ゲーミングに懸念がある人を支援する「責任あるゲーミング」センター披露

　カナダの責任あるゲーミング協議会（RGC）とシーザーズ・エンターテインメントは5月15日、「第1回［関西］統合型リゾート産業展」で、責任あるゲーミングに焦点を当てた展示を実施すると発表。責任あるゲーミング（RG）機能を完備したRGセンターを披露する。同産業展の開催期間は5月15日〜5月16日で、会場はインテックス大阪。

　RGセンターは、ゲーミング会場に設置するオンサイト資料センター。RGの情報を提供し、来場者と従業員の対話を促進するような設計を実現したという。ゲームに関する情報に基づき、意思決定ができるようにインタラクティブな教育ツールを提供するなど、自身のゲーミングに懸念を持つ人を支援するとのこと。

　会場に設置するRGセンターは、ゲームから一息つきたい人や、情報や支援を探す人など、すべての人に居心地が良く入りやすい場所としてデサインしたとしている。実際の統合型リゾートのRGセンターにいるような感覚で、インタラクティブなツールを体験。シーザーズ・エンターテインメントが提供するRGの情報や冊子を入手できる。

　カナダの責任あるゲーミング協議会CEOであるシェリー・ホワイト氏は「日本でこれから発展していくIR産業の重要な展示会で、シーザーズ・エンターテインメントとともにRGセンターを披露できることをとても嬉しく思っています。ゲーミング会場内、もしくは隣接した場所で責任あるゲーミングの情報を発信することで、責任あるゲーミングはゲーミングの体験と一体化して認識されるようになります。このように計画の初期段階においてRGに関する戦略を最優先することは非常に重要であり、RGセンターがどのように機能するのか、直接体験していただければと思います。日本で責任あるゲーミングは優先度が高く、RGCとシーザーズ・エンターテインメントは日本での最良の実践モデルの確立のために、RGに関する議論にこうして参加出来ることを喜ばしく思います」と述べている。