シーザーズ・エンターテインメント、新CEOにトニー・ロディオ氏が就任

JaIR編集部

 シーザーズ・エンターテインメントは4月16日(現地時間)、最高経営責任者(CEO)にアンソニー・トニー・ロディオ氏が就任したと発表。ロディオ氏は現在アフィニティ・ゲーミングのCEOを務めており、30日以内にシーザーズ・エンターテインメントに移籍する予定だという。ロディオ氏はラスベガスを拠点とし、取締役会の一員となる。

 ロディオ氏は、ハリウッド・カジノや、ハラーズ・エンターテインメントでさまざまな役職を歴任した後、トロピカーナ・エンターテインメントの社長兼CEOおよび取締役に就任。同氏の主導のもと、トロピカーナは同社史上もっとも高い成長期を迎え、業務効率の向上や、地方での拡大を原動力に売上が50%以上増加したという。トロピカーナ・アトランティック・シティの大規模改修や、米インディアナ州エバンズビルの水上から陸上営業への移行など、巨額設備投資プロジェクトも統括した。

 ロディオ氏は「シーザーズには以前から尊敬の念を抱いており、会社の未来についても希望的に見ています。私たちの業界は変革とチャンスの時を迎えています。シーザーズが成長や革新、価値創造の次の段階へと進む中、優れたチームを率いていくことを楽しみにしています」とコメント。

 シーザーズの取締役会会長を務めるジェームス・ハント氏は「ロディオ氏は優れた運営実績を持ち、定評あるリーダーシップにくわえ、業界に対する深い知識と専門性を有しています。この業界において事業の強化と成長を達成し、豊富な実績を持つ経営者として尊敬されています。ロディオ氏がそのビジョンと運営経験によってシーザーズの経営陣を主導し、シーザーズはこれまでと同様に、顧客が楽しめる環境、職員にとって心地よくやりがいのある職場を提供し、株主を含むすべての関係者に価値を提供していきます。取締役会の全役員は、当社の将来に向けた計画の評価および実行におけるロディオ氏のリーダーシップに期待しています」と述べている。