大阪府・市は6月から独自に行なっているIRのコンセプト募集に3事業者が応募してきたことを発表した。応募したのは、米国のMGMリゾーツ・インターナショナルとオリックスの共同チーム、シンガポールのゲンティンシンガポール、未公開希望の3事業者。大阪の事業者選定は事実上、この3社に絞られることになる。
記者会見にのぞむ大阪市の松井一郎市長
IR実施法の正式公募に先立って、大阪府・市が募集したIRコンセプトでは施設の概要や運用方針、ギャンブル依存症への対策などが含まれており、6月の段階では7事業者が参加登録を行なった。しかし、8月末の横浜市のIR誘致を表明すると、ラスベガス・サンズが大阪撤退を表明し、東京・横浜へのフォーカスすることを発表した。先日、香港のメルコリゾーツ&エンターテインメントも横浜
2019年9月19日の記者会見において、大阪市の松井一郎市長は、「事業者もやはり会社である以上は、利益を求めていく。日本の3カ所に、どのように立候補していくのが最適なのかを判断しているとんだと思います。ちょうどいいくらいの数で分配されてきたのではないか」とコメントした。一方で、大阪府・市が事業者に求めている地下鉄中央線の延伸費の一部の負担に関しては現時点で見直す考えはないという。
関連サイト
大阪へのIR誘致(大阪市)
https://www.city.osaka.lg.jp/irsuishin/page/0000409560.html