【海外版・5/26~6/1 IR記事まとめ】ゲンティン・グループ四半期報告 マカオ5月GGRは前月比24%増 (2/2)

JaIR編集部

2021年5月31日(月)

【アメリカ】ウィン・リゾーツ ビリングス氏が社長を退任、CFOに

Billings steps down as Wynn Resorts president, remains CFO
https://www.ggrasia.com/billings-steps-down-as-wynn-resorts-president-remains-cfo/

米国のカジノ運営会社であるウィン・リゾーツ社は、同社幹部のクレイグ・ビリングス氏が5月24日付で社長職を退任したと発表した。後任については発表していない。

今後、同氏はウィン・リゾーツ社の最高財務責任者(CFO)として残る。また、ウィン・リゾーツ社の関連会社である、スポーツ・ベッティングと、オンライン・ゲーミング事業を運営するウィン・インタラクティブ社の社長兼CEOに就任する。同氏は略歴によると、元ゴールドマン・サックス社のニューヨークとロンドンで投資銀行部門の副社長を務め、ゲーミング業界を担当していた人物である。


【マカオ】マカオ政府推進のCovid-19ワクチン接種所、拡大に各オペレーター協力

Macau ops join govt push to expand Covid-19 vaccination
https://www.ggrasia.com/macau-ops-join-govt-push-to-expand-covid-19-vaccination/

マカオのカジノ運営会社6社は、政府が推進するCovid-19ワクチン接種プログラムに参加しており、リゾート施設内にワクチン接種所を設置し各社のスタッフが利用できる取り組みを始めている。各社はスタッフに休暇やインセンティブを与えるとしている。

MGMチャイナは5月24日、25日の2日間、MGM コタイ・カジノリゾートにおいて保健局のCovid-19ワクチン接種所を設置してテストを行った。続いてサンズ・チャイナ、ギャラクシー、メルコリゾーツ、ウィン・リゾーツ、SJMホールディングスもそれぞれ、6月中に設置する。

マカオ政府のデータによると、第1四半期末に登録されている68万2,500人以上の住民のうち、これまでに10万6,437人がCovid-19ワクチン接種を少なくとも1回受けている。これは、マカオの人口の約16%にあたる。


【マレーシア】ゲンティン・マレーシアの第1四半期損失は1億1,700万ドル(約128億円)、EBITDAはマイナス

GEN Malaysia 1Q loss US$117mln, negative EBITDA
https://www.ggrasia.com/gen-malaysia-1q-loss-us117mln-negative-ebitda/

カジノ事業者であるゲンティン・グループは第 1 四半期の損失が4 億 8,360 万マレーシアリンギット (約128億円) で、前年同期から損失をわずかに拡大したことを発表した。

第1四半期の収益としては、6億2,340万リンギット(約165億円)と報告しており、前年同期比68.1%減となった。2020年の1~3月期の約19億6,000万リンギット(約520億円)であった。

収入のうち大半を占める6億1890万リンギット(約164億円)は、ゲーミングを含む「レジャー・ホスピタリティ」セグメントが占め、以下3つの主要な市場で構成されている。セグメントは、マレーシアの「リゾート・ワールド・ゲンティン」、カジノ事業を展開する「イギリスとエジプト」、「アメリカとバハマ」の3つとなる。

マレーシアのレジャー・ホスピタリティ事業の売上高は、2億9,900万リンギット(約79億円)で前年同期比76%減、調整後のEBITDA(金利、税金、償却前損益)で損失が8,360万リンギット(約22億円)を記録した。これは主に、政府による移動規制命令の実施(Covid-19蔓延対策)に伴い、2021年1月22日から2021年2月中旬までグループ全体のリゾート施設の営業を停止し、その後、収容人数を減らして施設を再開したことによる影響と説明している。

■関連記事
Genting Malaysia Berhad  1st Quarterly Financial Report 2021
https://www.gentingmalaysia.com/investor_relations/quarterly-report/


【マレーシア】ゲンティン・マレーシアのテーマパーク第3四半期に延期、開業日は未定

GEN Malaysia aims 3Q finish for theme park, opening TBC
https://www.ggrasia.com/gen-malaysia-aims-3q-finish-for-theme-park-opening-tbc/

ゲンティン・マレーシアは、同社の旗艦リゾートである「リゾート・ワールド・ゲンティン」の屋外テーマパーク「Genting Sky Worlds」を「2021年の第3四半期」に完成させることを「目指している」と述べた。この施設は、8億ドル(約876億円)以上を投資するとされている。以前は第2四半期開業を目標にしており4月下旬にこの施設スタッフ募集を開始していた。

現在マレーシアで再び移動規制命令(Covid-19蔓延対策)が発令されているため、「2021年5月24日からリゾート・ワールド・ゲンティンのカジノ事業を一時的に閉鎖しており、この完成延期はグループの事業にさらなる悪影響を及ぼすことになる」とコメントをしている。

ゲンティン「Genting Sky Worlds」公式HP  https://www.gentingskyworlds.com/

2021年5月28日(金)

【アメリカ】モヒガン社、レイ・ピノー氏を社長兼CEOに任命

Mohegan names Ray Pineault as President and CEO
https://www.yogonet.com/international/noticias/2021/05/28/57777-mohegan-names-ray-pineault-as-president-and-ceo

モヒガン・ゲーミング&エンターテイメント(MGE)は、レイ・ピノー氏を社長兼最高経営責任者に任命すると発表した。同氏は、モヒガン・サン・コネチカットの社長兼ゼネラルマネージャーとして20年近くモヒガン族に貢献し、直近ではMGE地域社長と同社COOを務めていた。

プレスリリースによると、ピノー氏は2021年3月31日からMGEの暫定CEOを務めており「私は、モヒガン・ゲーミング&エンターテイメントの成功のため、自分のキャリアをすべて捧げてきました。この機会を与えてくれたモヒガン族に感謝し、米国と、当社が事業を展開する世界中のコミュニティの両方で、当社の価値と伝統を守るために、たゆまぬ努力をしていきます」とコメントしている。


2021年5月27日(木)

【ラスベガス】ネバダ州のゲーミング規制当局 6月1日社会的距離ルールと占有率制限終了を通知

Nevada's regulator confirms social distancing, occupancy limits end June 1
https://www.yogonet.com/international/noticias/2021/05/27/57768-nevadas-regulator-confirms-social-distancing-occupancy-limits-end-june-1

ネバダ州ゲーミングコントロール委員会は、ゲーミング・ライセンシーに対して、カジノにおけるCovid-19緩和プロトコルに関連するすべての制限を、6月1日(火)午前0時に終了することを発表、通知した。これにより、ラスベガスのカジノにおいて正式に社会的距離のルールや占有率の制限が撤廃される。


【ラスベガス】ステーション・カジノが45周年を記念して3つの花火ショーを開催

Station Casinos to celebrate 45th anniversary with 3 fireworks shows
https://www.reviewjournal.com/business/casinos-gaming/station-casinos-to-celebrate-45th-anniversary-with-3-fireworks-shows-2364569/

アメリカ合衆国の独立記念日を祝う、ラスベガスの風物詩である7月4日の花火大会が今年は開催される予定だ。ステーション・カジノは45周年を記念して、3つの花火ショーを行い、記念イベントを開催する。


<出典サイト>
Las Vegas Review-Journal
https://www.reviewjournal.com/

Yogonet
https://www.yogonet.com/international/

GGRAsia
http://www.ggrasia.com/