2020年11月20日(金)
【ラスベガス】ステーションカジノ ラスベガス在住者向けに特別パッケージセールを開始
Station Casinos launches special packages' sale for Las Vegas residents
https://www.yogonet.com/international/noticias/2020/11/20/55531-station-casinos-launches-special-packages-sale-for-las-vegas-residents
ラスベガスのステーションカジノは年末年始のホリデーシーズンに向けて、地元の住民に宿泊を提供する「StaCation」を発売した。レッドロックカジノリゾート&スパ、グリーンバレーランチリゾートスパ&カジノ、パレスステーション、サンセットステーションホテル&カジノ、ボルダーステーション、サンタフェステーションを含むステーションカジノのいずれかの物件に特別価格で滞在できるとしている。
【アメリカ】ウィリアムヒルの株主ら、シーザーズの買収提案に賛同
William Hill shareholders greenlight Caesars acquisition offer
https://www.yogonet.com/international/noticias/2020/11/20/55519-william-hill-shareholders-greenlight-caesars-acquisition-offer
ウィリアムヒル社の株主総会では、必要な75%の承認率を上回る86%以上の票が集まり、シーザーズからの買収提案が承認された。シーザーズは2021年3月に37億2000万ドル(約3,887億円)規模となる同社の買収完了を目指している。
シーザーズ・エンタテインメントのトム・リーグCEO「我々は残りの規制条件の充足に向けて努力を続け、来年にはこの買収を完了し、ウィリアムヒル米国をシーザーズブランドのスポーツベッティングおよびiGaming(オンラインベッティング)フランチャイズへ統合できることを楽しみにしています」と述べた。なお、シーザーズはすでにウィリアムヒルの米国事業の20%の株式を所有し運営上の独占権を得ている。英国裁判所の最終承認が得られること等が残りの条件となる。
2020年11月19日(木)
【ラスベガス】ラスベガス・サンズが ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・インデックスに初選出
Las Vegas Sands named to the Dow Jones Sustainability World Index for the first time
https://www.yogonet.com/international/noticias/2020/11/19/55505-las-vegas-sands-named-to-the-dow-jones-sustainability-world-index-for-the-first-time
ラスベガス・サンズは、ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・インデックス(DJSI)の長期的な経済・環境・社会・ガバナンス(ESG - long-term economic and environmental, social and governance)要素に基づく2,500社のうち、上位10%企業を代表するDJSIワールドに初めて選出された。また、北米部門においては、上位20%に再選出となった。サンズは、DJSI北米だけでなく、DJSIワールドにも選出された唯一のラスベガスのホスピタリティ&ゲーミング企業となった。ラスベガス・サンズの社長兼最高執行責任者(COO)の、ロバート・ゴールドスタイン氏は「価値の高い観光を通じたポジティブな経済的影響を創出し、この地域をより住みやすく、働きやすく、訪れやすい場所にするという当社の目標をより強めるものである」とコメントしている。
※「Dow Jones Sustainability Indices」は、大手信用格付会社である米国S&Pダウ・ジョーンズ・インデックス社が選定する、世界的なESG投資指標とされており2020年は323社が構成銘柄として選定された(日本からも日清食品ホールディングスなど39社が選定されている)。
【アメリカ】バリーズ社、米スポーツベッティング・プラットフォーム「Bet.Works」買収へ
Bally's Corporation to acquire US-based sports betting platform Bet.Works
https://www.yogonet.com/international/noticias/2020/11/19/55513-ballys-corporation-to-acquire-us-based-sports-betting-platform-betworks
バリーズ社はニュージャージー州、アイオワ州、インディアナ州、コロラド州のオペレーターにスポーツベッティング・プラットフォームを提供しているBet.Worksを1億2,500万ドル(約130億円)で買収することで合意したと発表した。買収後、バリーズは2つの事業に分かれ、「Bally's Casinos」として、バリーズブランドのゲーミング施設とエンターテインメント施設を運営し、「Bally's Interactive」としては、Bet.Worksのスポーツベッティング事業のすべてを含む、スポーツベッティングおよびiGaming(オンラインベッティング)を運営していくとしている。
【韓国】ソウルのカジノ ウイルス急増で「占領率20%制限」に
Seoul casinos to go ‘20pct capacity’ amid virus spike
http://www.ggrasia.com/seoul-casinos-to-go-20pct-capacity-amid-virus-spike/
ソウルの地元メディアの報道によると、韓国政府が感染防止対策のプロトコルを「レベル1」から「レベル1.5」に強化したため、仁川を含む韓国のソウル都市圏のすべてのカジノに対し、11月19日からゲスト数を各施設の最大キャパシティの20%に制限することが義務付けられた。韓国では18日時点で313件の新たなCovid-19感染者を記録した。
【カンボジア】アンコールワット計画 ナガコープの格付けをマイナス評価:ムーディーズ
Angkor Wat plan credit negative for NagaCorp: Moody’s
http://www.ggrasia.com/angkor-wat-plan-credit-negative-for-nagacorp-moodys/
香港に上場するカジノ投資家のナガコープ・グループがカンボジアのアンコールワット近郊都市、シェムリアップの土地権利を 3億5000万ドル(約365億円)で獲得した。50年間リースとなる。カンボジア政府関係者は、シェムリアップを含む「アンコールワット・エリア」ではカジノ開発が許可されていないことを繰り返しており、同社は2025年に第1段階でカジノを含まない「非ゲーミング統合型リゾート(IR) 」を計画している。
