メルコリゾーツ&エンターテインメント・リミテッドは9月18日、日本で統合型リゾート施設(IR)を開発する候補地として、横浜市に注力すると発表した。同社は現在、横浜市におけるIR計画の策定に注力する専任チームを拡大しているという。横浜オフィスをみなとみらい地区の近くに開設予定とのこと。
同社は、日本初のIR施設の建設地に横浜がふさわしいと考え、活動してきたという。横浜F・マリノスとの長期パートナーシップ契約の締結や、2018年から横浜市内で開催された地域イベントを通して、横浜市と発展したいとする意思も表明していたとする。
同社は今回の発表にともない、大阪市に夢洲におけるIR建設に向けた「事業構想公募への参加」を中止することも伝えたという。
同社のローレンス・ホー会長兼最高経営責任者は「『横浜ファースト』とは、優れた専門家と人材で構成する素晴らしいチームが、世界でも類を見ない最高のIRを横浜市に実現するために力を結集する計画です。このチームには、横浜の未来に貢献し、同市が国際的な観光地としてさらに発展していくことに寄与する活動を行うための十分な準備ができております。そしてメルコは横浜市およびその地域一帯にふさわしいパートナーとなるべく努力してまいります」と述べている。