パブコメを経て「九州・長崎IR基本構想」が公表 日本で最初のIR開業を目指す

大谷イビサ(JaIR編集部)

 2020年4月6日、長崎県・佐世保市IR推進協議会は「九州・長崎IR基本構想」の概要版・全体版を公開した。英語版も用意されている。

 長崎県では、IRのあるべき基本的な方向性を示すものとして、2015年に「長崎IR構想骨子」を策定。2018年には有識者会議のRFI(長崎県・佐世保市IR導入にかかるアイデア募集)の結果も踏まえ、「九州・長崎IR基本構想(案)」が策定されている。今回公表された「九州・長崎IR基本構想」は1月末締切のパブリックコメントを反映した内容となっており、73ページにおよぶ全体版ではIR構想の位置づけや背景、九州・長崎県のポテンシャル、導入意義や目的、効果、懸念事項への対策、スケジュールまで幅広く網羅する内容となっている。

 あわせて「九州・長崎特定複合観光施設 区域整備実施方針(案)」も公表された。こちらは素案からの更新になり、修正事項も公表されている。

■JaIR関連資料DB一覧 (https://jair.report/archive/
■九州・長崎IR基本構想(概要版)(https://jair.report/archive/274/
■九州・長崎IR基本構想(全体版)(https://jair.report/archive/275/