<IR用語集・基礎知識> ギャンブル依存症

JaIR編集部

ギャンブル依存症とは、ギャンブルがやめたくてもやめられない状態。ギャンブルを持続的に繰り返すことで、貧困、失業、家族関係の崩壊など、社会的に望ましくなく自分に不利益なことが起きているにも関わらず、ギャンブルを続けてしまう病的な心理状態を指す。医学的には、ギャンブル障害(Gambling Disorder)や病的賭博(Pathological gambling)と呼ばれる。
 
ギャンブル依存症は、ギャンブルを繰り返すことで、脳内快楽物質(ドーパミン)の刺激に脳が慣れてしまい、より強い刺激を求めるようになることで行動がコントロールできなくなる病気。専門医による治療を必要とする。
 
政府が公共政策として設置を進めているカジノと集客施設が一体化した日本型IR(統合型リゾート)においては、ギャンブル依存症防止のために、日本人に対してカジノ施設への入場回数に制限を設けるほか、IR事業者にギャンブル依存症防止のための対策を義務付ける方針だ。
 
(関連リンク)
厚生労働省 依存症対策
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000070789.html