過去の新聞記事も検索できる反社会的勢力データベース「SP RISK SEARCH」

JaIR編集部

 エス・ピー・ネットワークは7月24日、反社会的勢力データベースプラットフォーム「SP RISK SEARCH(エスピー リスク サーチ)」を、会員企業向けに提供すると発表。8月5日から開始する。

 SP RISK SEARCHは、反社会的勢力の属性に特化した公知情報の国内データベースを検索したり、インターネット上の風評などを検索したりすることが可能。さらに過去30年以上蓄積された全国紙・地方紙の新聞記事が収録されており、日本各地で発生している事件・事故の記事を簡単に確認できるという。

 また今後は、海外各国や各機関の制裁リストならびにPEPsリスト(Politically Exposed Personsリスト。外国政府等において重要な公的地位にある/あった者、その家族、実質的支配者がこれに当たる法人)についても、本プラットフォームで検索できるようになる予定とのこと。

 統合型リゾート(IR)実施法案が可決し、早ければ2022年からIR施設が開業するとされる中、その健全な建設・運営には海外の危機管理情報も重要となる。この機能はそれを見越したもの。

 これらの海外の危機管理情報については、簡易検索版「グローバル・スクリーニングLite」として、今夏から会員企業向けに提供を開始する予定。