ギャラクシー・エンターテインメント・グループ（GEG）は、「GEG 日本-マカオ統合型リゾート・マネジメント・メンターシッププログラム」を実施すると発表。8月26日から3週間、マカオで開催する。
本プログラムは、統合型リゾート（IR）を含む日本のホスピタリティー産業における人材育成を目的としたもの。IR施設における実地研修を通して、IRの学術的な知見や運営方法を含む専門的なスキルを学ばせる試みで、今年で2年目を迎える。
2018年は、東洋大学の協力により試験的プログラムが実施され、同大学生が参加。2019年は、参加する学術機関・企業と参加者数も拡大し、東洋大学、京都産業大学、福岡大学、オークラ ニッコー ホテルマネジメントが参加する予定とのこと。
今回のプログラムでは、GEGのフラッグシップ施設である「ギャラクシー・マカオ」において飲食およびホテルのマネジメント、エンターテインメント、リテール、イベントマネジメント、マーケティング、CSR活動などIRの運営について総合的に学ぶことができるという。
GEGでは、日本政府が掲げる成長戦略の柱のひとつである観光産業の継続的発展へ貢献することを心がけており、来年度以降も、日本とマカオの教育機関および企業と協力し、同プログラムをさらに発展・拡大していく予定とのこと。
またGEGでは、マカオの若者が海外、特に日本で同様の経験が出来る「GEGマカオ―日本IRインターンシッププログラム」についても計画しているとのこと。
このプログラムは、マカオの学生が日本で6ヵ月間のインターンシップに参加し、観光学研究機関でホテルマネジメントを学ぶもの。日本とマカオの学術機関・企業との協力のもと、2020年初頭以降に予定しているという。