ウィンリゾーツが横浜に拠点設立 IRの区域整備計画の認定目指す

JaIR編集部

 ウィン・リゾーツ・リミテッドは12月11日、横浜にオフィスを設立すると発表した。所在地は、横浜ランドマークタワー18階(神奈川県横浜市西区みなとみらい2-2-1)。12月15日から業務を開始する。

 ウィン・リゾーツ・リミテッドは横浜を、同社が持つ資源と経験を最大限に生かせる候補地であると考えているという。今後はオフィスを拠点に横浜に経営資源を注力していき、同地におけるIRの区域整備計画の認定を目指すとしている。

 また、横浜市の関係者および市民の意見に耳を傾け、日本のパートナー企業ともしっかりと協業していきたいと考えているとのこと。

 ウィン・リゾーツのCEOであるマット・マドックス氏は、「ウィン・リゾーツが目指すIRは、リゾート単体の利益を追求するものではなく、世界からお客さまを呼び寄せる、日本のショーケースとなるものです。地域の魅力を高め、再訪者の数を増やしていく“都市型IR”であり、横浜のさらなる発展に寄与することでしょう。私たちは、これまで日本各地の候補地の調査、検討を慎重に進めてきましたが、横浜にはすでに多くの魅力的な観光施設があるほか、MICEとしてのポテンシャルも高く、世界中からの観光客の日本滞在時の拠点となりうる場所だと考えています。この素晴らしい横浜という場所に日本での拠点を持つことで、これまで以上に真摯で密な対話が可能となると考えております」と述べた。