セガサミー、IR事業参入に向けてイギリスの建築事務所「Foster + Partners」と戦略的業務提携を締結

JaIR編集部

 セガサミーホールディングスは1月27日、イギリス人建築家のノーマン・フォスター氏が設立した建築事務所「Foster + Partners」と、戦略的業務提携を締結したと発表。

 Foster + Partnersは、サステナビリティーを主眼とした都市計画とデザイン・建築をグローバルで手がける建築事務所。これまでに香港上海銀行(HSBC)香港本店ビルや大英博物館グレートコート、アップル新社屋の建築を手がけたという。

 今回の戦略的業務提携は、セガサミーホールディングスのエンターテインメント業界における知見・ノウハウと、これまで建築の世界において数多くの革新的な取り組みを続けてきたFoster + Partnersの強みを共有して、IRにおける新たな価値を創造することが目的とのこと。

 特定複合観光施設区域整備法が成立し、IR導入の環境が整いつつある日本が、IRビジネスの中で他国との差別化を図るためには、世界の中でも圧倒的な存在感のあるIR施設を作り上げる必要があるという。

 セガサミーホールディングスは、Foster + Partnersとのパートナーシップを通じて、日本におけるIR事業参入に向けた取り組みを推進するとしている。また、国内経済の活性化や観光業における国際競争力の強化など、社会の発展に寄与する施設の開発・運営に取り組むべく、IRの新しい価値の提案に挑戦していくとのこと。