シーザーズ・エンターテインメント、米紙の「ベスト・コーポレート・シチズン100社」で72位に

JaIR編集部

 シーザーズ・エンターテインメントは5月22日、コーポレート・レスポンジビリティ(CR)マガジン誌の2019年度「ベスト・コーポレート・シチズン100社」に選定されたと発表。米ラッセル指数構成銘柄1000社を対象にした、環境・社会・ガバナンス(ESG)実績に基づく評価で72位に選ばれた。

 同リストは、環境、気候変動、雇用関係、人権、ガバナンス、財務、ステークホルダー・社会貢献の公開情報をもとに、260項目の環境・社会・ガバナンス(ESG)に関する開示情報や実績を集計し、順位付けしたもの。同社は、評価基準の3割以上を占める主要分野である環境と気候変動で、それぞれ15位と4位に選出されている。同社によると、温室効果ガス排出量の大幅削減など、環境サステナビリティーの向上への取り組みが評価されたという。

 同社の政府渉外および企業責任担当のエグゼクティブ・バイスプレジデントであるジャン・ジョーンズ・ブラックハースト氏は「シーザーズ・エンターテインメントは、人々や地域コミュニティの福祉を支えるという責任ある企業文化を構築し、環境保護へ主導的に取り組んでいます。弊社は『ピープル・プラネット・プレイ(PEOPLE PLANET PLAY)』を通じて各重点分野に力を入れており、その結果としてCRマガジン誌によりコーポレート・シチズンの名誉ある上位企業に選ばれるなど、業界を牽引する変化を作り上げています」と述べている。

 ピープル・プラネット・プレイの枠組みは、同社の企業責任への取り組みの指針として策定した。この枠組みでは、人々やコミュニティー、社会、環境に与える重要なビジネス・インパクトとして、11の企業責任の優先事項を掲げている。優先事項にそれぞれの目標を設定することで、総合的な企業責任の影響や貢献度を高めるとのこと。