ギャンブル依存症問題などを考えるイベント開催

JaIR編集部

 「責任あるゲーミング」シンポジウム実行委員会は5月8日、ギャンブル等依存症対策基本法で定める「ギャンブル等依存症問題啓発週間」にあわせて、「『責任あるゲーミング(Responsible Gaming)』シンポジウムin大阪」を開催すると発表。開催期間は5月15日〜5月16日で、会場はインテックス大阪国際会議ホール。

 本シンポジウムは、国・自治体・海外当局の取り組みを学ぶ「Day1」と、IRオペレーターの取り組みにフォーカスする「Day2」の2部制で構成。プログラムは以下のとおり。

【国・自治体・海外当局の取り組みフォーラム(Day1)】
・10時30分~10時40分:開会挨拶(「責任あるゲーミング」シンポジウム実行委員会実行委員長 谷岡一郎氏)
・10時40分~11時10分:「ギャンブル等依存対策について」(内閣官房ギャンブル等依存症対策総括官 中川真氏)
・11時10分~11時30分:「ギャンブル依存症対策の実際と課題」(大阪市立大学大学院医学研究科教授 井上幸紀氏)
・11時30分~12時30分:パネルディスカッション「これからのギャンブル等依存症対策はどうあるべきか?」(モデレーター:一般社団法人日本SRG協議会代表理事 西村直之氏、パネリスト:中川真氏、井上幸紀氏、長崎県長崎こども・女性・障害者支援センター所長 柿田多佳子氏)
・13時30分~14時00分:「マカオにおける責任あるゲーミングの実態と課題について」(マカオ大学経営学部コマーシャルゲーミング研究所所長兼IR&ツーリズムマネジメント専任教授 デービス・フォン氏)
・14時00分~14時30分:「シンガポールにおけるギャンブル依存症対策の実態と課題、今後の方向性について」(シンガポール精神衛生研究所法医学精神科シニアコンサルタント、元シンガポール国家依存症管理機構臨床責任者 クリストファー・チョク氏)
・14時30分~15時00分:「依存症の脳内メカニズム」(京都大学大学院医学研究科教授 村井俊哉氏)

【IRオペレーターの取り組み(Day2)】
・10時30分~11時10分:「『責任あるゲーミング』の実現に向けた課題と、IRオペレーターへの期待」(有限責任あずさ監査法人大阪事務所パートナー 内田聡氏)
・11時10分~11時40分:「ラスベガスにおける『責任あるゲーミング』への具体的取り組み」(ネバダ州ギャンブル等依存症問題に関する諮問委員会委員長、MGMリゾーツ・インターナショナル シニアアドバイザー グローバル・インダストリー・アフェアーズ アラン・M.・フェルドマン氏)
・13時00分~13時30分:「マカオにおける『責任あるゲーミング』への具体的取り組み」(メルコリゾーツ&エンターテインメント エグゼクティブ・バイスプレジデント兼 最高財務責任者、メルコリゾーツ&エンターテインメントジャパン代表取締役 最高責任者 ジェフリー・デイビス氏)
・13時30分~14時00分:クロージング講演「『責任あるゲーミング』を実現するための、安心・安全なまちづくりとは?」(綜合警備保障 常務執行役員 鈴木基久氏)

【「責任あるゲーミング(Responsible Gaming)」シンポジウムin大阪 概要】
・会期:5月15日〜5月16日
・開催場所:インテックス大阪 国際会議ホール(大阪府大阪市住之江区南港北1-5-102)
・主催:「責任あるゲーミング」シンポジウム実行委員会
・運営事務局:イノベント(〒107-0062 東京都港区南青山3-1-31 NBF南青山ビル2F)
・後援・協力:特定非営利活動法人 依存学推進協議会、一般社団法人 日本SRG協議会
・公式ページ:公式ページ
・参加要件:公式ページにある「シンポジウム参加申込フォーム」から申し込むこと