日本MGMリゾーツのハイランド社長、IRの最前線を紹介する著書を出版

JaIR編集部

 日本MGMリゾーツは6月7日、代表執行役員兼社長のジェイソン・ハイランド氏が『IR〈統合型リゾート〉で日本が変わる カジノと観光都市の未来』を上梓したと発表。すでに全国の書店ならびにオンラインショップで販売している。

 ハイランド氏は、在日米国大使館首席公使および臨時代理大使を務め、計15年間日本に在住したという。本書では、世界に発信すべき日本文化の強みや、世界のIRの最前線を紹介。IRはカジノはもちろん、観光やMICE産業、エンターテインメントなど、ありとあらゆる産業を包摂したプラットフォームだと丁寧に説明し、IR産業の誕生が日本社会と日本経済にどのような影響を与えるかを検証していく。

 ハイランド氏は「アメリカ合衆国の外交官としての30年以上に渡るキャリアを終えてMGMリゾーツに参加した折、日本にとってまったく新しい産業であるIR=〈統合型リゾート〉に対して日本の皆様が多くの疑問・質問を抱かれていることを実感しました。日本と海外で培った経験に基づいて統合型リゾートについて解説し、私の見方をご提供することで、IRを巡る議論をより深めることに貢献できるのではないかと考え、拙著を上梓させていただくこととなりました。日本にとって非常に重要なテーマについて、日本のことを心から大事に思っている、1人のアメリカ人が書いたこの本 『IRで日本が変わる』 をお手に取っていただければ幸いに存じます」と述べている。

『IR〈統合型リゾート〉で日本が変わる カジノと観光都市の未来』概要】
・著者:ジェイソン・ハイランド氏
・発行:KADOKAWA
・定価:864円
・発売日:6月8日
・仕様:新書、192ページ
・ISBN:978-4-0408-2282-2