計画はホテル、水のテーマパーク、屋内のテーマパーク、水辺の開発、MICE、風土の市場やフードコートを含む。土地の総面積は75ヘクタール(およそ76万平方メートル)で、7年間のフリーレント期間があり無賃借り期間が満了すると、同社は最初のリース料として、毎年1平方メートルあたり0.60ドル(63円)を支払い、5年ごとに5%増額するとしている。
ナガコープは現在、約35億ドル(約3,656億円)の総費用をかけて、プノンペンのカジノを拡張中である。また、ロシアのウラジオストク近郊のプリモルクシー・クライ地方のカジノリゾートに投資を行っている。
格付会社のムーディーズは、4月にナガコープについて「安定」から「B1ネガティブ」と評価している。2020年第3四半期、ナガコープは2億3800万ドル(約248億円)のゲーミング収入を報告した。これは前年同期比で43%の減少となったが、前四半期から大きく回復した。ムーディーズのコメントでは「ナガコープが今後5年間、負債に頼らず設備投資計画を満たすのに十分なキャッシュフローを生み出すことを期待する。しかし、ナガコープが公表する配当金、60%が支払われた場合には、同社の流動性を圧迫されるだろう」と指摘した。
■関連記事
ナガコープ、アンコールワット近くの土地を取得、非ゲーミングIR計画(2020/11/16 GGRAsia)
NagaCorp gets land near Angkor Wat, plans non-gaming IR
http://www.ggrasia.com/nagacorp-gets-land-near-angkor-wat-plans-non-gaming-ir/
カンボジア政府は、アンコールワット付近でのカジノ禁止を繰り返す(2020/9/2 GGRAsia)
Cambodia official reiterates casinos barred near Angkor Wat
http://www.ggrasia.com/cambodia-official-reiterates-casinos-barred-near-angkor-wat/
ナガコープ、シェムリアップ、シアヌークビルで「IR」を探究中 (2020/8/28 GGRAsia)
NagaCorp exploring ‘IR’ at Siem Reap, Sihanoukville
http://www.ggrasia.com/nagacorp-exploring-ir-at-siem-reap-sihanoukville/
2020年11月18日(水)
【ラスベガス】リゾート・ワールド・ラスベガス オンラインで雇用募集開始
Resorts World Las Vegas now taking job applications online
https://www.yogonet.com/international/noticias/2020/11/18/55493-resorts-world-las-vegas-now-taking-job-applications-online
リゾート・ワールド・ラスベガスは、2021年夏のオープンに向けて、様々なポジションを募集するキャリアウェブサイトを開設した。この求人は、ホテル運営、飲食、カジノ、ナイトライフ、財務などを含む部門の管理職を対象としている。CEOのスコット・シベラ氏は「ラスベガスで6,000人の新規求人を創出するために、キャリアウェブサイトを開設し、採用活動を開始できる事に期待している」「10年以上にわたってストリップに建設された最初の施設として、リゾート体験を一から作り上げるだけでなく、ハードワーク、思いやり、誠実さ、忠誠心、ウェルネス、安全性という当社のコアバリューを共有できるホスピタリティの専門家による有能なチームを育成していきます」とプレスリリースで述べた。応募した求職者に対するセッションは11月30日にスタートする。
■RWLキャリアサイト
https://careers.rwlasvegas.com/
【アメリカ】カジノ・エンターテイメント・アワード 19日にオンライン開催
Casino Entertainment Awards to be streamed live Thursday
https://www.yogonet.com/international/noticias/2020/11/18/55496-casino-entertainment-awards-to-be-streamed-live-thursday
ラスベガスのエンターテイナーゾウイ・ボウイ氏(シンガーソングライター、デヴィッド・ボウイの息子)主催の全国の優れたカジノアーティストや経営者、会場を表彰する公式アワードCEA 2020(Casino Entertainment Awards)は、パンデミックのためライブストリームにて開催される。
■Casino Entertainment Awards
https://casinoentertainmentawards.com/
【マカオ】香港からマカオへの旅行緩和は感染症例無しの場合以外、14日検疫が必要
HK to Macau travel bubble needs 14 days of no cases: Ho
http://www.ggrasia.com/hk-to-macau-travel-bubble-needs-14-days-of-no-cases-ho/
マカオの最高経営責任者ホー・ヤッシン氏は、マカオは、香港からの旅行者について14日間検疫を免除することができるのは、香港に14日間連続してCovid感染者がいない場合のみであるとコメントした。
香港到着者のためのインバウンド要件について、立法議会で行われた政策演説の質疑応答で語られた部分の抜粋で「我々は本当に香港からの到着者を歓迎したいと思っている」「彼らの(香港の)状況は我々にリスクをもたらす。もし我々が今、彼らとの旅行関係を再開したら、中国にどう対処するのか?」と言及した。また、同氏は、香港からの感染症の流入が、マカオと中国との間で享受している現在の検疫なしの旅行緩和を危険にさらす懸念について語った。
現在、香港からマカオへの渡航を希望する香港人は、マカオ政府が指定した会場で14日間の到着時検疫を受けなければならない。また、同時に感染症検査結果が陰性であることを証明する証明書も必要となる。
<出典サイト>
Las Vegas Review-Journal
https://www.reviewjournal.com/
Yogonet
https://www.yogonet.com/international/
GGRAsia
http://www.ggrasia.com/
straitstimes.com
https://www.straitstimes.com/global
Focus Gaming News ASIA PACIFIC
https://focusgn.com/asia-pacific/