大阪IR参入目指すMGMリゾーツ、農水省「日本食普及の親善大使」に任命

ASCII

(写真左から)在サンフランシスコ日本国総領事館 井龍総領事代理、MGMリゾーツ・インターナショナル チーフ・ホスピタリティ・オフィサー アリ・カストラティ氏

 日本MGMリゾーツは2月7日、MGMリゾーツ・インターナショナルのチーフ・ホスピタリティ・オフィサーのアリ・カストラティ氏が、農林水産省より「日本食普及の親善大使」に任命されたと発表した。1月30日に米国ネバダ州ラスベガスにて任命式がおこなわれた。

 日本食普及の親善大使は、農林水産省が海外における日本食・食文化のさらなる魅力発信を図り、日本産農林水産物・食品の輸出拡大に繋げるという目的のもと2015年から任命しているもの。本年度は、海外に拠点を置いて活躍している日本料理関係者17名が、2019年12月に新たに親善大使に任命された。1月30日にラスベガスで行われたネバダ州新年祝賀レセプションにおいて、在サンフランシスコ日本国総領事館の井龍総領事代理よりアリ・カストラティ氏に任命状が手渡された。

 MGMリゾーツ・インターナショナルは、ネバダ州ラスベガスに拠点を置くグローバル・エンタテインメント企業。同社は大阪・関西で統合型リゾート(IR)の実現を目指し、飲食や調達など各部門の責任者が日本全国の産地や漁港を巡り、各地の生産者や中小企業と意見交換を重ね、高い品質の生産物・製品を輸入。ラスベガスを初めとする米国内のリゾート施設のレストランなどで日本産の農林水産物を用いたメニューを提供するなど、日本食の普及に努めているという。