ラスベガス・サンズ、前年同時期と比べ純利益が63.9%増

JaIR編集部

 ラスベガス・サンズは7月24日(現地時間)、2019年第2四半期実績を発表した。

 今回の発表によると、2018年の第2四半期実績と比較し、連結純売上高は0.9%増の33億3000万USドル。純利益はサンズ・ベツレヘムの売却益5億5600万USドルを含め、63.9%増の11億1000万USドルとなったとのこと。

 連結調整後プロパティーEBITDAは3.3%増の12億7000万USドルで、マカオの調整後プロパティーEBITDAは2.0%増の7億6500万USドル。保留正規化調整後プロパティーEBITDAは1.9%増の7億4400万USドル。シンガポールのマリーナベイ・サンズの調整後プロパティーEBITDAは3億4600万USドル。保留正規化調整後プロパティーEBITDAは3億8400万USドル。

 そのほか、ラスベガスでの営業中の資産については、調整後プロパティーEBITDAは1億3600万USドルとなっている。今回の結果について、会長兼CEOであるシェルドン・G・アデルソン氏は、以下のようにコメントした。

シェルドン・G・アデルソン氏 コメント
「第2四半期にも確実な実績を挙げることができ、連結の保留正規化調整後プロパティーEBITDAは 13億ドル近くに達しました。アジアでの今後の大きな成長機会を見込んでおり、今年のマカオ・フォーシーズンズ・タワースイート完成、2020年から2021年に予定しているザ・ロンドナー・マカオ完成、およびそれ以降に計画しているシンガポールでのマリーナベイ・サンズの拡張によって、当社はさらに躍進することが出来ると考えております。また大阪を含めて新たな市場での開発機会も積極的に追求しています。ラスベガス・サンズは業界をリードする強固な財務基盤を維持すると共に、株主の皆様への継続的なリターンの提供を引き続き推進してまいります。」