【海外版・3/31~4/6 IR記事まとめ】ラスベガス好調、急速な回復 モヒガン韓国カジノ開業を1年延期に (2/2)

JaIR編集部



2021年4月1日(木)

【ラスベガス】アライド・eスポーツ社、ワールドポーカーツアーを1億500万ドルで売却予定

Allied Esports now plans to sell World Poker Tour for $ 105 M
https://www.yogonet.com/international/noticias/2021/04/01/57078-allied-esports-now-plans-to-sell-world-poker-tour-for--105-m

アライド・eスポーツ社は、同社のワールドポーカーツアー(世界中を転戦して行われるテキサス・ホールデムのポーカー大会)をエレメント・パートナーズ社に1億500万ドル(約115億円)で売却すると発表した。

アライド・eスポーツ社は、カリフォルニア州アーバインを本拠地とし、ストリップ地区のルクソール・ホテルに併設するHyperX Esports Arenaを運営している。今回の取引で同社のポーカー関連事業および、資産を共同で運営する各法人の資本株式をすべて売却すると発表した。

■関連記事 ワールドシリーズポーカー2021年大会を発表
World Series of Poker announces plans for 2021
https://www.yogonet.com/international/noticias/2021/04/02/57085-world-series-of-poker-announces-plans-for-2021


【マカオ】3月 マカオのカジノGGRは前月比14%増

Macau casino GGR rises 14pct m-o-m in March: govt
http://www.ggrasia.com/macau-casino-ggr-rises-14pct-m-o-m-in-march-govt/

マカオ賭博検査調整局(DICJ)の報告によると、3月のマカオの、カジノのゲーミング総収入(GGR)は、2月の73億1,000万マカオパタカ(約1,005億円)を上回り、前月比13.6%増の83億1,000万マカオパタカ(約1,144億円)程となった。また、前年同月比では58%増加となった。

投資銀行JPモルガン社の投資アナリストによると、マカオのカジノ産業は、ここ数週間GGRが週単位で連続して改善しているという。これは、旅行者の心理が改善され、潜在的な需要があることを反映していると考えられている。

また、マカオのカジノ規制当局によれば、現地ではスタンディング・ベット(テーブルを囲む立ち寄り客)の再開や、カジノ入場時のCovid-19検査廃止などが一部緩和されている状況だ。2月23日、マカオ当局は、中国にCovid-19感染が「中程度のリスク」とする都市がなくなったと発表していた。同日以降、中国本土からマカオを訪れる旅行者は、マカオに到着する前の14日間に中国本土の「中リスク」の場所に行ったかどうかに基づいて、到着時に検疫を行う必要がなくなった。


【マカオ】メルコ・インターナショナル  2020年の収益は前年比70%減

Melco International with 70pct y-on-y break in revenue in 2020
https://www.macaubusiness.com/melco-international-with-70pct-y-on-y-break-in-revenue-in-2020/

カジノオペレーターであるメルコ・リゾーツの親会社であるメルコ・インターナショナル・ディベロップメントは、2020年の純収益が前年比70%減の約134億香港ドル(約1,907億円)となったことを報告した。

メルコの会長兼CEOであるローレンス・ホー氏は、財務報告書の中で「Covid-19とそれに伴う渡航制限は、2020年の1年間を通じて当社の営業および財務実績に大きな影響を与えた」とコメントしている。ホー氏は、第4四半期のプロパティEBITDAは黒字に転換したことや、マカオの既存施設をアップグレードすることに注力していることを強調した。

報告書の中では日本への開発にも触れており「東洋と西洋の両方の長所を備えたアジアのユニークなデスティネーションに憧れ、刺激を求める皆様のために、私たちは日本市場を開拓していきたいと考えている。日本は大きな可能性を秘めた国であり、私たちはこの新しいフロンティアに、日本らしさを表現した優れた統合型リゾートを提供することを目標としている」とコメントしている。

また、マカオでの主要プロジェクトであるスタジオ・シティの第2期開発は進行中で、完成すれば、約900室の客室とスイートルームが整備され、スタジオ・シティのホテル客室数は約60%増加する」と言及した。

■Melco International Development Limited ANNUAL RESULTS
https://www1.hkexnews.hk/listedco/listconews/sehk/2021/0331/2021033103088.pdf


【マカオ】メルコのスタジオ・シティ 5月22日にウォーターパークを開業

Studio City new water park launches May 22: Melco
http://www.ggrasia.com/studio-city-new-water-park-launches-may-22-melco/

メルコ・リゾーツが開発を進めるコタイ地区のスタジオ・シティでは、新しくファミリー層向けエンターテインメントに焦点を当てたウォーターパークが5月22日に開業する。この施設は、スタジオ・シティの第2フェーズ開発の一部である。

