MGMリゾーツ、ビル・ホーンバックル氏をCEO兼社長に任命することを発表

JaIR編集部

 MGMリゾーツ・インターナショナルは、現地時間29日、ビル・ホーンバックル氏が最高経営責任者(CEO)兼社長に選出され、直ちに発効したことを発表した。ホーンバックル氏は、長年にわたりMGMリゾーツの役員を務め、前会長兼CEOのジム・ムーレン氏が2020年3月に退任して以来、CEO兼社長の代理を務めてきた。また、ホーンバックル氏は、同社の取締役会のメンバーにも任命され、即時発効した。
MGMのプレスリリース
  MGMの取締役会会長のポール・セーラム氏は、「徹底的な全国調査の結果、理事会は、ビルがこれらの非常に困難な時代を乗り越え、より有望な未来へとMGMリゾーツを導くため適任であると、全会一致で判断をいたしました」と述べた。「目下において、ビルが直面したこと以上にリーダーシップを知らしめる試練はない。彼のベテランのグローバルな経験、知識の深さと安定した手腕は、当社の歴史の中で最も困難な時期に従業員、パートナー、ゲスト、株主に安心と自信を与えました。彼は目の前のチャンスを勝ち取った。」とコメントし、正式な発表となった。

 ホーンバックル氏は、「私は、長期的な回復、将来の成長および機会に目を向けて当社を率いることを光栄に思います。私は、現在の状況に多大な影響を受けている中で、何千人ものMGMリゾーツの従業員のことを特に念頭に置いています。彼らが会社の使命と安全に対し献身的に取り組んでいるおかげで、不確実な時代の中でも世界中のゲストに幸せなひとときとホスピタリティを提供することができます。私は、従業員の多大な業績、情熱、勇気のおかげで、今日、このようなリーダーシップの役割を担うことになりました。」と述べ、続けて「当面はこの新たな状況の中でで事業を継続しますが、基本的には、私は当社と業界の将来について非常に楽観的な考えを持っています。お客様とお互いを尊重しながら、最高の日々を過ごしていきたい。」とコメントした。

 ホーンバックル氏は、MGMリゾーツのCEO兼社長のほか、マカオでリゾート事業を展開するMGMチャイナ・ホールディングスのエグゼクティブディレクター兼取締役会長も務めている。

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