-hotels-near-macau/
GGRAの取材によると、中国の「釣魚台国賓館(国賓の接待などに使用される施設)」とアメリカのカジノグループ「MGMリゾーツ・インターナショナル」の合弁会社「釣魚台MGMホスピタリティ(Diaoyutai MGM Hospitality)」が、マカオに隣接する中国の広東省でMGMブランドホテルの建設を行う計画を発表した。ラスベガスの有名な「ミラージュby MGM」など、中国市場において初めとなるホテルブランドも含まれる。
マカオから最も近い中国の珠海に1軒、香港から国境を越えて直ぐの深圳に3軒建設される予定で、2023年~2026年頃にかけて順次オープンを目指す。
【マカオ】メルコ社スタジオ・シティのレジデンシー・ショーを近日中に公開
Studio City to launch series of residency shows soon: Melco
https://www.ggrasia.com/studio-city-to-launch-series-of-residency-shows-soon-melco/
メルコリゾーツ・は、2021年後半から2024年までの3年間、マカオのコタイ地区にあるスタジオ・シティで、新しいレジデンシー・ショーを開始する。一流のアーティストを招き、アジアでは初めての試みとなる常設(プレスリリースでは90回開催を予定)の独自のショーとなる予定だ。
メルコリゾーツ社のエバン・ウィンクラー社長は、この新しいエンターテインメントについて、「マカオの多様化と、グレーター・ベイ・エリア(香港、マカオと中国広東省の9都市を含む開発エリア)への貢献に対してメルコの信念を示すもの」と述べた。
■Melco announces Asia’s first ever residency show project with superstar headliners Aaron Kwok, Joey Yung and Leon Lai
https://ir.melco-resorts.com/news-releases/news-release-details/melco-announces-asias-first-ever-residency-show-project
【マカオ】ジャンケット従業員に最大15か月分給与の自主退社制度を提示 サンシティ
Max 15mths of salary offer by Suncity junket for staff exit
https://www.ggrasia.com/max-15mths-of-salary-offer-by-suncity-junket-for-staff-exit/
GGRAの取材によると、マカオのサンシティ・グループが従業員の自主退社制度として、「給与の最大15ヶ月分」に相当する「ボーナス」を提供するという。
自主退社制度を導入した理由について「サンシティのVIPクラブは、Covid-19パンデミックにより、厳しい状況に置かれている」と説明し、マカオ市場におけるVIPクラブのビジネスの見通しについては「あまり楽観的ではない」と指摘し「市場環境の変化に対応するため、会社の構造を最適化し、人員を削減する必要がある」とコメントしている。
2021年6月8日(火)
【アメリカ】商業カジノ・ゲーミング、4月の売上高は過去2番目の高水準
US commercial gaming sees 2nd highest grossing-gaming revenue month ever in April
https://www.yogonet.com/international/noticias/2021/06/08/57915-us-commercial-gaming-sees-2nd-highest-grossing-gaming-revenue-month-ever-in-april
アメリカン・ゲーミング協会(AGA)のレポートによると、アメリカにおける4月のスロットマシンなどを含むカジノの月間収益は過去最高となり、テーブルゲーム収益はパンデミック前の水準にほぼ戻ったという。また、スポーツ・ベッティングとiGaming(オンライン・ゲーミング)の収入は、合わせて同月の商業ゲーミング収入のうち12.5%以上を占めた。
2021年4月の商業カジノのゲーミング収益は3月の最高益に続き過去2番目に高い月となった。カジノ、スポーツ・ベッティングとオンライン・ゲーミングのカジノ収益の合計は43億9,000万ドル(約4,805億円)に達した。ワクチン接種率の上昇、消費者支出の全般的な増加傾向、スポーツ・ベッティングやオンライン・ベッティングの継続的な盛り上がりにより、2019年4月からは25%以上の伸びとなった。
現在、陸上カジノがある25州のうち8州では、一連のCovid-19に対する制限なしでの施設の営業が認められている。
【マカオ】マカオ近郊の中国にMGMホテルを計画 中国「釣魚台国賓館」と合弁企業
Diaoyutai venture in China plans new MGM hotels near Macau
https://www.ggrasia.com/diaoyutai-venture-in-china-plans-new-mgm-hotels-near-macau/
GGRAの取材によると、中国の「釣魚台国賓館(国賓の接待などに使用される施設)」とアメリカのカジノグループ「MGMリゾーツ・インターナショナル」の合弁会社「釣魚台MGMホスピタリティ(Diaoyutai MGM Hospitality)」が、マカオに隣接する中国の広東省でMGMブランドホテルの建設を行う計画を発表した。ラスベガスの有名な「ミラージュby MGM」など、中国市場において初めとなるホテルブランドも含まれる。
マカオから最も近い中国の珠海に1軒、香港から国境を越えて直ぐの深圳に3軒建設される予定で、2023年~2026年頃にかけて順次オープンを目指す。
【マカオ】メルコ社スタジオ・シティのレジデンシー・ショーを近日中に公開
Studio City to launch series of residency shows soon: Melco
https://www.ggrasia.com/studio-city-to-launch-series-of-residency-shows-soon-melco/
メルコリゾーツ・は、2021年後半から2024年までの3年間、マカオのコタイ地区にあるスタジオ・シティで、新しいレジデンシー・ショーを開始する。一流のアーティストを招き、アジアでは初めての試みとなる常設(プレスリリースでは90回開催を予定)の独自のショーとなる予定だ。
メルコリゾーツ社のエバン・ウィンクラー社長は、この新しいエンターテインメントについて、「マカオの多様化と、グレーター・ベイ・エリア(香港、マカオと中国広東省の9都市を含む開発エリア)への貢献に対してメルコの信念を示すもの」と述べた。
https://ir.melco-resorts.com/news-releases/news-release-details/melco-announces-asias-first-ever-residency-show-project
【マカオ】ジャンケット従業員に最大15か月分給与の自主退社制度を提示 サンシティ
Max 15mths of salary offer by Suncity junket for staff exit
https://www.ggrasia.com/max-15mths-of-salary-offer-by-suncity-junket-for-staff-exit/
GGRAの取材によると、マカオのサンシティ・グループが従業員の自主退社制度として、「給与の最大15ヶ月分」に相当する「ボーナス」を提供するという。
自主退社制度を導入した理由について「サンシティのVIPクラブは、Covid-19パンデミックにより、厳しい状況に置かれている」と説明し、マカオ市場におけるVIPクラブのビジネスの見通しについては「あまり楽観的ではない」と指摘し「市場環境の変化に対応するため、会社の構造を最適化し、人員を削減する必要がある」とコメントしている。