同社によれば、マカオで唯一のウォーターパークとして「ハイ・ポイント・ツイスター」「ゴールデン・バケット」等の5つのスライドタワーアトラクションが設置されており、現在ネットから予約可能である。

このスタジオ・シティの第2フェーズには、ゲーミングスペースと、マルチスクリーン映画館、「高級レストラン」、MICEなど、非ゲーミングのアトラクション施設も含まれる予定だ。

■COME ENJOY THE ONLY WATER PARK IN MACAU
https://www.studiocity-macau.com/en/entertainment/waterpark


【マカオ】カウントダウンホテル 改装のため休業

Countdown hotel at CoD Macau closes for renovation
http://www.ggrasia.com/countdown-hotel-at-cod-macau-closes-for-renovation/

メルコが運営するマカオのシティ・オブ・ドリームズ・カジノリゾートにある、カウントダウンホテルはホテルの改修工事のため、一時休業となる。メルコグループは以前より、同ホテルは「リベルタン」というブランド名に変更され、全室スイートの5つ星ホテルに生まれ変わると述べていた。改装完了は2023年を目標としている。


【韓国・アメリカ】モヒガンはインスパイア・コリア オープンを1年延期

Mohegan given 1-year delay on Inspire Korea opening
http://www.ggrasia.com/mohegan-confirms-1-year-delay-on-inspire-korea-opening/

以前より韓国政府に「2023年前半」への延期を求めていたと報じられていたモヒガン・ゲーミング&エンターテイメントは、韓国仁川にある外国人専用のカジノを備えたプロジェクト計画である「インスパイア・コリア」の開業について、1年間延期する事を発表した。また、韓国の文化体育観光省より「屋外テーマ型アトラクションゾーン」として追加施設の設置を許可されたと発表している。

「インスパイア・コリア」の開業について、正式に1年間延期が発表された

2021年3月31日(水)

【アメリカ】シーザーズ サーカスサーカス・リノのホテルを1年ぶり再開

Caesars to reopen Circus Circus Reno hotel after a year
https://www.yogonet.com/international/noticias/2021/03/31/57062-caesars-to-reopen-circus-circus-reno-hotel-after-a-year

シーザーズは、昨年より段階的オープンとなっていたネバダ州リノのサーカスサーカスのホテル営業について、4月8日に再開することを発表した。ホテル営業再開に伴い、レストランや小売店などの施設も再開される。同施設はカーニバル・ミッドウェイ(アミューズメント施設)をはじめとし、ファミリー層向けのアクティビティに力を入れている。

この動きは、Covid-19の数値が改善している中での発表となった。ただし、保健局は特にリノ・スパークス地域でCovidの変異株が検出されていることを挙げており、新たな感染者の増加を防ぐために、マスクの着用、手洗い、社会的距離を置くなどの安全対策を人々に呼びかけている。


【ラスベガス】MGMがコーポレート・コミュニケーションSVPに、新たに人事指名

MGM hires SVP Corporate Communications, names new SVP Public Affairs
https://www.yogonet.com/international/noticias/2021/03/31/57051-mgm-hires-svp-corporate-communications-names-new-svp-public-affairs

MGMリゾーツ・インターナショナルは、ジェフ・モカル氏がコーポレート・コミュニケーション担当シニア・バイス・プレジデント(SVP)として入社したと発表した。同氏は戦略的ポジショニングを統括し、グローバル規模でMGMリゾーツに影響を与える問題について、問題管理戦略や積極的なメディア対応、社内コミュニケーション、社会的影響や持続可能性に関するメッセージング戦略を主導する。

モカル氏はマクドナルドなどの食品関連業界でシニアコミュニケーションのポジションに就いていた。その他、オリンピック、FIFAワールドカップ、マクドナルド社ではハッピーミール、「I'm Lovin' It!」キャンペーンなど、米国および世界各地での広報戦略の立案・指揮に携わった人物である。


【マカオ】サンズ・チャイナのウォン社長は、2020年報酬が増加

Sands China president Wong saw compensation up in 2020
http://www.ggrasia.com/sands-china-president-wong-saw-compensation-up-in-2020/

マカオのカジノ運営会社サンズ・チャイナ社長兼エグゼクティブ・ディレクターであるウィルフレッド・ウォン・インワイ氏の、2020年の役員報酬が前年度と比較して増加したことが報告された。

ウォン氏は68歳で、同社の最高額の取締役でもあり、株主は昨年6月ウォン氏の契約を1年間延長し、2024年2月までとすることを満場一致で承認していた。2020年12月31日までの年度の報酬は569万ドル(約6.2億円)で、同文書によると、裁量ボーナスは受け取らなかったという。


<出典サイト>
Las Vegas Review-Journal
https://www.reviewjournal.com/

Yogonet
https://www.yogonet.com/international/

GGRAsia
http://www.ggrasia.com/

macaubusiness
https://www.macaubusiness.com/