2021年4月に開校する「東京ホテル・ウェディング&IR専門学校」は、江戸川区西葛西に完成した新校舎を披露した。新校舎を見ながら、2020年代後半に立ち上がるIRを前提に、ウェディング、ホテル、観光、調理、カジノまで実践的に学べる同校のコンセプトを紹介する。
東京ホテル・ウェディング&IR専門学校を運営する滋慶学園COMグループは、1987年の設立以来、産学連携で職業人の育成を手がけており、現在は北は北海道から南は福岡まで82もの専門学校を運営している(2021年3月時点)。在籍している学生数はグループ全体で3万6000人以上にのぼっており、音楽、映像、ゲーム、医療、IT、自動車、スポーツ、美容、調理、観光など職種は500種類を超える。「時代の変化に合わせて、企業から求められる人材も変わります。最近はeスポーツに向けたプロゲーマーやホワイトハッカーの育成も手がけていますし、全国では多くの卒業生がドルフィントレーナーとして就業しています。一人ひとりの学生の夢を叶えるために専門学校を運営しています」と副校長の若杉亮氏は語る。
今回、開校する東京ホテル・ウェディング&IR専門学校は、2020年代後半に日本で立ち上がるIRを前提にホスピタリティと実践的な英語を学べる学校として設立された。もともと同グループでは9年前に福岡でホテル、ウエディング、エアラインの専門学校を立ち上げ、その後大阪でも同じ学校を立ち上げて、実績を積んできた。都内にフラグシップとして立ち上げた東京ホテル・ウェディング&IR専門学校では、ホスピタリティ業界と連携した人材の育成を手がける。学校長は元ANA総合研究所取締役会長で一般社団法人ONSEN・ガストロノミーツーリズム推進機構理事長の小川正人氏が就任している。
西葛西駅近くにオープンした新校舎は、名誉学校長を務めるKEN OKUYAMA DESIGNの奥山清行氏が設計を手がけており、既存の専門学校のイメージを変えるラグジュアリーな空間と現場さながらの実践的な学びの場が印象的だ。新校舎の様子を見ていこう。
コースはホテル、ブライダル、観光、スポーツビジネス、製菓・調理などの5分野で10コースが構成されており、3・4年でプロとして働ける知識と技術を習得する。海外留学やインターンシップなどのプログラムも充実しており、英語のコミュニケーションや国際感覚を学ぶことができるようになっている。IRに関しては本場ラスベガスにあるカレッジオブサザンネバダと提携しており、オンラインでのカジノマネジメント教育や、現地での語学・カジノ研修などを提供している。
分野やコースは違えど、共通しているのは「ホスピタリティ」という概念。このホスピタリティとは?という質問に対して、学校長の小川正人氏は、「同じ『水をください』でもお客さまの状況や立場によって意味が異なりますので、それを見極める洞察力からスタートします。富裕層、ファミリー、言語や文化の違う方、すべての人たちの心の声を引き出せるような人材の育成を目指しています」と語る。
関連サイト
東京ホテル・ウェディング&IR専門学校
専門学校のイメージを覆すラグジュアリで実践的な新校舎
東京ホテル・ウェディング&IR専門学校を運営する滋慶学園COMグループは、1987年の設立以来、産学連携で職業人の育成を手がけており、現在は北は北海道から南は福岡まで82もの専門学校を運営している(2021年3月時点)。在籍している学生数はグループ全体で3万6000人以上にのぼっており、音楽、映像、ゲーム、医療、IT、自動車、スポーツ、美容、調理、観光など職種は500種類を超える。「時代の変化に合わせて、企業から求められる人材も変わります。最近はeスポーツに向けたプロゲーマーやホワイトハッカーの育成も手がけていますし、全国では多くの卒業生がドルフィントレーナーとして就業しています。一人ひとりの学生の夢を叶えるために専門学校を運営しています」と副校長の若杉亮氏は語る。
今回、開校する東京ホテル・ウェディング&IR専門学校は、2020年代後半に日本で立ち上がるIRを前提にホスピタリティと実践的な英語を学べる学校として設立された。もともと同グループでは9年前に福岡でホテル、ウエディング、エアラインの専門学校を立ち上げ、その後大阪でも同じ学校を立ち上げて、実績を積んできた。都内にフラグシップとして立ち上げた東京ホテル・ウェディング&IR専門学校では、ホスピタリティ業界と連携した人材の育成を手がける。学校長は元ANA総合研究所取締役会長で一般社団法人ONSEN・ガストロノミーツーリズム推進機構理事長の小川正人氏が就任している。
西葛西駅近くにオープンした新校舎は、名誉学校長を務めるKEN OKUYAMA DESIGNの奥山清行氏が設計を手がけており、既存の専門学校のイメージを変えるラグジュアリーな空間と現場さながらの実践的な学びの場が印象的だ。新校舎の様子を見ていこう。
2020年代後半のIR開設を見据えてホスピタリティと英語を学ぶ
コースはホテル、ブライダル、観光、スポーツビジネス、製菓・調理などの5分野で10コースが構成されており、3・4年でプロとして働ける知識と技術を習得する。海外留学やインターンシップなどのプログラムも充実しており、英語のコミュニケーションや国際感覚を学ぶことができるようになっている。IRに関しては本場ラスベガスにあるカレッジオブサザンネバダと提携しており、オンラインでのカジノマネジメント教育や、現地での語学・カジノ研修などを提供している。
分野やコースは違えど、共通しているのは「ホスピタリティ」という概念。このホスピタリティとは?という質問に対して、学校長の小川正人氏は、「同じ『水をください』でもお客さまの状況や立場によって意味が異なりますので、それを見極める洞察力からスタートします。富裕層、ファミリー、言語や文化の違う方、すべての人たちの心の声を引き出せるような人材の育成を目指しています」と語る。
現時点での入学希望は50名程度で、6割は高校卒業後の進学者だが、既卒・留学生も4割を占めるとのこと。IRという新しい産業で必要な知識と技術を先んじて取得したいというニーズは今後も増していきそうだ。最後に、若杉副校長・小川学校長のメッセージを掲出する。「コロナ禍でインバウンド需要は厳しいですが、日本は成長戦略の一環として観光を進めていきます。ぜひみなさんもこの業界を目指してほしい」(若杉氏)、「日本の観光を支えるホスピタリティと英語を学ぶため、4年間いっしょにがんばりましょう」(小川氏)。
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