マカオ訪問者数は前年同期比21%増、ギャラクシー・エンターテインメント・グループが発表

JaIR編集部

 ギャラクシー・エンターテインメント・グループは5月16日、3月31日までの3ヵ月の監査前主要財務データを発表した。金額は明記がない限り、すべて香港ドル。

 マカオ市場では、2019年第1四半期のマカオのグロスゲーミングレベニューは、739億香港ドル(前年同期比0.5%減、前四半期比3%減)。VIPのグロスゲーミングレベニューは、361億香港ドル(前年同期比13%減、前四半期比11%減)だった。グロスゲーミングレベニューは全面禁煙の導入と、地方および地域のカジノの競争激化による影響を受けたという。

 2019年第1四半期、マカオへの訪問者数は前年同期比21%増の1040万人で、中国本土からの訪問者数は前年同期比24%増だった。宿泊客は前年同期と比較して9%増加し、訪問者数全体の46%を占めている。宿泊客の平均滞在日数は2.2日。グレーターベイエリア内の都市からの訪問者数は、前年同期比17%増の140万人だった。

 ギャラクシー・エンターテインメント・グループ決算の状況では、グループの純売上高は130億香港ドル(前年同期比8%減、前四半期比8%減)で、調整後EBITDAは40億香港ドル(前年同期比8%減、前四半期比8%減)。ギャラクシー・マカオの調整EBITDAは30億香港ドル(前年同期比7%減、前四半期比12%減)だった。スターワールド・マカオの調整後EBITDAは9億4900万香港ドル(前年同期比5%減、前四半期比6%増)となった。ブロードウェイ・マカオの調整後EBITDAは1500万香港ドル(前年同期比15%増、前四半期比88%増)。

 GEGの調整後EBITDAは、プラス要因で約1億1100万香港ドル増加した。第1四半期の平準化調整後EBITDAは39億香港ドル(前年同期比12%減、前四半期比9%減)だった。